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【すごくよかった】1歳児と母、初めてのディズニーランド②

運転初心者の母が勇気を出して1才の娘をディズニーに連れて行ったらとても楽しかったというお話のつづき。

【前回の記事】


PM13:00 ベビーセンター利用

入園から2時間にしてようやくトイレにたどり着く。
初めてのベビーセンター

潤沢に並べられたおむつ台で無事におむつ交換。
もうこれで大丈夫。

ホッと一安心したところで、「アプリを一度も活用していない」という事実に気が付く。
外は雨だし、何かサクッと楽しめるものはないかしらと物色していると、ミッキーのマジカルミュージックワールドが当たってしまった。

娘氏、1歳初入国にして人気のショーを当てるという快挙。なかなかヒキが強い。
※抽選画面で「子どもはオヒザの上で鑑賞」を選んだのと、ショーまで1時間切ったタイミングだったのが良かった?

雨の中、軽快な足取りでファンタジーランド・フォレストシアターへ向かう。

PM13:40 ミッキーのマジカルミュージックワールド

開園前から前のめり

30分弱と内容たっぷりのショー。果たして1歳児は最後まで鑑賞することができるのか?と不安はあったものの、通されたのはラッキーなことに2階の端っこ席。
いつ何時も忍びのように脱出することができることに安堵。

が、母の心配も杞憂に終わる。
娘、もう見るからにワクワクを隠せないでいるのである
一生懸命クビを伸ばしてステージを眺めたり、隣のカップルのお兄さんに話しかけたり(in宇宙語)。

そんなこんなしているうちに開演。
私の膝の上で精いっぱい体を縦に伸ばし、食い入るようにステージ上に視線を注ぐ娘。
プリンセス一人ひとりに手を振り、曲の終わりには必ず拍手(テレビにも拍手する人)。
あっという間の30分間であった。
母の腰も休まり満足。

マジカルミュージックワールドを出てからは、入園後3時間にしてようやくアトラクションタイム。
カントリーベアシアター、イッツアスモールワールド、プーさんのハニーハント、ときどきショッピング。

1歳だから、のんびりおすわり系のアトラクションのみ。
これがまたいい。非常に良かった。

アンヨが達者になった1歳児。
あんなに小さかったはずの娘は、いつしか自分の足で遠くまで歩けるということを学び、そのせっかくの才能を、日々家中の棚をよじ登ったり、高く柵で囲った進入禁止エリアを突破するために使ったりして、私を困らせるばかりになった。
最後に娘をゆっくりと膝の上に乗せた日はいつだっただろう?もう思い出せない。

今、私の膝の上でクマたちの歌に目をキラキラさせている娘は、ポニーテールが母の鼻元をくすぐるほどの高さになっている。
この瞬間、じんわりと思うのだった。あぁ、勇気を出して冒険に出てみてよかったなぁと。私は愚かな母なので、外に出てみないとなかなか実感できないものというのが結構あるのだ。

しんみりすることばかりではない。
イッツアスモールワールドが最高だったという話。

まず、出航シーンにピノキオとジミニ―クリケットが現れた。
どこからともなく、突然現れたのである。
舟が動き出してからも乗客たちは当然ピノキオのサプライズ登場についての話題で持ち切りであり、しばらくアトラクションどころではない雰囲気での体験となった。

また、舟を降りると今度はキャストさん達の花道に遭遇。
6~7名ほどのキャストさんが出口付近の通路で「お帰り~!」と歓迎してくれた。気分は皇室である。
さらにはウワサの1st Rideステッカーを頂いてしまった。
もう至れり尽くせりである。
世界はひとつだよ。

なんとかマウンテンだけじゃないのね、このステッカー


PM16:30 帰路へ

ファンタジーランドを満喫したところで、時刻は16:30。
名残惜しいが体力が限界なのと帰りの首都高が恐怖なのでおみやげを見つつゲートへ向かう。
夫にはフリクションの3色ペンを購入。ギラギラしててかわいい。ディズニーの文房具はとても優秀なので、おみやげにはペンを選ぶことが多いです。

金属光沢がお好きな紳士におすすめギラギラペン


娘には、初入園の記念にNAKAYOSHI CLUBのマグカップを購入。これ、もう手に入らないと諦めていたのに…!ありがとうディズニー。ありがとうオリエンタルランド。

私と夫がこのマグを愛用しているので、娘にもと即決。
娘が大きくなったらこれでココアを飲ませるのだ。ふははははは。

これで3つそろった
裏側もかわいいの


PM19:00 帰着

首都高の渋滞に巻き込まれながら19:00に帰着。
涼しい顔して夫の帰宅を待ち受けようという作戦は失敗に終わり、浦安に現実逃避していた旨をあっさりカミングアウト。
夫は私の運転オンチをよく知っているので大変に驚いていた。

穏やかな夜である。
ため息ばかりついて、何かが限界のラインを超えそうだった昨日の自分がウソのように、心がのびのびとしている。
そして、恐怖の首都高を攻略したことで、母として一歩成長したような誇り高い気分も否めない。

娘と過ごす毎日の小さな幸せを忘れかけてしまいそうなときは、またディズニーランドにお世話になろうと思う。

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