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[BIG POTENTIAL] 孤独に自己規律をやるより、仲間と一緒に進めば想像よりも早く目標達成できる

今年の2月より、高校時代の友人を誘って自己規律チームを結成した。

LINE名は「The Brotherhood of Strength強き男の兄弟団)」
このグループを続ける意味を、改めて言語化してくれた書籍がこちら。

ビッグ・ポテンシャル 潜在能力を最高に引き出す法 人を成功させ、自分の利益も最大にする5つの種』著/ショーン・エイカー 訳/高橋由紀子

なぜ自分だけで自己規律をしてはならないのか、
なぜあえて日々の取り組みをシェアする必要があるのかという問いへの答えとなった。

私自身、困難に陥った時や精神的に落ち込んだ際に人との交流を避け孤独になる弱みがあることを自覚している。

だからこそ、一人ではなくチームでやることに意義を見出すことができた。

本書籍では個人が自身のポテンシャルを一人だけで発揮できることはできないということを力強く論じている文章が並び、数々の研究結果や世界中での具体例を交えて、痛快に「Don't Win Alone, Don't Lose Alone」精神を思い出させてくれた。

「幸福」というのは目に見える氷山の一角に過ぎない。以前の調査では「あなたはどのくらい頭がいいですか」「どのくらい創造性があると思いますか」「どのくらい一生態命働きますか」などと、個人に関する質問しかできなかった。しかし今では、もっと拡大した質問ができる。「周りの人たちの能力を伸ばす努力をどのくらいしていますか」「周りの人の創造性をどのくらい刺激していますか」「あなたのやる気がどのくらいチームや家族に伝染していますか」「周りの人たちの立ち直りをどう支援していますか」などこのような質問を積み重ねていくと、最大の成功というのは単独で存在するものではないことが見えてくる。研究を進めるにつれ、人のポテンシャルに含まれるあらゆる特性ー知性、創造性、リーダーシップ、人格、意欲などはすべて、他者と複雑につながっているということがわかってきた。したがって、人が健康面、感情面、精神面で本当に輝くためには、幸福を追求する方法も、その人のポテンシャルを追求する方法も、変える必要がある。いちばんになろうとするのではなく、周りの人たちと一緒に強くなることを目指すべきだ。

イタリアの詩人チェーザレ・パヴェーゼはこう書いている。「われわれは日々を覚えているのではない。瞬間を覚えているのである」。私はさらにこう付け加えたい。これらの意味ある瞬間を思い出せば思い出すほど、そこからより多くの価値を取り出すことができる。

仕事でも何でも、何かがうまくいったのに、それを可能にしてくれた人たちと共に祝わないのなら、それは勝利とはいえない。無意識のうちに、勝利は1人のものだと考える「限定ポテンシャル」のマインドセットになってしまっている。最大ポテンシャルとは集合的に実現するものであり、その勝利は当然みなで祝うべきものである。

何か成し遂げたい目標や結果があるのなら、是非身近な人に声をかけたりSNSで仲間を募るといいだろう。

あなたが思ってるよりずっと早くそこへ辿り着くことができるようになるはずだから。

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