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いつになっても英語を記憶する方法 「発音を最初に学ぶ」とどうなるか

前回は、日本で外国語を学ぶ際に教わらなかったであろう3つのことをお伝えしました。

今日はそのうちの1つ、「発音を最初に学ぶ」ことについてです。
発音の「音」から始めると記憶しやすくなります。

単語を記憶に定着させたいポイントときは、4つあります。

1つ目は、「文字の並び・単語の長さ」

例えば「opple」と書かれた文字があるとします。一見すると、あまり見たことない文字(英語)だな。これは「apple」なのではみたいなふうになるところがあるかもしれません。これは文字の並びを覚えているからこそ生まれてくるものです。


2つ目は、「音のレベルでの処理」

「apple」と「cupple」みたいなところです。この二つの単語の意味は違いますが、発音が違うなというところで、「音のレベルで記憶」しているということです。

こういう音の対になるものを、ミニマルペアといいます。このミニマルペアを無数に結び付けて発音しながら進めること、1と併せて行うことで、かなり覚えやすく記憶にも定着しやすいものにつながっていきます。

この1、2を繰り返していくと、洋画のドラマを鑑賞していると、最初に外国語の発音と音が分かるようにります。ぜひ試してみてください。


3つ目は、「概念」

さらに1,2にと進んで「概念」。英語ではconceptです。
2つ。具体的なものと抽象的なものがあります。
具体的なものは、Apple ,pineapple ,tuckle buckle等です。
抽象的なもので、Askul。これは、日本にも展開している事務関連の会社、askulさんです。

単にaskulだと分かりにくいと思いますが、askulというのにはいろいろな意味合いがつけられています。「会社」、「事務用品がすぐに届く」、「便利」「上場会社」等になりますか。

appleは以前は小学生くらいだと、fruitsの一つだったと思います。
2021年3月。今や小学生でもApple computer を知っていますので、apple はconceptを含めて意味合いがあがってるわけです。さらにApple tipのM1となると、最近Appleが独自開発したCPUとなり、抽象度があがるわけです。ここまでいくとさすがの小学生も何だろうとなります。

4つ目は、「個人的なつながり」

1,2,3を行い、さらに個人的なつながりができると更に記憶に定着されやすいです。「apple」は、fruitものも含めて、ビートルズのレーベル会社。会社のAppleはsmartphoneも身近にありますし、普段使われている方は、smartphoneを扱っているAppleとして記憶しやすいはずです。

最近、かけていた曲にpineappleが出てきました。
この曲は南国のtropicalなものを唄ったものではないですが、その曲の中でつながりができています。

Asukruは、小中学生は普段使う機会が少ないと思いますので、普段、家族で使用していないのであれば覚えずらいかもしれません。

日本で英語学習というと、単語・文法を覚えてという日本語で学習の流れができあがっていることが大半です。これらは受験やテストが終わった後、リアルに使えなかったり、点数スコアだったとしても中々ニュース記事が読めないなということがあったと思います。それはなぜかというと、脳の記憶系のというところに「スコア用の英単語」が放り込まれただけで、音やその言葉の持つ意味合いやつながりがconnectされてなかったからです。
(読み方についてはもっとありますが割愛しています)


それは、上記のような1~4までの流れでやっていたわけではないので、記憶に定着されにくかったといえます。


以上、今日は学習する際に記憶しやすいポイント、「発音」を先に学ぶことについてでした。

お読みいただきありがとうございました。

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