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テニスは〇〇のスポーツ。パデルは?

今日は「パデルってどんな特徴があるスポーツ?(がっつりパデルしてる人編)」というお話です。

【パデルってどんなスポーツ?】
テニスはよく「確率のスポーツ」とか言われます。
画像のようなそのまんまのタイトルの本もあります。
この本自宅にあるので興味のある方は私に声かけてください。
ただ大事にしている本なので、プリングルス食べながら読む方にはお貸しできませんw
パデルはどうでしょうか。
私はパデルを「ディフェンスのゲーム」と教わりました。
2018年WORLD PADEL TOURベストコーチ賞を受賞したあるコーチは、
「パデルは基本的にディフェンスとカウンターアタックのスポーツ
と言っています。
そのコーチはさらに、「パデルはネット近くで攻撃すれば必ず有利な結果が得られるとは限りません。これはアマチュアや女子の試合ではさらに明らかになっています」とも述べています。

【なぜ中年が活躍できるのか】
テニスは、
「打ったボールがネットを超えて、あらかじめ定められている相手コート内におさまらないといけないことと、スコアリング方式」
が確率のスポーツと言われる所以で、パデルは、
「打ったボールがネットを超えて、あらかじめ定められている相手コート内におさまらないといけないうえに、壁の跳ね返りがあることとスコアリング方式」
がディフェンスやカウンターのスポーツと言われる所以だと私は解釈しています。
ちょっと面白いデータを。
WORLD PADEL TOURの男子トップ20の中に35歳以上が5人。
そして女子のトップ20の中にも同じく35歳以上が5人いるんです。
もちろんこれにはいろいろな要因が考えられますが、パデルがディフェンスやカウンターのゲームだということは大いに関係している証拠だと思っています。(理由は後述します)
そしてさらに興味深いのは、男子のその5人は全員デュースサイドです。
デュースサイドに求められるものとは?
まだご存じでない方はこちらをご覧ください。
http://japanpadel.net/archives/34609069.html

【結局これに戻ってくる】
色々繋がってきますね。
「試合に勝つ」「息の長い選手になる」「年齢を重ねてもパデルを楽しむ」、これらを満たすにはどうやらディフェンスとカウンターは覚えたほうが良さそうです。
ダメ押しをもう一つ。
先ほどのコーチはこうも言っています。
「ネット前でポイントを獲得するには、相手に十分なプレッシャーをかけ簡単に得点できるボールを相手に打たせなければならないので、肉体的な努力がとても必要になる。心肺機能や身体状態が最後のウイニングショットにたどり着けるような適切な体調でなければならない。そうでなければ“生まれ変わって”20歳の頃に戻るか、実際の自分の体調や身体能力に合わせてプレーのシステムを適応させるしかありません。結局は“自分の限界に合わせてプレーする”しかないのです」
私は自分の能力を限界以上に引き上げようとするのが練習で、自分の能力の範囲内でプレーするのが試合、だと思っています。
ちょっと補足します。
これにはまず自分の今の限界を知ることが必要なのと、限界を超えるといっても超え過ぎてはいけません。
自分の今の限界の2,3%だけ上のレベルで練習すれば十分です。
これはおとといテニパデラボ(Nexusスポーツ事業部のオンラインサロン)の記事で書いた「誰でも確実に上手くなる方法」の中の“正しい努力をする”と繋がります。
頑張れば頑張るほどいいわけでもなく、レベルが高いことをすればいいわけでもないということです。
あくまでも「あなたの今の現状のほんの少し上」の努力でいいのです。
ここが意外と分かってない、分かろうとしない、興味がない、分かったつもりでいる人が少なくない。
最近何の話をしても結局ここに戻ってきてしまうのは反省しなければなーと思っていますが、やはりこの部分は上達するうえでの入り口だと思っているので、ドリカムばりに何度でも伝え続けようと思います。
そしてこれらが自分でわからない人は指導者に相談してください。
客観的な視点でアドバイスもらえますよー。
ではまた。

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