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ブランディングで社会の課題を解決したい | ハイライツ下川大助

こんにちは、ハイライツ代表・下川大助です。
 
昨年も、たくさんの楽しくチャレンジングな仕事に恵まれ、大変充実した1年を過ごせました。これまでの仕事や自分自身の経験から培ってきた知見を、今年はnoteでも発信していきたいと思います。
 
ご存知のかたもいらっしゃるかと思いますが、私は、デザインプロダクション勤務・フリーランスを経て、2010年に設立したブランディングデザインカンパニー「ハイライツ」の代表を務めています。加えて、北九州クリエティブディレクター、東京造形大学での非常勤講師、文化庁地域創出事業コーチアドバイザーとしての活動も行っています。
 
今日は2023年最初の記事ということで、私の最も軸となる「ブランディング」について、少しお話しをさせてください。

「ブランディング」とは軸となる世界観を作り出すこと

私が経営している「ハイライツ」は、ブランディングを得意とするデザイン会社です。社名のハイライツ(highlights)は「光をあてる」という意味で、私たちの使命はブランドを輝かせることです。ブランディングとは、単にモノやサービスの消費を促すマーケティング手段ではなくて、軸となる世界観を作り出すものだと考えています。表面的なロゴやデザインを作って終わりではありません。だからこそハイライツでは、徹底したヒアリングを行い、ときには本音でぶつかり合いながらクライアントとチームとなって並走し、さまざまな企業やサービスのブランドの世界観を作り出してきました。

ブランディングで地方の課題を解決する

企業や商品のブランディングを多く手がける中で、この手法を地方の課題解決にも役立てられるのではないかと考えるようになりました。
私は福岡県太宰府市で生まれ育ち、何かしらの形で地元に貢献したいという思いがずっとあったのです。そんな時、同じ福岡県の北九州市でクリエイティブディレクターを募集していることを知り応募したところ、採用いただけました。

北九州市の主要課題は、20~30代の若者・子育て世代の人口流出です。私は実際に、北九州市に何度も足を運び、市民の方々と交流しながら、どうすれば若者層を惹きつけて定住・移住につなげられるのか、未来志向の都市イメージを新たに創造できるのかを考えました。
そして、誕生したのが「New U」という新たな都市ブランドです。移住支援、複業・兼業推進、スタートアップ支援、企業誘致、女性活躍推進、子育て支援などの各事業でこれまで点で発信されていたものが、「New U」というブランドの軸をもとに1つのメッセージとして届けられるようになりました。
 

「ブランディングデザインカンパニー・ハイライツ」を確立する2023年に

このように、世界観の軸となるブランドを固めることで、事業の一体感を作り出せますし、発信力も格段に高まります。ブランディングには課題を解決し、みんなを喜ばせ、発展させる力があるのです。
 
ブランディングを通して、困っている人・企業・まちの課題を解決していきたいという思いは年々強くなっています。さらに、今後はこれまでの経験をもとに、グラフィックデザインを軸としたブランディングだけではなく、地方創生のプロデュースをしたり、オフィスを作ったり、コミュニティをつくったり、イベントをしたり…手段に制限をつけず、活動範囲も広げていきたいです。そのためには、さまざまな価値観・文化を理解し自分の引き出しを増やしていくと同時に、私がいつもメンバーやクライアントに伝えている「みんなで考え、みんなで作る」ということも改めて大切にしていきたいと思います。
 
徹底的に寄り添ってくれて、本質をとらえたブランディングで課題を解決してくれる「ブランディングデザインカンパニー・ハイライツ」を確立する、2023年はそんな1年としたいです。

ハイライツHP

今後の発信テーマについて

冒頭でも宣言した通り、2023年はnoteでの発信にも力をいれていきます!
今後は以下のようなテーマでの発信を考えています。
 
・北九州ブランディングの現場で起きていること
・NewUを展開する中で起きた人々の反応や変化(市民、役所、議員など)
・次のカルチャーを創るクリエイターとのプロデュース事業
 (ShihoSo、NightTempoなど)
・若手デザイナーの人材育成(非常勤講師としての活動)
・クリエイターの働き方の変化、他拠点生活
・私の考える良いブランド、良いロゴとは
・アートとブランディングの関係
 
ほかにも、こんな話が聞きたいなどありましたらぜひ下川まで直接リクエストください!


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