下川大助 (highlights inc.)

ハイライツ代表。「ブランディングとは軸となる世界観を作り出すこと」をモットーに、企業ブ…

下川大助 (highlights inc.)

ハイライツ代表。「ブランディングとは軸となる世界観を作り出すこと」をモットーに、企業ブランディング支援多数。カンヌライオンズ、グッドデザイン賞。近年は、北九州市クリエイティブディレクター/東京造形大学非常勤講などでも活動。//https://www.highlights.jp

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    ブランドを輝かせるデザイン会社「highlights inc.(ハイライツ)」のマガジンです。

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北九州市の独自の文化を国内外のアーティスト達とともにアップデートする試み

2021年3月24日にスタートした「ニュー北九州市シティ」プロジェクト。「ニュー北九州市シティ」プロジェクトとは、北九州に根付く文化を多彩なクリエイターたちによってリブランディングし、次の北九州カルチャーを作っていく試みです。 北九州発祥の「角打ち」を取り上げた第1弾、コロナ禍の10代を交えた写真展を展開した第2弾を実施してきましたが、2月22日から「夜景」をテーマに第3弾を展開しました。 今回は、この第3弾についてお話します。 (▼2年前に投稿した記事ですが、「ニュー

    • 北九州・福岡⇄東京 「プチ二拠点生活」のススメ

      私が、一昨年より北九州クリエイティブディレクターをやっていることは以前の投稿でも少し触れました。 「で、実際どれくらいの頻度で北九州市に行ってるの?」とご質問を頂くことが多いので、今日は私の二拠点生活のご紹介とともに、拠点を増やすメリットについて書いてみます。 「下川流」プチ二拠点生活は、癒しよりも刺激を求めて私の場合、東京⇄北九州&福岡を月に2回ほど往復し、1回の訪問で3日間は滞在しています。ただ、向こうにも自宅があるわけではないので、「プチ」二拠点生活といったところ

      • ブランディングで社会の課題を解決したい | ハイライツ下川大助

        こんにちは、ハイライツ代表・下川大助です。 昨年も、たくさんの楽しくチャレンジングな仕事に恵まれ、大変充実した1年を過ごせました。これまでの仕事や自分自身の経験から培ってきた知見を、今年はnoteでも発信していきたいと思います。 ご存知のかたもいらっしゃるかと思いますが、私は、デザインプロダクション勤務・フリーランスを経て、2010年に設立したブランディングデザインカンパニー「ハイライツ」の代表を務めています。加えて、北九州クリエティブディレクター、東京造形大学での非

        • 北九州市の都市ブランド「New U」に込めた想い。

          福岡県北九州市の新たな都市ブランド「New U」が7月2日に発表されました。これは新しいことに挑戦しやすい街であることをアピールし、若者層の定住・移住を促すことを目的とした取り組みです。新聞やテレビなどに取り上げられるなど、大きな反響をいただきました。そこでクリエイティブディレクターを務める私から、この都市ブランド「New U」がどのような考えのもとで生まれたかをお伝えしていきます。 まずは課題やターゲットを掘り下げ、新たな都市イメージを模索していきました。 福岡県出身の私

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          「ニュー北九州市シティ」プロジェクトを始めた理由。

          3月24日、「ニュー北九州市シティ」プロジェクトが始まりました。これはアジアの新世代アーティストたちに北九州市ならではの文化を題材に作品を制作してもらい、その斬新な視点により北九州カルチャーをアップデートしていく取組みです。 第1弾のテーマは、北九州発祥である酒屋の一角で集い飲む文化「角打ち」です。香港の門小雷(リトルサンダー)さん、台湾のShiho Soさん、韓国のナム13さん、日本の雪下まゆさんの4名のアーティストに自由な感性で描いていただきました。これらの作品は、東京

          「ニュー北九州市シティ」プロジェクトを始めた理由。

          北九州市のクリエイティブディレクターとして活動する中で考えたこと。

          ハイライツ代表・下川大助が、政令都市北九州市のクリエイティブディレクターに就任して7カ月余り。あらためてこれまでの経緯やその役割、今後のヴィジョンなどをまとめてみました。 きっかけは、地元である福岡県に貢献したいという想い。 私は福岡県太宰府市の出身です。いま東京でデザイン会社を経営していますが、ずっと地元に貢献したいという想いを持ち続けてきました。福岡県に支社を出すことを検討するなどその方法を模索しているときに、北九州市クリエイティブディレクター募集の告知を見て、「これ

          北九州市のクリエイティブディレクターとして活動する中で考えたこと。