2023年8月 「季節を感じる物語」を表現する

今月のテーマは「F:絞り」。被写界深度を意識しながら「季節を感じる物語」を表現するのが課題。主題と背景の組み合わせ、視線の誘導、などを使いながら物語を表現する。

1枚目はこちら。夏の海岸で海で遊ぶ親子を撮影した。上の子が一人で遊ぶかたわら、2番目の子は海が初めてなのかお母さんの足にしがみつき、赤ん坊はお母さんに抱っこされている。家族それぞれが海を楽しむ姿を撮影できた。色合いが統一できていることが良かった点。砂浜を広めに撮り、登場人物の影を写した方が、この家族の物語をもっと表現できたかも、というアドバイスを頂いた。

波打ち際

2枚目はこちら。夏の1日の終わりの時間に大人の女性二人が砂浜で話している様子。夏の休暇を楽しみつつ、しっぽりとお話しをする二人。シルエットを撮る場合には、その形で、男性なのか、女性なのか、を分かるように撮るのが良い、というアドバイスを頂いた。

一日の終わりに

3枚目はお祭りでの一枚。手前で笛を吹いている方のリズムに合わせて、奥の踊り子さんが踊っている様子。リズムにのせる人とのる人を1枚で表現。35mm相当、F値4.0で、踊り子さんのボケ具合や全体的な色合いがバランスよく撮れた。祭りのような写真では雑多な情報が役だったりするので、トリミングでキレイに切り取りすぎないことも大事とのこと。

リズムにのせて

今回収まりの良い縦撮りが多かったが、ストーリー性を出すためには、16:9など横長の写真が有効ということを学んだ。今回は全体的に色合いが良いという評価を頂いた。また、作品とセットになるタイトルについて難しさを感じた。タイトルから何を連想させて、どこに視線を誘導させるのか、を写真と一体となって表現する、ことも次の目標である。

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