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オフィスの新設・移転が迫っている方へ。意外と知らない「光回線」の基本

こんにちは、リスペクトの北原です。

今回は、オフィスの新設・移転時に設置するネット回線の中から「光回線」の特徴やメリット・おおよその費用感についてお話します。

生産性の高い、ノンストレスな職場づくりのためにはネット回線の整備が欠かせません。しかし、少し調べてみればお気づきのように、ネット回線に関する情報は錯綜しています。

そこで、業界歴15年の私が光回線に関するイロハをわかりやすくお届けいたします。

そもそも光回線とは?

光回線とは、光ファイバケーブルを使用するインターネット通信回線のこと。光ファイバは中心部分の「コア」、周囲を覆っている「クラッド」と呼ばれる部位の二重構造でつくられており、電気信号を光に変換し送受信を行なっています。

従来の電話ケーブルを使用していたADSLとは違い、電磁波の影響を受けにくいため、安定的に高速なネット通信が可能。ざっと、光回線の登場までの時系列を整理すると以下のような流れとなります。

・1992年:国内でインターネットサービスプロバイダ(ISP)が開始
・1995年:「Windows 95」が日本で発売開始
・1996年:「Yahoo! JAPAN」がサービス開始
・1999年:ADSLが登場
・2000年:「Google」が日本語のサービスを開始
・2001年:NTTやソフトバンクなど電気通信事業者が「フレッツADSL」「Yahoo! BB」などADSL事業を開始
・2003年:家庭向けの光回線が登場

他のインターネット回線との比較

皆さんが会社やご自宅で使用されているインターネット回線は、光回線だけではありません。

代表的な回線には、先ほども登場した「ADSL」のほか「CATV」「WiMAX」「ポケットWiFi」があります。それぞれの特徴を比較してみた表が以下です。

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光回線の通信速度の単位は「ギガバイト(Gbps)」となっていますが、「1ギガバイト = 1,024メガバイト(Mbps)」ですので、通信速度は圧倒的に光回線が速いことがわかりますね。

なお、ADSLは一時代前のネット回線であるため、選択肢からは外すべきでしょう。そもそもADSLは、2024年3月末には全サービスが停止予定となっています。

光回線の特徴

光回線の最大の特徴は、ここまで何度か触れてきましたが、ズバリ「通信の速さ」です。

他のネット回線と比べ、月額の費用が変わらず、通信制限がないうえでネットのスピードが速いわけですから、仕事場のネット回線には最適です。

個人で使用する時と違い、数人〜数十人、場合によっては数百人が同じオフィスでネット接続することを考えると、会社利用ならば光回線一択といえます。

営業活動などでオフィス外を動きまわることが多いなら、個別にポケットWiFiやWiMAXを契約してもいいでしょう。

でも、最近はFree WiFi利用可能な公共施設やカフェは増えてきていますし、そう多く容量を使用しないのであれば、手持ちのスマートフォンをPCにデザリングさせて使用する方法でも十分だと思います。

光回線の利用までの費用感

最後に、光回線を利用しはじめるまでにかかる費用についてご説明します。

光回線を設置し、高速なインターネットを利用するには大きく分けて「初期費用」と「月額費用」がかかります。

初期費用は、光回線の開通工事を行なう際の「工事費用」とその他の事務処理を行なう際の「事務手数料」に分けられます。一例として、「フレッツ 光ライト(NTT西日本)」のおおよその初期費用をあげると、15,000〜18,000円になります。

だいたい、こちらの初期費用に加えて月額4,000〜6,000円ほどかかると考えていただけますとよいかと思います。

・会社名:リスペクト株式会社
・サービスサイトはこちら
・設立:2011年9月
・本社所在地:東京都練馬区貫井1-25-8 NTT西練馬ビル2階
・事業内容:1. ビジネスフォンや複合機などのOA機器販売  , 2. 光ブロードバンド回線のご提案や電話工事 など

・TEL:03-5848-8057

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