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うつ白 part3 ~死にかけた時間~

長く空けたうえに書き留めたままでした。
前回の続きです。


心が完全に死んでいった日

高校卒業後、浪人することになった。
遠回りになるのは仕方ないとは思ってた。
部活での一件、あの無駄な時間のせいで自分は何もかも無気力になってしまっていた。勉強を怠ってたのもあって仕方なかった。自分は大学でサッカー部入って上手くなってプロになりたいなと思ってた。親にもそれを言ったが、親からは「苦手なこと疎かにしてる奴なんかに出来るわけないじゃん。夢なんか諦めろよ」ときつく言われてしまった。元々親からは誉められることはなかった。憎む程嫌いだったか、その瞬間、泣いて悔しさとごろか感情がほとんど親に対する殺意だったり、自分に対して生きる意味ないという感情を持った。本当に死のうかと思った。家に誰もいない間に自分の部屋でリストカットしようとした。ナイフでやろうとしてた。ところが、色んなことが頭をよぎった直後、気づいてたら自分はぶっ倒れてた。部屋のなかは色んなものが散乱してた。しかし、身体からは血や傷はなかった。携帯見たら当時自分の相談相手だった友人にメールをしてたみたいだが、完全に記憶が飛んでいたみたいだった。恐らく錯乱状態になった末に倒れてしまったと思われる。バレると不味いと思い、急いで片付けて済ました。

異変

ある日朝起きて勉強しようとするのだが、思うように集中が出来なくなる。インプットしたことがうまくアウトプット出来ずに問題を解いたりすることが出来なかった。最初は単なる疲れや不調だと思ったが、段々酷くなり、勉強どころか身体が動かなくなってしまった。完全にやる気がない状態である。勉強しないといけないのに身体が動かず、やる気があるはずなのにやる気が起きない、カオスな状態になる。それどころか、周りの視線とかが怖くなり、話しかけられても声が出なくなったり吐き気などをするようになった。自分でどうにかしようと休んだりしたが、治らない。相談相手はいたが、家のなかでは相手はいなかった。当然、成績は伸びず、本番でも入りたいところに入れずだった。。

このままだと後悔するから罵倒されながらも親を説得してもう一年浪人させてもらった。

どうにか脱却しようと勇気を出して病院に行った結果、社会不安障害になってることを告げられる。
その瞬間、キツいと感じたと同時にどこか安心してる自分もいた。

次回では自律神経失調症について触れます。 
最後までお読みいただきありがとうございました。

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