見出し画像

NPO支援のコンサルタントとして独立しました

自己紹介

はじめまして。NPOコンサルタントの堤大介( @22minda )です。

フリーランスでNPO等の公益組織のコンサルティングや研修講師をしています。本記事では独立に至った経緯や仕事内容についてご説明しますが、まずはカンタンに自己紹介させていただきます。

学生時代の地域でのボランティア活動(ボランティアコーディネート、児童養護施設での学習支援など)からソーシャルセクターと関わり初め、ソーシャルセクターに貢献できる武器としてのインターネットとビジネスをいち早く学ぶため新卒では楽天株式会社へ入社しました。

楽天では新規事業開発系部門にて、インターネット広告の企画・運用、マーケティング、Webディレクションなどに従事し6年間勤務しました。社会人2年目からはプロボノやボランティアとして複数のNPOで活動した他、自身でも複数のNPOの立ち上げを経験しました。その活動の中で、NPOを支援する人材が圧倒的に足りないことを痛感し、フルタイムでNPO支援にコミットすることを決意し転職しました。

2016年5月よりNPOコンサルティングの会社として前年に立ち上がった株式会社PubliCoに転職し、NPO支援のプロとして2年間勤務。PubliCoの解散に伴い株式会社STYZに転職し、コンサルティング部門の立ち上げとファンドレイジングプラットフォームSyncableのサービス開発に携わり、2019年5月に公益組織支援のコンサルタントとして独立し、現在に至ります。

ソーシャルセクターとの出会いから現在に至るまで、どのような経験をし、どのように感じながら歩んできたのかについては以下のマガジンに少しずつまとめていきますので、もし良ければこちらもご覧ください。


独立について

すっかりご報告が遅くなってしまいましたが4月末を持ってSyncableを運営する株式会社STYZを離れ、令和元年5月1日よりNPO支援のコンサルタントとして独立しました。

PubliCo解散後の一年間も、ありがたいことに様々なご依頼をいただきコンサルティングや講師の仕事で一年のほとんどを過ごさせていただきました。

Syncableのようなインターネットサービスを通してやりたかったこともあり、それは今でも変わっていないのですが、最短距離で自分自身の社会的インパクトを高めていくためにはしばらくはNPO支援者としての自身に磨きをかけることに集中していきたいと考え、独立という道を選択することにしました。

NPOコンサルとして独立することは歩んでいくキャリアの一つとしてイメージはしていましたが、自分で思っていたよりも早くそのタイミングが来たなと思っています。

とはいえ、この不安定な道を選ぶことに対しての不安は正直めちゃめちゃ大きいのですが、それでもただのボランティア学生だった私がNPOコンサルというキャリアを作っていくこと自体にも意味はあると思っていますし、何より一番やりたいことを腹くくって選び取れた自分に自信を持ってやってみようと思います。

福祉の対人支援の現場からこの世界に入り、地域のボランティアコーディネートからインターネットサービスまで色々な中間支援に携わり、楽天というインターネットサービスの事業会社を経由してPubliCoでNPO支援者として育ちました。

この経歴を通して培ったすべての知見を活かして誰よりも幅広く寄り添い、課題解決を促進できる支援者でありたいと思います。

力の限り丁寧に、向き合わせていただきます。

ということで、お仕事大募集中です。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!

どんな仕事をしているの

引き続きNPO等の公益組織の支援に従事していきたいと考えています。主に以下のような形でお受けすることが多いです。

事業概要

①コンサルティング(伴走支援)
3ヶ月〜1年を目安に、個々の組織の抱える経営戦略の策定・実行に伴走いたします。「ファンドレイジング戦略策定」など特定の組織課題の解決をテーマにしたプロジェクト型のご支援と、必要な際に都度ご相談いただくアドバイザリー型のご支援などご要望に応じてご支援いたします。

組織として抱えている課題や期限、予算及び私の専門性などに応じて最適なご支援方法を一緒に検討した上でご提案をさせていただきますのでまずはお気軽にご相談ください。(初回打ち合わせ基本的に無料です)

②業務代行(特にWebマーケ関連やWeb制作関連)
具体的施策の実行や施策立案のための分析等について、自団体ではなかなか手が足りないという方にオススメのメニューです。特にWebマーケティングや広告など専門知識が必要となる施策の実施を検討する際にご利用いただくことが多いです。

「コンサルティング」については基本的に最終的には外部支援者である私が不要なり、自組織のスタッフで自走できるようになることを目的として支援計画を作成することがほとんどです(例:自組織でファンドレイジング戦略を立て、実施し、振り返りや改善までできるようになる)。一方で、特にWebやITに関わる施策の中には専門的すぎてNPOスタッフが持つべきスキルの範囲を超えるものもあると考えています。例えば「寄付のページを改善していくための細かなA/Bテストの設計」「インターネット広告の運用や分析」「成果の出るページやサイトの制作」といったそれぞれにプロが存在する範囲については、外部の専門家に依頼するニーズも多いですので、こうした専門分野についてはコンサルティングとは別途、私自身が直接手を動かす形でご支援をさせていただきます。

「アクセス解析」や「ランディングページの制作」といった具体的施策としてご依頼いただく場合と、「制作会社やデザイナー、広告代理店とのやりとりの窓口」などディレクション業務としてご依頼いただく場合がございます。

コンサルティング同様まずは課題をお聞きしながら解決方法、ご支援方法を一緒に検討させていただきますのでお気軽にご相談ください。

③研修やセミナー講師
日本全国でご要望に応じた講座・研修・ワークショップ等の講師をいたします。内容は、公益組織のマネジメント、経営戦略、ロジックモデル、ファンドレイジング、マーケティング/Webマーケティング、広報強化、人材採用・育成など、幅広くご要望に応じます。単発講座だけでなく、連続講座型のご依頼も大歓迎です。

ターゲットとなる受講者層や地域課題等に応じて研修やワークショップの内容は都度アレンジさせていただきますので、講座内容が決まる前の段階からのご相談もお気軽にご連絡ください。

支援テーマ
支援テーマは私にできる限り何でもお受けしております。2019年に最も多くご依頼いただいたテーマは「ファンドレイジング」「Webマーケティング」でした。その他実際にどのようなテーマでご依頼いただいているのかについては有料記事となり恐縮ですが以下の記事にて実績や分析結果を公表しておりますのでご確認ください。

今後挑戦したいテーマ
以下テーマについてはこれまで実績はないのですが、挑戦していきたいと考えているものです。挑戦させていただける機会がございましたらぜひお声がけください。(適宜追加していきます)

・NPO支援者のキャリア支援(支援者育成、支援者支援)
・主にソーシャルセクター向けの「書籍」を活用した学びの機会の開発(ABD-アクティブ・ブック・ダイアローグの認定ファシリテーターです)

お仕事に関する問い合わせについては下記ブログの「問い合わせ」よりご連絡いただけますと幸いです。

どこにいるの

2020年春以降はほとんどの仕事をリモートでご依頼いただいておりますが、ご依頼をいただければ全国どこでも駆けつけます。居住地は2022年10月から北海道札幌市です。

編集履歴

2020年3月18日:「自己紹介」追加
2022年12月13日:「どこにいるの」を編集(引越しの情報反映)

NPOコンサルや伴走支援者になりたかった数年前の私のような方に向けて仕事をする中で感じたことや考えたことを書いています。 支援者育成やNPO支援の仕組み化などに取り組んでいくために、もしいいなと思ってもらえたら、サポートしてもらえると嬉しいです。