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Global組織の第一歩 (CADDi Vietnam)


キャディ株式会社の武居です。
早いものでキャディに入社してから1年、
ベトナム法人の責任者?を拝命してから半年が過ぎたので、
改めて振り返りのnoteを投稿します。


1. はじめに:半年の振り返り

  1.  2021年12月 ベトナム進出決定

  2.  2022年1月     法人設立手続開始

  3.  2022年3月     法人設立(ホーチミン)

  4.  2022年4月  駐在開始

  5.  2022年8月     2拠点目であるハノイで採用開始

→30名近いベトナム人社員が大活躍中 (Business & IT Engineer)


今振り返ると怒涛の半年でした笑
私自身特にベトナムは縁もゆかりもない国でまさにDay1からのスタート。
ベトナム語ができないのでビジネスパートナーを訪問するにも四苦八苦。
大事な商談の前に目的地と違うところでタクシー降りてしまい、急遽近くにいたバイクのお兄さんにお願いして目的地まで連れて行ってもらったり。
(前職では支店や駐在員が移動手段を手配してくれ、空港出たら即乗車。
 街中を一歩も歩かないこともザラという甘やかされ様でしたw)


2. でも、、、ひたすら楽しかった

一方で、この半年を振り返ると「こんなに楽しいことはない」につきます。
もちろんビジネス開発や組織運営で色々と大変なことがあるのですが、
大きな理由は2つです。

2-1. 成長する国でビジネスをできる幸せ

今のベトナムは高度経済成長期の日本に似てます。
成長が当たり前の経済。工場は週6日、昼夜を問わず稼働。
立ち止まること= 機会損失という前提で、
若く優秀な人材がストイックかつ前向きに仕事に励んでいます。

少しでも怠けると周囲のスピードに置いていかれるという緊張感もありつつ、未来志向を前提に社内外のパートナーと仕事ができるので、自分自身も常に前向きに業務に取り組むことができます。

実際ベトナムはCOVIDからのリカバリーがものすごく、
この9ケ月のGDP成長率は8.8%と、過去10年で最大の成長を見せています。
7-9月の3ケ月の成長率はなんと13.6%です
小国ならまだしも、人口が1億人いる国でこの成長率はヤバいです。
(尚、日本の高度経済成長期は概ね経済成長率が10%前後でした)

2-2. 仲間探しの旅

2つ目の楽しみはゼロから組織を作っていくことの醍醐味です。
異国の地、ほぼ全く知り合いが居ない状態で組織作りは始まりましたが、
採用ではなく「仲間探し」をモットーに6ケ月動き続けてきました。
 
「東南アジアはJob-Hopが一般的。みんな給与で仕事を選ぶ」

東南アジアにゆかりのある方であれば聞いたことがある表現だと思います。

残念ながら、スタートアップであり、ベトナムでの事業もまだまだこれからの我々は給与によるアトラクトという戦略を取ることができませんでした。
また、GAFAMやGrab, Shopee, Lazadaのようなブランドもありません。
ただあるのは、事業ビジョンと情熱のみ。

今振り返れば、ゼロからのスタートだったからこそ、真摯に候補者と向き合うことができ、結果的に共に航海に踏み出していきたいという仲間たちと出会えることができた気がします。
私も全力でしたが、有り難くも事業ビジョンと情熱しかない我々に全力で向き合ってくれたメンバーが仲間になってくれました。

逆に印象的だったのは、日本もベトナムも何も変わらないという点。

「自分達の手で会社を創っていきたい」
「デジタル技術を活用して新事業を作っていきたい」
「自国・世界のために貢献していきたい」

という思いを持つ仲間は世界のどこにでもいます。

尚、ベトナムの大企業では日本同様に年功序列的で昇進が決まります。
だからこそ、裁量を持って、ワクワクできる仕事をやっていこうぜ!というスタートアップのメッセージは日本よりも響きやすいのかもしれません。

Job-Hopに対する偏見を取り除けたのが、半年間での一番の学びでした。


3. 今後の展開

つらつらと嬉しかった話を夏休み作文のように語ってしまいましたが、、、
客観的に見れば、もちろん事業も組織もまだまだ前途多難です。

製造業のポテンシャル解放というミッションの実現と、ミッション実現を可能にするGlobal Companyを作り上げる旅路の序章の入口の手前くらいにいます (要はとにかくめちゃくちゃ入り口です)

グローバル市場でビジネスをやっている日系企業はたくさんあります。
ただその多くはJapanese company doing global businessと表現されます。
あくまで「日本の会社」なのです。

え、キャディって日本の会社なんだっけ?

と、言われるようなGlobal companyはどうやったら作り上げられるのか

そして勿論、どうすれば世界規模で製造業のポテンシャルを解放できるのか
果てしない夢の実現に向け、毎日ハゲそうに悩みながら過ごしています笑

そんな私の小さな悩みとは裏腹に、キャディでは加速度的にグローバル化が進んでいます。 タイ?北米?はたまた違う国? 

これまで常に自分自身の想像以上のスピードで事業拡大が進んできたので
半年後、1年後に会社がどんな姿になっているのか本当に想像がつきません。
グローバル化を一緒にゴリゴリ推進してくれる仲間も足りません。

そう、結局何が言いたいかというと・・・

グローバル企業を作りたい仲間、大募集中!!!


 ということです。

既に世界各地に拠点がある訳ではなく、キャディはまさにこれから自分達の手で組織を作っていくタイミングです。

・いつか自分の手でグローバル企業作りに関わってみたい
・グローバル進出の今だからこそ自分も貢献できるかも?
・なんか面白そうだから、ちょっと話を聞いてみたい

と思われた方、是非ともご連絡をいただけますと幸いです!
(日本中のどこを見渡しても、これだけのスピードでグローバル化を進めつつ、仲間がまだまだ足りてない会社は他にないと思います)

1年後には少しずつ形になりつつあるかも?なので、
多分今が一番楽しいアドベンチャーです!



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