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言語化できなかったこと#6
2020年6月30日
これまでサイエンス(論理的思考)と、アート(直感的思考)について考え、思想をどのようにして持つのかを考えてきました。その後、哲学書なるものも読んでみましたが、なかなかです(笑)
しかし、それらの経験を通じて、これまでなんとも言えなかった違和感がようやく判りました。
物事にはサイエンス(論理的思考)、アート(直感的思考)の2つの世界ではなく、これまで直感的思想が周りの論理で殺されると話してきましたが、それは直感的思考を言語化するなかで抜け落ちるものがあるのだと気付きました。
つまり、
①サイエンス(論理的思考)
②言語化できるアート(直感的思考)
③言語化できないアート(直感的思考)
の3種類あるのだと。
①は自然科学(算数や理科)や、経営で言えば会計的なものです。
②は人文・社会科学のようなもので、経営で言えば、戦略論とか、組織や人事とか、経営全般でしょうか。
③はこれは絵画や音楽のようなアートです。
そして、③のキーワードは、ようやく気付き、腹落ちしたのですが、「共感」です。共感されることで、見える化される気がします。
自分が就職の意思決定したのも、言語化されたものではなく、職場で働いていた人や職場の雰囲気に共感したのです。
違う話では、ワインも1人で飲むよりも、複数で飲んだ方がワイワイしながら楽しめますが、これはアート分野で言語化しづらく、共感によりなんとなく見える化され、安心できる、(ワインを買い足すとかの)意思決定できるのだと思います。
これまで絵画は1人で観てきましたが、案外、複数人であれこれ言いながら観たら良いかもしれません。
さらに、共感と経営を結びつけるために、共感と経営をキーワードで本を探したら、、、ありました。
あの知識創造企業の著者である野中郁次郎先生の「共感経営」。そのまんまやんという感じです(笑)
しかも、この5月に発売されているとは。こちらは後ほど、拝読させて頂くとして、
①サイエンス「論理」
②言語化できるアート「直感の論理化/概念化された直感」
③言語化できないアート「直感の共感化」
この3層構造はなかなかええフレームワークです。
本テーマはひとまずこちらで終わりとしますが、③言語化できないアート「直感の共感化」の分野を深めるべく、大阪芸大に通うことにしました。詳しくはこちらをご覧ください。
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