相談を受けた時に信頼関係が強くなる切り返し方
まずNGな切り返し方は
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「すぐに答えを伝えること」です。
相談を受けた時は、相手の感情の共感しながら質問ベースで会話をして相手から答えを引き出していくのが良いです。
これはビジネスの世界で、「コーチング」という手法の一つになります。
相手の相談にすぐ答える=相手の役に立った
という気持ちになりがちですが、実は一方的に答えを言われた相手はモヤモヤしていることが多いです。
逆に、考えを押し付けられず、興味津々に質問された方が嬉しいものです。
そして、こちらからの質問に対する回答について、共感することでどんどん信頼関係が強くなります。。
一般的に人が相談する時には、相手に答えを求めていないことが多いです。
求めているのは「話を聞いて一緒に解決したい」ということです。
相談に対して質問を続けていると、どこかで相手が自分で気づくタイミングがあリます。
そしてこれは、相手も元々わかっていた場合も多いです。
相手が答えに気づいたそのタイミングで共感することで、相手は自分の選択に自信を持ち、スッキリとした気分になります。
このコーチングを繰り返すことで「自分に相談すると頭の中が整理される」という信頼が積み重なります。
さらに会話において、質問が多いほど相手からの好感度が上がるのは、たくさんの心理学実験からも明らかです。
人は自己開示をした相手に対して、自己開示するほど「認知的不協和の解消」の心理が働き、相手への好感度がどんどん上がります。
この「認知的不協和の解消」とは、実際に自分の行動と気持ちに乖離があった時に、気持ちを行動に近づけることを指します。
すなわち「自己開示している=相手を信頼している」という心理が働き、どんどん信頼関係が強くなります。
以上、相談を受けた時に信頼関係が強くなる切り返し方 でした。