テクノロジー×Sportsのその先を考えながらHADO Summer Cupを観戦した雑記
みなさん、こんばんは。
HADO、もちろんご存知とは思いますがAR(拡張現実:Augmented Reality)空間でエナジーボールを繰り出しシールドを張って攻撃を防御するテクノロジーフル活用で実現した、”かめはめ波を撃てるリアル天下一武道会”的なスポーツです。
実は弊社では、HADO開発元のmeleap社からの使用許諾のもとHADO運営事業を沖縄県で展開しています。
風光明媚で美しい自然・とりわけ海に囲まれる沖縄ですが、雨天時のアクティビティが少ないこと、またBリーグの琉球ゴールデンキングスを始めとしてJリーグ、Tリーグなどスポーツリーグの盛んな地域性、アジア諸国との距離が日本で最も近くすでにHADOが盛んなシンガポールや中国との交流にも最適、という理由から沖縄県でのHADOスポーツ普及を目指しています。
個人的な思いとしては、小・中・高とかでHADOが体育の授業とか選択授業とかで取り入れたりしたら面白い世界になるだろうな、とか世界中の人たちと遠隔で対戦とかできるスポーツになったらスゴイだろうなとか思いつつ現実世界で頑張ってますw
そんなHADOスポーツの日本一を決める「HADO Summer Cup」を観戦に行ってきました!
HADOスポーツのプレイヤーは3人から5人のチームで編成されていて、上位大会に出場できる公認チームは国内でおよそ30程度。
今回は、その中の精鋭8チームが激突し日本一を決める。
プロ化をしているわけではないので、セミプロチームの日本選手権といった意味合いだが、なんと優勝報酬が¥1,000,000!!
※HADO Summer Cup2019公式サイトから抜粋しました
どのスポーツを探してもアマチュア(セミプロ含む)スポーツで報酬がこの額でるスポーツは国内ではないはず!
もちろんスポーツの目的として報酬が全てではないが、将来プロリーグができるかもという期待感を含め高揚する要素ではあるはず!
実際トップチームのメンバーたちは、本業の仕事や学生生活を送りながら
週3,4あるいはそれ以上の練習をおこない生活をHADOに捧げているのでまさにテクノスポーツアスリートといえる。
そういった背景を知るようになったのも、自社でHADOチームをプロデュースしトッププレイヤーの方々に教えを請うたり間近でそのプレーを観るようになったことが大きい。
※麻雀界のトッププロ達がHADO界に電撃参戦し、公認チームに名乗りをあげてるので今後の活躍に期待いただけたら!
そんなわけで、HADO Summer Cupの会場に入ると戦闘開始の前の静けさを持ちつつも試合への期待でざわつく会場内。
実際のところ、開幕から閉幕までずっと観戦してたのですがほぼ写真撮ってなくて夢中になって観てましたw
という言い訳の元、所感を。
スポーツ観戦ってやっぱり思い入れを持って観たほうが熱量もあがるし、興奮度もあがるのですが、ワタシも思い入れがあるプレイヤーがおりまして。
現在HADO界で最強王者チームとされている”わちゃわちゃピーポー”の若きプレイヤー ぶちょう。
※彼はnoterでもあるので、ぜひご一読くださいませ。
実は、酒つながりで仲良くなったのですが、HADO中心の生活を送りたいという彼の思いとHADOを沖縄で普及したいワタシの思いがマッチして、現在は沖縄でのHADO普及をお手伝いいただいてるのです。
そんなこともあって、ドキドキワクワクしながら目に鮮やかなイエローユニフォームを目で追って観てました。
ちなみにHADOスポーツはARの世界で行われるので、AR用ゴーグルを装着しない観客はモニター越しに同じ世界を観戦できるようになってます。
この、横スクロールビジョンと縦スクロールビジョンが交互に入れ替わりながら観戦するのは、「観るスポーツ」としての面白さが表現できて良いのではと感じてました!
ただ、エナジーボールの数が無数にでてきたり、どのアクションを起こしたら得点・失点に繋がったのかなど「観るスポーツ」として難しさがあるのも事実なので、運営企業としても『100倍楽しさを伝える方法』を考えることが課題になったと実感してます!
さて、大会がどうなったかと言うと結果としては「絶対王者敗れる!」
というプロスポーツニュースならTOPニュースになるような結果となりました!
競技スポーツってある種ドラマ性あるストーリーがあるとより楽しめると思っていて、その点でいうとドラマティックな結末だったのではと。。
※推しが負けたのはだいぶショックなのですが・・・
また、今回出場している8チームのうち2チームはeSportsチームの支援を受けた企業スポーツチームです。
企業が支援を行うということは、そのスポーツに可能性を見出している事実となるので、そのあたりも今後注目していくポイントであろう。
HADOスポーツ普及に事業を通して力を入れている弊社としても、支援したい企業とマッチングするイベントを作るとか新しいチームを企業として作って盛り上げていく、既存チームへの支援など検討していきたいと考えています。
あと、ウチのHADOチームがお世話になっている推しチームがもう1チームありまして。おしくも初戦で負けてしまったのですが、負けたときの悔しさを噛み殺しながらも勝者をたたえつつも悔しさがにじみ出てる姿を見たときは久しぶりにスポーツ観てウルッとしました。
まだメジャースポーツと比べて不完全なスポーツだからこそ、身近に感じてそれが共感からくる感動につながるのかもしれない、と違った視点での魅力に気づいた気がします。
競技の根幹が「テクノロジー」にある、他に類を見ないスポーツなのできっと競技の進化や驚きは、他のスポーツに比較して信じられないスピードで遂げていくのであろうという期待と仮説のもとワタシは引き続きHADOを普及させるために力を注いでいきます。
"Be The HERO"
誰でもヒーローになれる、そんな世界がここにある。
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