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『下町2.0』渋谷に負けない情報発信コミュニティを下町地域メディアがつくります

COREZO!ASAKUSAという下町地域の人と縁を掘り下げて取材する、小さなインターネットメディアをメディア・編集経験ゼロのワタシが立ち上げて1年が経ちました。

メディアを通じて出会った皆さんには、メディアの名刺をよく渡すことが多いので本業がメディア業だと思われてることが多いのですが、実際は違ってます。

中学~高校~大学とエスカレーターでのほほんと過ごし、大学在学中に就活をせず税理士になろうとWスクールを始めたが、年々モチベーションが下がり気づくと雀荘入り浸りでドロップアウト。。。

底辺ギリギリで踏みとどまり、なんとか未経験ながらもIT業界に潜り込んで、そこからは常駐エンジニア業で会社員としてご飯食べられるようになり、でもいろいろトラブルや事件もあって3年足らずでフリーランスに。。

当時でいうと2006年とか2007年だったから、まだSNSがmixi全盛でTwitterもFacebookもなかったころですね。。
フリーで活動していくのに、なにか『自分がかかわれる場所作りしたいな』
って思ったときに出会ったのが、”下町””浅草”

地域のイベント立ち上げお手伝いしたり、ブログ(当時アメブロ全盛期)で浅草の情報を調べて回って投稿し続けたり。。
2011年に浅草バー組合の紙マップをWeb化しようと、当時30店舗余りをすべて自分で取材し撮影してWebアプリ化したのが、「COREZO!ASAKUSA」という名前でした。

そこからまた会社員に戻り、3年して起業し起業してからもバタバタと色々あって会社が3期目を終わろうとする2018年1月にようやく『自分がかかわれる場所づくり』できるメディアを立ち上げた、という経緯です。

IT業界に10数年携わってるので、Webサービスとかシステムなどは見てきましたが、メディア運営・編集・ライティング・広告などはまったくの未知数。。

でも、

やりたい、やろう!


だけで仲間にもいろいろ相談したり記事書いてもらったり、ライターさんはWantedlyを利用して募集かけたり、知り合いの会社のCMSと契約したりと怒涛の日々だった。。(ライター募集70人以上きて3,40人は会った気がする。。)

で、メディア開設時に決めてたことが2つあって。

・1年間はなにがあってもやり続ける
・メディア=広告事業にはしないので、1年間の間に事業方向性を決める

なので、2018年はいっぱい地域とメディアに投資した1年でしたw

通常の記事制作はもちろん、それ以外にもこんな活動してましたw
これ以外にもいろいろありましたが・・・w

・はしご酒24イベントの開催(春・秋の2回)
・WiredHotelイベントJoin!
・COREZO!ASAKUSAイメージCM制作


”口に出したことは実行してみる”


はしご酒24(24時間ひたすら浅草界隈・下町界隈を飲み歩き、時には記事を時には映像を配信する酒企画)は、24時間飲める居酒屋があるよっていう情報をもらっただけで、「それなら24時間はしご酒できるね!」って始めてしまった企画で、そんなアホな企画に15人も20人も集まってくれてホント感謝。
さらには、世田谷区でもオマージュ企画やりたいです!なんてステキな変態たちがいたりw

WiredHotelのイベントに関しては、もともとはホテル向けの商材の営業で伺ったのですが、ちょうどもってたイベントの企画書を見せた途端にそっちの食いつきがハンパなくて、営業忘れて「このイベント一緒にやりませんか」になった結果、1周年イベントの企画にJoinしたという。。

イメージCMに関しては、ちょうど4月ごろ東京メトロさんのCMで石原さとみさんが浅草をぶらり歩く映像をやっていて、それがまた良くて!
で、それ観たときに「東京メトロがここまでステキに紹介するのなら、地域メディアの我々もCM作らねば!!」って思って話したりつぶやいたりしたら、もう作っちゃうぞムードになって・・・
お金ないから1日で全部撮影とか、めっちゃ皆んな苦労して作ってもらいました。。ほんとにありがたい。。。
ちなみに東武浅草駅の大型ビジョンに1週間放映して¥30万www

事業を運営する経営者としては、ちょっと後先考えないアカンこともいろいろあるのですが、ウチがやったことをネタに地域が盛り上がったり、そこに集まって何かを作る仲間ができたりすることが重要だったと思ってます。

で、気づけばあっという間に1年経ってしまい、そろそろメディアとしての事業も考えないといけないし今後の方向性も決めないといけないな、と。。

いろいろ考えてる間にも、いろんな方に話を聞いたりアドバイスを受けたりして、まずはオンライン上のつながりを強くしようとTwitterを会社アカウントから個人アカウントに変えて発信を増やしてオンライン-オフラインでつながる仲間探しをしたり。
文章でもメディア以外でも発信したいとNoteを始めたり。

コミュニティ作りを形にしていくために、イベント事業を立ち上げようと会社としてイベント企画・運営を事業化したりと。

1年やって改めて振り返ってみると、思ったよりもいろいろアクション起こして行動してたんだなーと。そのやってきたことを整理することで、この先が見えてくるんじゃないかと感じるようになりました。

前に書いた記事にあるのですが、「メディアは活動のための手段」と考えています。

ワタシの場合は、こんな思考でメディア活動を進めていました。
・浅草界隈をはじめとした下町を盛り上げたい

・盛り上げるために、地域の外からの目線で地域の中の出来事を取り上げ記事にする

・下町とりわけ浅草辺りって閉鎖的に見えがちなことも多いので、中の人と外から中に入りたい人を橋渡しする役割を担いたい

・観光に偏った、なんとなくPV稼げそうな記事を集めるのではなく、モノづくり・人の歴史・独自な文化・これから盛り上がる場所といった『ニッチな情報』をメインにインタビュー・取材する、既存メディアが取り上げる浅草・下町へのアンチテーゼ的要素を持つメディアにする

・ウチのメディアをきっかけに、下町界隈から色んな有用な新しい情報を発信する人が増えて、その人達を媒介して場作りを展開する

・近い将来、若い世代を中心に浅草・下町界隈にスタートアップ企業が増えていったり、『イケてる情報発信の場』としての価値をもたらす場作りをする

これが、下町でのメディア活動におけるビジョンです。

そんな話を、先日コミュニティアプリKOUのPRを担当している酒井さん(@daisuke0426)とランチしてるときに話していたら面白がっていただき、
「なにかメディアの活動に名前付け(タグ付け)したらいいのでは?」という話がでました。

たしかに、コミュニティを展開するのにコンセプト的なハッシュタグはあると楽しそうだし、広がっていきそうだなと。
なんとなくいくつか書いてみました。

#下町をアップデート

#下町コミュニティ

#下町O2O

#下町酒仲間

#下町テック

ハッシュタグは試し試しいろいろ作ってみようと思いますし、いいのをbosyuするのもありかなーと思ってます。

そのタグの根幹となるコンセプトとして掲げるキーワードは

        『下町2.0』


でいこうかなと。

社会的には、5G時代にむけてSociety5.0となっていくので下町5.0にしようかなと思ったのですが、そもそも下町自体のアップデートはこれからじゃないかなと思ったので、自身がその牽引の一助になればと『下町2.0』を掲げてコミュニティ活動を行っていこうと思います。

コミュニティに関連したイベント企画・運営を中心に事業展開もおこなっていくので、SNS上で採用だったり仲間探しだったりを積極的に行うつもりです。

また、インターネットメディア『COREZO!ASAKUSA』は、ドメインを引き継ぎ2月末から3月よりnote上でnoteマガジンとして情報発信していきます!

ぜひ、下町って面白そうだよね、とか酒好きだからはしご酒一緒にしたいとか、下町でベンチャー立ち上げますとかステキな仲間いらっしゃったら気軽にお会いできればと思います!

2019年、メディア2年目シーズン頑張っていきますよ!!


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