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ドイツに交換留学する理系大学院生  (学内手続編)~2023/02

 こんにちは。だいすけです。
 2023年9月より1年間ドイツへ交換留学を行う理系大学院2年生です。
 交換留学ってどうやって進めるの?など、留学に悩んでいる方の背中を押すきっかけになればと思い、これまでの手続きなどをまとめてみました。

交換留学を思い立ったきっかけ

 まずは私が留学を考え始めたころのお話をします。
 遡ること8年前。私は高校1年生の時にアメリカに2週間ホームステイしたことがきっかけで、大学に行ったら漠然と長期留学したいなあと思っていました。
 ただ、勉強やサークル活動など目の前のことに集中していたり、コロナ禍(大学3年次から)であきらめたりといろんな言い訳をしている中で、いつの間にか大学院生となっていました。

2022年4月:大学院入学

 大学院に入学し、5月頃から就職活動を本格的に始めていく中で、これまた漠然と「英語が好きだし、海外で働きたいなあ」と思い、いろんな外資系企業を見ていました。そんな中で、ドイツ系の企業に魅力を感じ、将来はドイツで働きたいと思うようになります。
 そして8月頃になり、ドイツの大学院に進学された先輩や、これから交換留学に行く友達と話す機会があり、ずっとくすぶっていた「留学したい」という想いが改めて湧き上がってきたのを覚えています。
 それから交換留学をしようと決意したのは他の理由もありますが、それはまた別の機会に書こうと思います。

9月下旬:交換留学の候補先を調べ始める

 大学の提携校の中で、自分の専攻である交通工学や都市計画などを扱っている学校を調べ始めました。
 候補としてはドイツのボーフム大学、ブランデンブルクコットブス大学、フランスのグルノーブルアルプ大学が良いなと思っていました。
 加えて、TOEFLスコアも必要であり、10月29日に試験を受けるため申し込みもしました。

10月5日:大学の学生交流課で相談

 大学にメールで連絡を取り、対面で相談の機会を頂きました。いくつか候補先の大学情報を教えてもらったり必要な書類について確認しました。
 研究を行う場合は行く先の教授からInvitation Letterという推薦書をもらっておけば、手続きもすんなりいくらしいです。

10月中旬~:学内審査に向けた申込書類作成

 12月5日に大学の書類〆切のため、10月からはひたすら書類の作成・各種証明書の発行をしていました。
 大学の添削サポートの方にも手伝ってもらいながら、何度も書類を書き直したのを覚えています。メンターの言葉で大事だと思ったのが、「Why I? Why you?」を明確にするというもので、「なぜ自分が行くのか、なぜその大学なのか」を論理的に説明できるよう心掛けました。
 必要な書類等は以下の通りでした。

  • 学習・研究計画書

  • 成績証明書

  • 語学要件証明書(TOEFLなど)

  • 留学先の研究室などの受入許可書(Invitation Letter)(あれば)

10月下旬~:留学先とのやり取りを開始

 10月下旬に、たまたまボーフム大学の教授が主導で取り組むプロジェクトを見つけ、自分の研究分野と合致していた(奇跡、、、)ことからメールで連絡をしてみました。それからすぐに博士の学生とミーティングを行い、とんとん拍子に教授からInvitation Letterを頂けるところまで進みました。これは正直運が良かったとしかいえないです、、
 そういうわけでなんとか12月の締め切りまでに申請書を提出することができました。

12月、1月:書類審査通過と面談

 12月23日に書類審査通過のメールを頂き、1月に先生方と面談を行う旨の連絡がありました。
 面談は、私1人:先生4人ほどという形だったので正直怖かったです。主な質問内容は以下でした。

  • 大学の志望理由

  • 受ける授業と、研究をどのように修士研究に活かしていくか

  • 将来、働く中で留学経験をどう活かすか

  • 英語力向上に関するアドバイス

2月2日:学内選考合格!

 面談の結果、学内選考合格となりました。
 実はこれと並行してトビタテ奨学金の申請書作成(1月末〆切)なども行っていました。また、5月頃から留学先とのやり取りも始まりました。
 これらはまた別でまとめたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました!

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