見出し画像

順位がつけられるとわかっているものなら、全部トップを狙わなきゃダメだ!

宇宙兄弟 10巻より引用

宇宙飛行士の訓練。
六太含むEチーム6人は砂漠を越えて目的につく順位を競っていた。
リーダーは毎日交代しながら進み、六太たちは最下位に沈んでいた。
そんな中、新田は仲間を置いてどんどん進んでいく。
一見無理そうなスピード感で。

リーダーが仲間置いてってどーすんだ!

スクリーンショット 2021-04-07 12.38.30

スクリーンショット 2021-04-07 12.39.08

一般的な組織なら、他のリーダーを公然と批判し、仲間を置いて突っ走るそのリーダーは煙たがられがち。
ただ、新田には意図があった。

俺はこの30人のアスキャンの中で誰より早く宇宙に行きたいんだよ。

スクリーンショット 2021-04-07 12.39.16

スクリーンショット 2021-04-07 12.39.28

スクリーンショット 2021-04-07 12.39.37

スクリーンショット 2021-04-07 12.39.52

スクリーンショット 2021-04-07 12.40.00

先輩宇宙飛行士の紫さんは、
「自分たちは役者、舞台に上がれるかどうかは脚本家次第。」
と語っていた。

『訓練の成果が必ずしも直結するかわからないが、他との違いと生み出すためには、毎回トップを取ればいい!』

新田の決意を感じる一言。
それに呼応して、順位を上げる六太たち。

成果に直結するかわからないものでも全部トップ狙ってるか??

新田のように「どうしてもこれを叶えたい!」というものがあると、成果に直結しないことだとして、全てをやり抜こうとする。

ぼくは、「この順位で判断します。」というものがあったら頑張る。
「この順位では、評価するかどうかわからない」となったらサボりがちなタイプだ。

ただ、人生の中でどうしても叶えたいコトがあったときは、新田と同じ状態になったこと、それができたときの達成感を味わっている。

何がなんでも叶えたいことありますか??

どうしても叶えたいコトがあったら人は物凄いエネルギーを発揮する。
今それがある人は、それに向けてベストを尽くしているでしょう。
「そこまで思えるものがない!」という人は、ぜひ宇宙兄弟。

自分の心の火種を燃やすきっかけが詰まってます。

山下大輔

#マンガ感想文

この記事が参加している募集

マンガ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?