失敗を知って乗り越えたモノなら、それはいいモノだ
宇宙兄弟11巻より引用
サバイバル訓練を終えた六太たちの次の訓練は、キャンサットの打ち上げ大会への参加。
半年以上準備している参加者の中、六太含むアスキャンメンバーは、わずか2週間でコンテストに参加し、成果を競うことになった。
サバイバル訓練で最下位になったチームへの予算は600ドル。
さらに指導者になったピコは酒とゲームで指導する気はないため、なんとか設計図面を手に入れ、材料を揃えていくことになった。
予算600ドルで500ドルの材料費はダメ??
「600ドルの予算で500ドル弱なら十分に予算に収まっている。」
それに対して、六太は
「失敗して壊れてもいいように最低2機以上つくれるようにしたらいい。」
失敗を考えるのは、本当に消極的??
失敗を前提に考えていることに対して、六太は消極的だと言われるが、ある信念を持っていた。
その言葉が、酒浸りのピコを動かすことになる。
モノ作りには、失敗することにかける金と労力が必要なんだよ。
いい素材使ってるモノがいいモノとは限らねえんだ。
だけど失敗を知って乗り越えたモノならそれはいいモノだ。
元々自動車会社で開発をしていた六太らしい発言。
ただ、これは様々な場面で応用できる考え方だと個人的には思っている。
「失敗」って良くないこと??
学生時代も社会人になってからも、仕事においてもプライベートでも
「失敗」にプラスのイメージを抱く人はまずいないだろう。
できれば「失敗」することなく、うまくいくことがあるならそれに越したことはないかもしれない。
しかし「失敗」なしに、新しいことでうまくいくことはない。
うまくなるためにはうまくいかなかった経験もその経験をする行動力とお金も必要だ。
とはいえ、失敗したい人はいないと思うので、なかなか一歩踏み出せない人には、こちらをどうぞ。
本気でやった場合に限るよ。本気の失敗には価値がある。
何かチャレンジしたいと思った時は、失敗してもいいと思えるお金と労力を確保し、まずやる!やる以上は本気でやる!!
宇宙兄弟からの学びでした。続く。
山下大輔
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