「相手への想像力」と「愛のあるコミュニケーション」
先週のチームメンバーとのMTGや1on1で「相手への想像力を働かせる」と「愛のあるコミュニケーション」について話す機会が多かった。
言葉にすると当たり前のことすぎて、普通にやれていると思ってしまいがちなこと。相手への想像力の範囲は人それぞれだし、自分に余裕がないと想像さえしにくい。愛のあるコミュニケーションは、仕事や日常の忙しさに流されて、できていないことも多いのでないかと思う。(自分も含めて、、)
・相手への想像力を働かせる
仕事柄、たくさんのクリエイター・マーケターの方の話を聞く機会があり、最近はメンバーのインタビューや面接対策に同席をして、一緒に話を聞くことが増えている。その時に相手が言ったことをそのまま受け止めて分かったつもりにならずに、「なぜこんな事を言っているのだろう?」「なぜこのポイントにすごくこだわっているのだろう?」「なぜこんなに強い思い込みを持っているのだろう?」と想像力をフルに働かせて話を聞くようにしている。そして気になったポイントを深掘りすることにより、相手の本当の願いや気持ちを知ることができ、しっかりと信頼関係を築け、本質的なアドバイスができるようになる。インタビューに同席したメンバーから「なぜあの質問をしたんですか?」って聞かれることもあり、「なんであの質問をしたんだと思うか想像してみて」とコミュニケーションを取り、メンバーと想像の世界を共有していくことを楽しんでいる。
・愛のあるコミュニケーション
人と企業をつなぐ仕事をしていると、少しの配慮のなさや伝え方のマズさにより相手の信頼度を下げてしまうことがある。最近はテキストコミュニケーションも増える中で、より相手に対して愛のあるコミュニケーションが必要だと感じている。「相手も分かっているはず」「こっちのやり方の方が良さそうだから」と勝手に思い込んでしまい、一方的なコミュニケーションになると、意図がしっかり伝わらなかったり、相手を不安にさせたり、イライラ・モヤモヤさせてしまうことが起きてしまう。自分に矢印を向けすぎずに(自分都合になりすぎずに)、相手の状況を少し理解しようとする事と、どういう伝え方をすればこちらの言いたいことは伝わるかを少し考えるだけで、相手の思考や時間を奪いすぎずに、相手にとって愛のあるコミュニケーションが取れると思う。
仕事を通じてメンバーに「想像力を働かせる」と「愛のあるコミュニケーション」について話ながら、自分ももっとしっかりやっていかねばと思えた、学びの多い1週間だった。