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おみくじ考

2023あけましておめでとうございます

歳を重ねるごとに、月日の経過スピードは早くなるよ。と
聞いてはいましたが、何というか…
早すぎるよ!完全に追い抜かれてる…
気がついたら年が明けてます。
皆さまには新年のご挨拶もせず
年明けから申しわけございません、。

ここ3年は世界中が変化を余儀なくされたわけですが
それに背中を押されたのか。いろいろとチャレンジしてみた2022。
お陰さまで、やれば変われるもんなんだ。という
個人レベルでは変化に耐性ができたというか、
リスクテイクに積極的になってきている今日この頃。
成長し続ける爺(ジジイ)、”チャレン爺”を目指します。

2022はまずまずの船出と順風満帆な航路でしたが
このまま進むとその先は嵐が待ち受けているのかも?
そうすると、その先はタッキー&翼、次はKAT-TUN、
そしてKing & Prince??
あ、、年始からオヤジ風吹かせてすみません、。
とにかく、人生100年時代突入の折り返し地点。
あと50年もあるとなると、あれやこれや出来そうで
まだまだ変化し成長し続けていきたい所存です。
変化とは成長と同義。
イモムシが大きくなりアオムシになり、蛹を経て蝶になる。
変身と変態。こんなに変わるもんなんだ。。
”変わる”を今年もテーマ継続し、その変化の結果を生み出す型
プロセスの“間”を大事にしたいと思います。


おみくじって?よく知らずに引いてない??

さて、本題。話が変わります。
元旦は近所の神社に家内と初詣に行きました。
そして、年始恒例の“おみくじ”を引いてみたのですが。。
自分の現状認識とは違う“吉”でした。
待ち人も来るし、失せ物は待てば出て来るし
移転も旅行も考慮すれば良い。
努力すれば全て叶う。でした。
素直に受け止めがんばります。
家内は“小吉”
そして一言「え〜、微妙。。」笑
小でも吉なんだからね。悪くないよね。
でも、たしかに”ビミョー”です。笑笑
「ほかにも吉ってあるよね?」
「あるよ。大吉、中吉、末吉…」
「ん?」
色々あってよく知らない。
はい、ソーシャルブレインにきいてみよう。
ほら、出てきました。
神社本庁公式のおみくじについて

基本は
大吉、吉、中吉、小吉、末吉、凶 の順で6つ
そして、大凶が加えられた 7つのものもある
いずれにせよ、吉はかなり細かく分かれている。
吉と凶の間の“ビミョー”を大事にしていそう。
そこに面白さを感じ、更に調べると…
神社ごとにアレンジがあるようで
大吉、中吉、小吉、吉、末吉、凶、大凶
この場合、吉が真ん中に来ている。
さらに!
大吉、中吉、小吉、吉、半吉、末吉、末小吉、
凶、小凶、半凶、末凶、大凶
という12分類
ここまで細分化されているものもあるそう。
何かみつからないかと、並べてみました(図1)

おみくじを見える化してみたところ
吉ー凶間のグラデーションが面白い

あーなるほど。。
基本は吉ー凶のグラデーション。
そして、吉を真ん中にすると
吉グラデーション凶グラデーション
12類細分化は、吉グラデ、凶グラデ、並グラデ
3つがキレイに見えてきました。
日本人は白黒よりも、曖昧なグレーが好きですが
これがハッキリとよく見えますね。
(グレーがハッキリするって面白いでしょ?)
もう一つ見つけました。
浅草寺のおみくじ分類
大吉、吉、半吉、小吉、末吉、末小吉、末吉、凶
7つ分類ですが、吉グラデーションの幅が広い!
100本あたりの本数も出ていたので
簡易グラフ化してみたところ(図2)

浅草寺のおみくじ7分類の比率
7割が吉!基本は福占いなのです

これまた面白くないですか?
基本的に52%ハッピー。2人に1人は吉で
ビミョーな吉を含めれば70%がポジティブ。
凶は30%… 約3人に1人。
そして、ビミョーな半吉ー末吉はレアな4分類!
こんなに分ける必要ありますか?!
これが文化なのですね。


個性とは、ごく普通の”間”にあるもの

ここまで、グレーを大事にしている。
そこには必ず理由があります。
元々はどのおみくじも同数だったと仮定すると
“ビミョー”が一番数多く、良くも悪くもない
“ビミョー”が大多数の普通なんですよね。
でも、“ビミョーで普通”というのは
無個性で平均的という訳ではなく、
そこに一番の多様性を見出す文化
“間”にこそ無限の個性があり、
いつも答えはそのグレーの中にある。
そんな事に気づくことが出来ました。

それは日本の良き文化の一つだよね。。と
妙に納得してしまった2023のスタートです。
本年も皆さまと、ホンキのホンネの対話から
新たな視点とアイデアを見つけていきたく!
どうぞ宜しくお願いいたします。

新年からお付き合いありがとうございました。


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