見出し画像

心房細動発症から手術を受けるまで3

世の中がガラッと変わってしまった2020年

2020年になり世の中は新型コロナウイルスによるパンデミックへと突入し世界はガラッと変わってしまった。自分の仕事にも影響が大きく、売り上げが激減し収入も激減してしまった。先行きが全く読めない状態でこのまま今の職業を続けて生きていけるだろうか?不安でしかなかった。

そこで転職を考えた。仕事を辞めてハローワークに通って時間をかけて職探しをする余裕などなかったので、若い頃に某大手運送会社Sで働いていた経験を活かせる軽貨物での宅配の仕事を選んだ。委託会社と契約し車はレンタルで借りて委託会社が契約しているY社やS社などの各営業所で荷物を集荷し各個人宅に配送する仕事だ。

今までの仕事はあまり体を動かすような事はなく座っている事が多かったが、軽貨物の仕事は重い荷物を運んだり階段しかない5階建の建物の5階まで荷物を運んだりとかなり体を使う仕事だ!

常時、心房細動が発生している状態になった。

転職して軽貨物を始めて体を動かす様になり体重も20キロほど落ちた。これだけ聞けば健康そうに思えるし実際、体重が減ることで健康診断などの数値も改善されていた。

だが、この頃から宅配で階段を使い3階まで上がっていくとあり得ないくらいの息切れをしてしまい足も重く次の一歩が踏み出せず、その場で数十秒から数分休まないとならなかった。

この頃から心房細動が常に発生している状態になってしまっていた。※
ただ平常にしている状態では胸も苦しくないし痛みもなく自覚症状は全くなかった。

二ヶ月に一回、血液サラサラの薬を処方してもらうため通院していたかかりつけの病院の先生には若いうちに手術を受けた方が根治もしやすいから手術をお勧めすると毎回言われていたが、この頃は転職したばかりで宅配もコースを任されていたので穴をあけるわけにもいかず休みも自由に取ることが出来なかった。

階段を上がった時は息切れや足のだるさなどあり苦しかったがそれでも荷物の量は他の人と同じくらい捌けていたのでなんとなくそのまま放置して仕事を続けていた。

※Apple watchの心電図アプリを使い計測すると、いつ測っても心房細動を検知する様になった。

続く。。。

この記事が参加している募集

この経験に学べ

よければサポートいただけると助かります。いただいたサポートは今後の活動に活かして行きます。よろしくお願い致します。