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アニメ化中止ラノベ『二度目の人生を異世界で』原作停止はいきすぎた対応

『二度目の人生を異世界で』がアニメ化から一気に転落してしまいました。ただ原作まで停止はやりすぎだと考えます。

ヘイトスピーチはダメだけど…

中国発の話題が日本にきて大事に

大前提として「ヘイトスピーチ」はダメ。なので作者の過去ツイート(発言)はアウト。

該当ツイートは4-5年前のもので現時点でそういう考えなのかわかりません。現時点でも同じ考えならもちろんダメです。原作も更新停止致し方ない。

作者と出版社の対応にも疑問

今回のは作者のヘイトスピーチ以外にも、作品自体にも問題があったとされています。

騒ぎの発端となったツイッターアカウントが消えてしまいました。いちおうURLをはっておきます→https://twitter.com/SonmiChina/status/1004511126640398341

デマをデマと表記しないで流したら、それはデマを流したと同義です。

作中には中国黒社会と世界戦争で活動したとしか書かれていません(問題の文章)。時代背景も戦争中どこで活動していたか不明なのです。もちろん人を殺すのはダメだけど、殺したのは黒社会とどこの国かわからない世界対戦中のこと。
この部分だけならただのイチャモンと片付けることができます。ただ、作者の過去ツイートを読んでから作品のこの部分を読むと、中国を下に見てる感が出てきます。

本題の対応の疑問はここから。

謝罪ツイートがされました。しかし、どういう意図で中国と書いたのか、世界戦争の舞台はどこか。そこがない。これだけだと本当に中国を下に見ていた感が否めません。ヘイトスピーチツイートに対しても謝罪こそあれ現在の考えは表明されていませんでした。

現在はそう思っていない。ということをしっかり表明するべきだと思います。

「赦す」ことが大事

アニメは出演声優に殺害予告がされたので、中止も仕方ないと思います。しかし、原作の更新停止はやりすぎだと思います。

作品の該当部分が書かれたのは2014年の1日7-9日の間。ヘイトスピーチツイートも含めて約4年前のこと。現在は改心して「ヘイトスピーチはダメだ。過去の自分が恥ずかしい」と変わっているとしたら? 最近のツイートや作品の内容が掘り出されないということは、改心した可能性もありますよね? 当時よりもずっとヘイトスピーチについて議論されていますし。

もしそうならこれは赦すしかないと思います。これが赦されないなら、過ちが一生赦されることない世の中ですよ。道を外した人がまともな道に戻ることなくずーっと道を外したまま。
若いころヤンキーでかつあげやいじめなどで大勢に迷惑かけたけど大人になってまじめに更生されました。が許されて賞賛されるなら、昔ヘイトスピーチ垂れ流してたけど今は更生してそのような思想はない。も許されないといけないです。

『二度目の人生を異世界で』原作停止はやりすぎ。作者が反省しているなら継続のチャンスを与えるべきだと思います。

作者が今でも改心していなかったら? それは原作停止でも文句言えません。出版社も「あの作者の本を出してる」とマイナスイメージ持たれるからです。

原作停止といってもそれはあくまでも出版社が印刷しない。ということ。このnoteで続きを販売したり新しく新作を書くなど創作活動するのは自由です。


「8.6秒バズーカは反日。ラッスンゴレライというのは米軍が原爆を落とす時の号令「落寸号令雷」から取ったものだから」並の超こじつけ論が展開されてるなぁとも感じました。



このブログエントリーを編集したもの


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