無題 day63
5/15 (Wed.)
#66日ライラン day63
月曜はダラダラしたので、火曜こそは頑張って出勤するぞ!と思っていたら、長男が熱を出した。
一回休み。私だけまた大型連休になってしまった。
職場に電話をかける。
「子持ち様」という言葉が頭をよぎる。嫌な言い方だなぁ。ドラマの劇中歌じゃないけど、「寛容になりましょう〜♪」という訳にはいかないのかなぁ。
幸い、職場ではそんなことを口にする人見たこともないけど、心のうちではどう思っているのかはもちろん分からない。
誰かが一人休めば、その分仕事が減るわけではなく、誰かがそれを引き受けている訳だから‥そしてそれが、皆お互いさま、できる時にできる人がやればよい、となればいいのだけれど、現実はいつも決まった人がその分の仕事を余計にすることになって、だからと言ってお給料や有給などの見返りがある訳でもないから、不公平感ばかりが増すんだろう。
そのことに対して、何処かに愚痴を吐きたくなる気持ちも、理解はできる。実際、いちばん身近なところでは夫がそうだ。夫はネットに匿名で愚痴を吐かないかわり、家で現場の疲弊をこぼす。できるからって全部仕事を回さないでくれ、出来る人は無理してやっているだけだと。私も、それは大変だね、と聞く。本当に身体が(心身ともに)心配になる時もある。
でも、本来は誰だって休んでもいい。休むのは権利だから。休めない仕事なんておかしいもんね。だから本当は社会が、人が休んだら回らなくなる量の仕事が常にあるシステムがどっかおかしいんだとは思う。
とりあえず、今日の分の勤務は別日に設定してもらうことにして、電話を切る。
お互い様ですよ、ってなるか、またですか、ってなるかは私の普段の姿勢をどう評価されてるか、にも寄るんだろう。それもまたこわいことではある。すいません、ありがとう、そして今度出来る時は私がその分頑張ってやりますんでって言いたい。権利や義務で社会が回ってる訳ではないから‥
あっちとこっちで線を引いてしまうことのない社会がいいな。
そして頼む、長男、今日は熱下がって!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?