【ツアレポ】料理研究家特製の蔵限定麹御膳と日本酒ペアリング！「美濃天狗」林酒造酒蔵ツアー
こんにちは、大ナゴヤツアーズです。
今回のツアーレポートは岐阜県可児市で明治時代から続く酒蔵、林酒造さんでの蔵見学、特製麹御膳と日本酒のペアリングを堪能した「料理研究家特製の蔵限定麹御膳と日本酒ペアリング！「美濃天狗」林酒造酒蔵ツアー」です。
それでは開催した時の様子を中心に、ちょっとだけお伝えしますよ。
林酒造の酒造り
可児駅発の「電話で予約バス」を羽崎四番地で下車すると立派な門構えの建物が目の前に現れます。ここが今回のツアー会場の林酒造さんです。
林酒造は、明治7年（1874年）に9代目林伊兵衛がこの地で酒造業を開業したのが始まりで、その頃は濁った酒を主につくっていて、いまのような透明なお酒になったのは昭和25年頃からなんだそうです。酒蔵は老舗が多いため、100年以上続いていても「若い方」と言われるのだとか。
ツアーのはじめに、林酒造の酒造りについてお話を伺いました。外気温が高いと発酵が盛んになってあっという間にお酒になってしまい雑味のあるお酒ができるため、15度以下で25日間で発酵させるのがちょうどいいのだそうです。その一方で昔よりも12月の需要が大きくなっており、以前よりも仕込む時期が早くなっているそうです。しかし温暖化の影響もあって12月でもまだまだ寒くなり切らないためじっくりと発酵させるのが難しいのだそうです。
数千リットルが入るタンクがずらりと並んだ蔵の中は初秋でも比較的涼しく保たれています。仕込みでは教科書通りのきっちりと数値をとってやりたくなりますが、実際にきっちりやっていても、ポンプの中やホースの中に残る分などで必ず誤差がでてくるため、全部の樽から平均化したり経験でカバーしているのだそうです。
自社のことはもちろんですが、それ以外のおもしろい蔵や日本酒以外のアルコール製品のことまで幅広い知識をお持ちの林さん。なので林酒造に来ているのに「おすすめの日本酒」を教えてくれるというなんとも不思議な体験もできるかも？
林酒造を飲み比べ
今回は5種類のお酒を飲み比べさせてもらいました。銘柄の違いはもちろん、使用しているお米の特徴によって出てくる味の差などを教えていただきました。また、林酒造さんのお酒は「羽崎」「光秀」「美濃天狗」など地元にゆかりのある名前が多いのも特徴です。
料理研究家による麹料理とペアリング
最後は料理研究家の林さんのお姉さんによる林酒造の麹を使ったお料理とお酒をたっぷりいただきました。もちろん相性は抜群で、舌鼓が鳴りっぱなしでしたよ。
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◆ガイドさん
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※ツアーの内容や体験内容はレポートと異なる場合があります。
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