
【ツアレポ】熱田神宮をじっくりご参拝ツアー
こんにちは、大ナゴヤツアーズです。
今回のツアーレポートは、大昔から地元の人たちに「熱田さん」として親しまれてきた熱田神宮の見どころをめぐるツアー「熱田神宮をじっくりご参拝ツアー」です。
それでは2019年7月13日(土)に開催した時の様子を中心に、ちょっとだけお伝えしますよ。
熱田神宮に行く前に
集合場所の地下鉄伝馬町駅は、今では大きな道路が走っていますが、昔はどのような景色だったのか、古地図や資料を見せていただきながら昔の景色を脳内再生します。
熱田神宮境内に入る前に、まずは松姤社へ。地下鉄伝馬町駅を出てすぐのところにあるお社で、ミヤズヒメとヤマトタケルが初めて会った場所との言い伝えがあるのだとか。
鳥居の形を見ると、その神社が新しいのか古いのかわかることがあるんです。ポイントは水平に2本ある部分の下の方が、柱から突き出ているかどうか。この鳥居は突き出ていないので、古い造りなんだそうですよ。
大鳥居をくぐる
1900年の歴史をもつ熱田神宮ですが、地元の方でも参拝するのは年に数回、もしくは新年だけという方もいらしゃるかもしれません。
正しい参拝や様々な神様のことをじっくり学びながら参拝します。
南鳥居をくぐってすぐにあるこちらの八剣社は、本宮と同じ造をしているのだそうです。本宮は拝殿からしか見ることができませんが、こちらではじっくりと見ることができます。
本宮に着くまで
本宮に着くまでにも抑えておきたいスポットはいくつもあります。
名古屋最古の石橋といわれている「二十五丁橋」や
見上げるほど大きな「佐久間燈籠」は、寛永7年寄進され、江戸時代から日本三大燈籠のひとつと言われています。
さらに弘法大師のお手植えと伝えられ、樹齢1000年の巨木「大楠」など、悠久の歴史を感じるものがたくさんあります。この大楠を過ぎると本宮はすぐそこ。
こころの小径
本宮へたどり着いて参拝、ではなく、隣の神楽殿横から本宮をぐるりと一周するように続くこころの小径へ。
ここには美人の水で有名な清水社や、本宮を裏から見られる場所、荒魂を祀る一之御前神社などがあり、境内の中でも特に神聖なエリアとなっています。そのため撮影は禁止です。
本宮へ
こころの小径を抜けると本宮のすぐ西側に出ますので、ここでようやくお参り。普段はついつい本宮に一直線に向かってしまう方が多いと思いますが、摂社など一つひとつの意味を知ると、次の参拝の時にはそちらにも足をのばしたくなりますね。
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開催地:愛知県名古屋市
ガイド:松村冬樹さん / 元 名古屋市蓬左文庫 調査研究員
おしえてガイドさん!
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※ツアーの内容や体験内容はレポートと異なる場合があります。
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