【ツアレポ】直径2cmの芸術“組み飴”の世界!大人のペロペロキャンディ―作りツアー
こんにちは、大ナゴヤツアーズです。
今回のツアーレポートは手作り組飴全国シェア1位で、たくさんの企業やアーティストからオリジナル飴の製造を手掛けるまいあめさんの「直径2cmの芸術“組み飴”の世界!大人のペロペロキャンディ―作りツアー」です。
それではその時の様子をちょっとだけお伝えしますよ。
職人さんの技に見惚れる
「まいあめ」ではすべてが手作り飴で、飴職人さんが一釜づつ丹念に絵柄を組み上げて作り上げます。砂糖・水飴を銅製の窯で煮立て、熱々の釜から飴を手早く着色。驚いたのは、白色には着色料が使われていないということ。
指定のデザインになるよう数十種類のパーツを分業でつくり、最終的に20kgもある丸太状の飴つくります。
その大きな飴をグイーンと直径2cmになるまで引き延ばしてカットすると飴の絵柄が現れます。どこを切っても同じ絵柄になるのは職人さんたちの熟練の腕があってこそ。同じ絵柄の飴がずらっと並んでいる様子は可愛らしくてついつい写真を撮りたくなります。
味の違い、わかります?
まだ少しあたたかいできたての組飴をパクリ。飴も鮮度が違うとひと味違いますね。
ところで、組飴にはレモンやぶどうなどさまざまな味のものがありますが、実は味は全部同じなんです!同じ味なのにそれぞれの味に感じるのは香りに仕掛けがあるんですね。半信半疑になりながら、クエン酸をレモンの香りを嗅いでからぺろり、ぶどうの香りを嗅いでからぺろり…!同じクエン酸なのにそれぞれの味がするんです。嘘だと思う方は実際にツアーで体験してくださいね。
「まいあめ」づくりに挑戦
見学の後はお待ちかねのペロペロキャンディーの制作。この日は秋だったのでハロウィンカラーです。ところが「ぶどう味がいい」というリクエストでなんと味はぶどうになりました。先ほどと同様に水飴を炊いて色と味をつけてスティック状にしていただいたところでまいあめづくり開始!
形づくりは飴が温かいうちの勝負。「どんな風にしようかな」と考えている間に冷えて固まうので、手の赴くままにつくってる人も。若手飴職人さんから直接教えていただけるのもこのツアーでしかできない体験ですね。
既成概念にとらわれない個性豊かな「まいあめ」がたくさんできましたよ!
どこを切っても同じ絵柄になる組飴には、長年の経験と技術なしではできない日本伝統の高い技術が詰まっていました。そこでつくった自分だけの「まいあめ」はどれもとても可愛らしく、なんだか食べるのが勿体ない気持ちになりますね。
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開催地:愛知県名古屋市
ガイド:左:中村貴男 (株)ナカムラ2代目社長 / 右:中村慎吾 まいあめ プランナー
ガイドさんHP:まいあめ
ガイドさんYOUTUBE
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