【ツアレポ】鬼とは何者なのか
大ナゴヤツアーズの魅力をちょっとだけお裾分けするツアーレポート。
今回は昔話や節分の風習の中で登場する鬼が日本でどのように生まれ、どのように変貌していったのか、あいち妖怪保存会・島田さんガイドのもと開催したツアーのようすをご紹介。
陰陽道と鬼
まずは、平安時代の陰陽師・安倍晴明を祀る「晴明神社」へ。陰陽道で用いられる「陰陽五行」の思想は、鬼と深い関係性があります。現代まで伝わる鬼のイメージが「牛のツノ・虎柄のパンツ」という姿をしているのも、「丑寅(うしとら)」の方角が鬼門にあたるからといわれています。
屋根と鬼
強大な力を持つ存在の「鬼」を屋根に置くことで魔除けの意味を持つとされる鬼瓦。鬼瓦の職人は鬼師と呼ばれ、愛知県の三河地方は鬼瓦の産地として有名です。
覚王山の「日泰寺」ではさまざまな鬼瓦を見ることができます。
鬼を食らう
最後は鬼まんじゅうが看板商品の和菓子店「梅花堂」へ。
「鬼まんじゅう」という名前の由来の1つが、さつまいものゴツゴツが鬼そのもののゴツゴツ感や金棒のゴツゴツ感を表現しているから、というものなんだそう。愛知県以外ではあまり見かけないのもまた不思議です。
「鬼」という存在に多方面から触れるこちらのまち歩き。鬼はどのように生まれ、当時の人々にとってどのような存在だったのか、もっと詳しく知りたい方はぜひツアーにご参加ください。
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▼ガイドさん
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※今後のツアーの体験内容は、レポートの内容と異なる場合があります。
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