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【ツアレポ】川名村の妙見さまを訪ねる。知る人ぞ知る古刹めぐり

こんにちは、大ナゴヤツアーズです。
今回のツアーレポートは、
「川名村の妙見さまを訪ねる。知る人ぞ知る古刹めぐり」。
2019年4月13日(土)に開催した時の様子を中心に、ちょっとだけお伝えします。

川名駅からまち歩きスタート

川名村の妙見さまを訪ねる。知る人ぞ知る古刹めぐり~香積院、般若台からの遠望、妙見宮(浄昇寺)まで丘陵ハイキング~2

川名村の妙見さまを訪ねる。知る人ぞ知る古刹めぐり~香積院、般若台からの遠望、妙見宮(浄昇寺)まで丘陵ハイキング~3

香積院へ向かって緩やかな登り道をのんびりハイキング。坂道が長く序盤から疲れちゃうかな、と思いきや道中たくさんの質問が飛び交い、穏やかな気候ながらも熱気はムンムンです。

川名村の妙見さまを訪ねる。知る人ぞ知る古刹めぐり~香積院、般若台からの遠望、妙見宮(浄昇寺)まで丘陵ハイキング~4

ようやく「味岡山香積院」と書かれた入り口に到着。
丸く型どられた入り口が印象的な山門は、創建当時のままで、その形から「丸門」とも呼ばれているのだとか。さらにこの山門は源頼朝が建立したといわれる多聞寺から移築されたものだという。歴史の重みを感じます。

川名村の妙見さまを訪ねる。知る人ぞ知る古刹めぐり~香積院、般若台からの遠望、妙見宮(浄昇寺)まで丘陵ハイキング~5

枝垂桜の隠れ名所としても知られており、桜の時期にはその美しさを見に来る方もたくさんいるのだとか。


名古屋を一望

川名村の妙見さまを訪ねる。知る人ぞ知る古刹めぐり~香積院、般若台からの遠望、妙見宮(浄昇寺)まで丘陵ハイキング~6

さらに坂を登っていくと、

川名村の妙見さまを訪ねる。知る人ぞ知る古刹めぐり~香積院、般若台からの遠望、妙見宮(浄昇寺)まで丘陵ハイキング~7

川名村の妙見さまを訪ねる。知る人ぞ知る古刹めぐり~香積院、般若台からの遠望、妙見宮(浄昇寺)まで丘陵ハイキング~8

般若台と書かれたポイントに到着。かつて香積院のお坊さんがここで般若心経を書写したことから、こう呼ばれるようになったのだとか。昔はここから名古屋城下を眺望できる場所だったそうです。いまでも名古屋駅のビル群までが見ることができます。

町名の由来「川名の妙見さま」

川名村の妙見さまを訪ねる。知る人ぞ知る古刹めぐり~香積院、般若台からの遠望、妙見宮(浄昇寺)まで丘陵ハイキング~9

最後に、妙見町の由来となった「妙見宮(浄昇寺)」へと向かいます。丘陵地帯なだけあり、参道も坂!

川名村の妙見さまを訪ねる。知る人ぞ知る古刹めぐり~香積院、般若台からの遠望、妙見宮(浄昇寺)まで丘陵ハイキング~10

鳥居をくぐると「北辰殿」と書かれた社殿が現れます。古代中国では北極星を北辰と呼び、それが日本では仏教の妙見菩薩と結びつき北辰妙見と呼ばれるようになったのだとか。

川名村の妙見さまを訪ねる。知る人ぞ知る古刹めぐり~香積院、般若台からの遠望、妙見宮(浄昇寺)まで丘陵ハイキング~11

社殿の前には木彫りの馬が奉納されています。日清日露戦争から無事帰還したお礼として、当時中区在住の中尉によって愛馬が奉納され、その後現在の木像として祀っています。災いを避ける神馬として親しまれているのだとか。

川名村の妙見さまを訪ねる。知る人ぞ知る古刹めぐり~香積院、般若台からの遠望、妙見宮(浄昇寺)まで丘陵ハイキング~12

こちらではご住職からも北極星信仰や妙見信仰についてお話を聞かせていただきました。星の付く地名はの妙見信仰の名残なんだそうです。きっと今後星の名前がついた地名を見たら「妙見信仰と関係がある土地なのかな」と反応してしまいますね。

川名村の妙見さまを訪ねる。知る人ぞ知る古刹めぐり~香積院、般若台からの遠望、妙見宮(浄昇寺)まで丘陵ハイキング~13

普段何気なく読んでしまう地名の由来を知ることで、その町に残る歴史と信仰を感じたツアーでした。


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開催地:愛知県名古屋市
ガイド:松村冬樹さん / 元 名古屋市蓬左文庫 調査研究員
おしえてガイドさん!


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