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鉄ちゃんの鉄旅「南九州編④」

 4日目の朝宿に鍵を返すときにもう一度内柴選手と会えないかと思い声をかけてみました。残念ながら内柴選手は既に出かけた後でした。フロントの方が気をきかせて内柴選手に電話をしてくれました。そしたらフロントの人がこちらの電話どうぞと言って私にスマホを貸してくれました。スマホの先にはなんと内柴選手ご本人がの生で話をしてくれました。「残念ながら今日は東京に行きますので、既に家を出ております。また機会がありましたらよろしく」と直接話してくれました。Xでも何度も見ていましたが、非常に気さくな方でした。さらにファンになってしまいました。

 宿にタクシーを呼んでもらい、新八代駅までタクシーで行きました。昨日来た時よりも200円も安かったんです。なぜでしょう?
 新八代から宇土駅まで向かい、乗り継ぎの列車を待ちます。20分ほどの待ち時間があったので、駅前のコンビニでここの名物宇土餅を買いました。小さなあんこの入った餅で非常においしかったです。

 ここからは今日の1番の目的三角線の乗車です。三角半島は天草諸島へつながる半島で、しばらく有明海を右に見ながら海沿いを走るきれいなところでした。道路はその先天草諸島へ伸びていますが、鉄道では終点の三角こちらまでになりました。


 駅前にレンタル自転車があったので、こちらで自転車を借りて折り返しの列車の時間まで散策しました。西港の方が景色が良いということだったので、そちらの方まで移動しました。西港の辺りは大正レトロの建物をそのまま元に戻し観光客を誘致していました。ただ残念なことに食事をできる場所が作られてなく、カフェとお土産物屋しかありませんでした15分ほどちらっと観光した後少し高台登り昔の役場後とかを見てきました。


 その後は駅に向かう途中のレストランで昼食をとりました。地元の魚が食べれると期待して海鮮定食を頼みました。
 三角駅前にはかたつむりのような展望台があり、ここに上がって天草諸島を眺めました。また道の駅にもなっていてそちらで地元の産物の直売所がありました。地元のみかんを買ったのですがびっくりするほどおいしいみかんが大きなネットの袋にいっぱい入って、400円と東京では考えられないような値段で売られてました。

 三角から宇土、そして八代に戻り、八代から川内までは肥薩オレンジ鉄道に乗りました。昔の鹿児島本線です。八代海、東シナ海沿いの美しい景色を見ながら南下していきます。
 川内駅の乗り継ぎ時間で駅から歩いて行ける範囲で少し散策をしました。竈門神社そして平佐城跡を探しましたが、平佐城跡は見つかりませんでした。どうも学校の中にその碑が立ってるようでした。

 川内駅から鹿児島中央までは再び鹿児島本線に乗ります。ここでもう日が暮れていたので、外の景色はほとんど見ることができませんでしたが、内陸をずっと走る感じです。
 ここで面白い事件がありました。乗っていた列車が動物をと衝突したみたいだったんです。しばらく停止し、作業を終え、約30分弱遅れて列車は動き出しましたが、地方ではこういったことが結構日常茶飯事に起こるとは聞いていましたが、まさか自分の乗ってる列車がそんなことに遭うとは思いませんでした。ワンマンカーでしたので、運転手さんが1人で本部への連絡やら衝突現場の確認、周辺の確認をしていました。

 鹿児島中央に着いてから宿に荷物を置いて、そしてすぐに夕食に出かけました。夕食場所はホテル近くの有名な居酒屋さんで、この日は名物の薩摩黒豚のしゃぶしゃぶと鰹のタタキをいただきました。

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