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いまいちわからない

男と付き合うってなんだろう。

けっこう面倒な人生あゆんでくると、それなりにイロイロあったけど、付き合うことの意味が最近わからなくなってきた。

身体の成長とともに、異性に興味を持つのは自然の流れだし、体を重ねるのに明確な理由がないことも多々あるのもわかる。人間だけど、動物だ。

ぶっちゃけ、体だけなら、多少好みであればなんとでもなるんだろう。男性は特に女性と違い、体内の変化は発生しない生き物だし。女性は、持って生まれた機能から「妊娠」という一大事案が発生する可能性があるけど、セーフティさえ守ればリスクは回避しやすくなる。いわゆる「セフレ」「不倫」今なら「ポリアモリー」?とかカテゴリーは様々である。

その中で、年頃の男女(まあ色んなカップルいるけどね)が「付き合う」って、目的はなんなんだろう?

自身を振り返ると、結婚するまでにも付き合いはあったし、付き合いじゃなくても関係を持っていた人のいたし。イロイロあった。お年頃に付き合うを、どうしても延長線上に「結婚」があると想うんです。まあ、それが一般的かな?とも。私もそうでした。

しかし、「結婚」に結びつかないと付き合ってはいけないんでしょうか?結果的に結婚するのもありだけど、「彼との先が見えない」から別れるって、それは結婚できないからってことなんですよね。女性にとって、結婚して子供を授かって。。というのはスタンダードだとは思います。私もそうでした。でも、実際、私が経験した結婚は、「おさんどん」でした。

当初から、違和感があったので、とっとと離婚しちゃえばよかったのですが。気づかなかった。笑

社内恋愛だったけど、元カノが社内にいて、旦那は口車に乗せられ今カノ(私)の名前出しちゃったから、仕事でも元カノに嫌がらせされるわ、職場の社長に挨拶会食する際にTAXIで嫁が足触られてるのに「勘弁してくださいよ」しか言わない旦那。持病があった旦那に毎日弁当持たせるのはいいが、毎日メニューが違わないと文句しかいわなくなる。子供欲しいけど、なかなか出来ず不妊治療通ったけど、自分は「過去に元カノが妊娠したから」って理由で検査しない。結婚半年から、「子供できないし、働きなよ。保険は両親にかけるし、貴方は働けるから自分で入れば問題ないでしょう?」とのたまう。そんななか、子作りもだんだんしょうもなくなって、いたしてる間に鏡を見ている自分がいて。(これはね、嫁に「二人目欲しい」って、言われて不本意ながら応じてる旦那さんたちの気持ちがよくわかる)

仕事に行きながら、家事やって、難しいシャツにアイロンかけてはダメだしくらうし、髪型がうまくいかないと機嫌が悪くなるし、電車のなかで他人にちょっとキレやすくて「いつか刺されるな」って懸念してた旦那。結婚当初から、子供の話題と義両親の老後、親戚の話。正月は、エプロン用意して待たれてました。

で、家の中は、彼の趣味だらけで私の色は全然なくて、正直、仕事と金と酒に逃げた。1箱24本入りビールを一回であける日々。おならしたら、「こんな人だと思わなかった」とな。洋服も彼の好み、彼の仕事仲間は私に良いイメージがないらしく、元カノ含めて遊びに行く。まあ、仕事場一緒だし、しかたないよねって理解してたけど。

ご機嫌だか、仕事のストレスだか、まあ、大変だったのはわかるけど「貴方と結婚した僕の身にもなってよ!」と言われたことがある。

夜遊びもお互いするし、ただし、私は、必ず食事と弁当作る日々。酔った旦那を夜中に駅近くまで探しに行き、おぶって帰ることもあった。二人で旅行なんていつ行ったっけ?行った気もするが。。。

もう、途中で、趣味で留学したいから、一回籍抜いて欲しい。ってお願いしました。ダメでしたけど。だから、もう無理で、帰宅拒否。

実は不妊治療中に癌検査で引っ掛かって。流れちゃったりもしたけど、旦那には言わなかった。言えなかった。いう気が失せていた。

まあ、結局は離婚のきっかけも「元カノ」絡み。体の関係云々とかでなく、発言と行動なんだけど、もう無理だった。私はあなたの妻なんすけど?って。お母さんじゃないよ?

で、離婚申込。彼は泣いた「疲れちゃったんだね。」って。

私は、もうなんだか意味がわからなかった。で、なぜか、引っ越しの日に新しいTVが入荷し、旧いTVはあげるね。と。あと100万あげるから、これで諸々やりなさい。と。

まあ、私も彼にとっては禄でもない妻だったんだろうけれど、自分ってなんだろう?と。今ならわかるよ、やめとけ。結婚すんな。子供は、ここに授からない方がよかったんだ。と。


これは、あくまでも私の主観なので、事実はまた別にあるのかもしれないが、少なくともこういう結婚であったと自認している。

男性との距離感や、付き合い方がどうも下手糞なのは自覚したが、今でも家同士や生活環境の違いなんか沢山あると想う。それでも、みんな踏ん張っているのだろう、かと。そういうもんなんだろう。と、勝手に想っている。

「付き合う」の先に「結婚」があるのは、至極自然のことなのだろうが、今となってはそこまでして結婚や付き合うことに意味を見出せなくなってしまった。もちろん、子供がいるなら形はどうあれ、責任は取らないとならない筈だし、そうあって欲しいけれど。


日本は戸籍制度があり、家と家の結びつきという入籍があり、それにより税制の優遇なんかもあるから形にハマった方が安心感も強い。子供を持つ前提での結婚は特にわかりやすい。事情により子を持つ持たないも自由だし、イロイロ個人事情もあるだろう。

されど、「男と付き合う」その先の「目的」が結婚なのだとしたら、ちょっと躊躇する自分がいる。今は、女性が経済的にも精神的にも独立してきているし、私のように個性強めの一般ルールに乗り切れないのがいても別にいいか。と、のんびり構え始めた。

余談ながら、異性で味わった寂しさを、自分で消化する前に別の異性で誤魔化すと、心の保ち方がわからなくなる。それが癖になると悪循環だ。


まぁ、ふと寂しくもなるし、男性に寄りかかりたくなるときもある。

「私、いま寂しいんだな」。

付き合っている、結婚しているときにも寂しさは感じるものだ。これは、自分の大事な感情。優しく労わってあげよう。


よしよしヾ(・ω・`)











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