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イスラエルが 1967年以来 違法占領し続けるパレスチナ・ヨルダン川西岸地区の街ナブルスを訪ねた37年前の今日 〜 1983年10月13日

1983年10月13日 〜 パレスチナ・ナブルス

1983年4月から10ヶ月弱のバックパッカー海外「貧乏旅行」の途上、同年9月28日にヨルダンから(ヨルダン川に架かる橋を渡って)イスラエルが 1967年以来 複数の国連安保理決議にすら違反しながら違法占領を続けるパレスチナ・ヨルダン川西岸地区に入り、10月18日に同パレスチナのガザ地区を発って陸路エジプト(カイロ)に向かうまでの 3週間、パレスチナとイスラエルを旅した。

この旅に関わってもう少し詳しいことは、過去の多くの投稿の中でパレスチナとイスラエル(古代イスラエルの王国ではなくて 1948年に「建国」された新興国家「イスラエル」)の歴史などにも言及しつつ、繰り返し書いてきた。

上記については、本投稿の付録 1, 2 においてリンクを置く昨日と一昨日のそれぞれの投稿テキストの中でも書いている。よって、ここでは割愛。

37年前の今日、1983年10月13日は、パレスチナ、ヨルダン川西岸地区にあるナブルスという名の街を訪れた。

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当時の筆者の日記(当時のママ、もちろん推敲などしてない殴り書き)


付録 1: 1983年10月12日 〜 パレスチナ・ビルゼイト大学

昨日の投稿。


付録 2: 1983年10月10日、11日 〜 イスラエル・キブツ、パレスチナ・ヘブロン

一昨日の投稿。


付録 3: イスラエルを出て、パレスチナ人の「郷土への帰還の権利」を支持する活動を続ける、ユダヤ人


付録 4: イスラエル国内で、パレスチナ人の「郷土への帰還の権利」を支持しつつ、ジャーナリストと作家としての活動を続けるイスラエル人

以下は、イスラエル人のジャーナリストであり作家でもある Gideon Levy による、イスラエルのメディア Haaretz 上の最近の記事から 2点。

1) 2020年10月4日付の記事

なお、記事のヘッド(見出し)にある Ben-Gurion (David Ben-Gurion) とは、1948年にパレスチナの地(パレスチナという名称は遥か昔の紀元前からあったが、この当時、直前 1920年から1948年までの正式名称は「委任統治領パレスチナ」, Mandatory Palestine もしくは「イギリス委任統治領パレスチナ」, British Mandate for Palestine で、その直前に関しては 16世紀以降の長い支配が続いた「オスマン帝国」の統治下にあった地域)の上に「建国」されたイスラエルという名の新興国家の「建国の父」であり、初代イスラエル首相であった人のこと。

当時の「パレスチナ」地域におけるユダヤ人の人口は、それ以前の数十年間にわたるシオニズムによる移民による急激な人口増加の経緯があっても、依然として同地域に住むアラブ人 = 現在いうところのパレスチナ人 = の人口の半分以下、そうした歴史的経緯があったため土地所有率に至っては実に 7% だったが、前年の1947年11月29日に当時まだ欧米諸国が支配的だった設立間もない国際連合の総会で採択された「国連パレスチナ分割案」は、国連の信託統治下となるはずだったエルサレムを除く「パレスチナ」全域の土地の 56% をユダヤ人、つまりイスラエルという名の新しい「国家」に与える、という極めて不当・不公正・不公平な内容のものだった。

そして、イスラエルという名の新興国家は、1948年5月14日の一方的な建国宣言(一方の当事者であるアラブ系、現在いうところのパレスチナ人たちの意思を無視したわけだから一方的、イスラエルはこれを「独立宣言」と呼ぶが、上にも書いたように、それ以前にそこにあったのはオスマン帝国の支配が終わった後のイギリス委任統治領パレスチナ = 人口の圧倒的多数はアラブ系、いま言うところのパレスチナ人 = であって、その地においてイスラエルという国やあるいは単にユダヤ人の国がイギリスの植民地下にあったというような事実は全く、文字通り全く無い)とその直後の第一次中東戦争によって、上記の前年1947年採択の「国連パレスチナ分割案」における不公正・不公平な内容のものよりも更に広い土地を得ることになった。

ヘッド(見出し)は、Even Ben-Gurion Thought ‘Most Jews Are Thieves’

本文の冒頭は、The quote in the headline wasn’t uttered by an antisemitic leader, a Jew hater or a neo-Nazi. The words are those of the founder of the State of Israel (David Ben-Gurion), two months after it was founded (on May 14, 1948) ... ( ) は筆者が加筆(May 14, 1948 は "it was founded" の日として、上記のイスラエルの一方的な建国宣言の日を付した)。


2) 2020年10月12日付の記事

ヘッド(見出し)は、Israeli Soldiers Raid a Palestinian Village at Night, Terrifying Residents – for Training Purposes

リードは、Armed Israeli soldiers wandered through backyards, peeking through windows during a nighttime exercise in a West Bank village. Imagine them doing the same in a Jewish settlement


付録 5: イスラエル・パレスチナ問題に絡み、マスメディアもしくは「リベラル」な人たちが決して批判しようとしない 3人の著名人 〜 ボブ・ディラン、ユヴァル・ノア・ハラリ、ルース・ベイダー・ギンズバーグ

以下は、上記の見出しタイトルを読んで字の如し。

1) ボブ・ディラン 〜 記事4点、note 投稿3点

まずは、NYT とか The Washington Post とか The Guardian といった(日本でも例えばクソ朝日新聞その他)、世界の名だたる主流派メディアが無視し、取り上げようとしないボブ・ディランの「不都合な真実」について、イスラエルのメディアやアメリカ合州国のメインストリームでないメディア、その他アラブ系メディアなどが取り上げた記事 4点。

Unearthing Bob Dylan’s forgotten pro-ISRAEL song ー ISRAELI media Haaretz

Bob Dylan’s embrace of ISRAEL’s war crimes ー Chicago based media, The Electronic Intifada

Portrait of Bob Dylan as a defender of ISRAEL ー London based media, The New Arab (Al-Araby Al-Jadeed)

THE OTHER Bob Dylan ー Al Jazeera

次は筆者の note 投稿から 3点。




 2) ユヴァル・ノア・ハラリ 〜 note 投稿4点





3) ルース・ベイダー・ギンズバーグ 〜 note 投稿1点


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