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38年前の今頃はシベリア鉄道「列車の旅」の最中だったから 〜 列車が絡む歌の数々 ♫

遥かジュラ紀の昔のことだけど, いやそれよりは遥かに最近の話だけど、38年前の今頃, 1983年4月末から 5月初旬にかけて, シベリア鉄道列車の旅をしていた(4月30日にハバロフスクを発ち, 3泊4日の列車の旅を経て 5月3日イルクーツクにて途中下車, そこで 1泊, 翌5月4日にイルクーツクからシベリア鉄道の列車の旅・第2弾, 4泊5日かけて西へ西へ, 5月8日にモスクワ着・2泊, シベリア鉄道はモスクワまで, ついでに言うと, その後は 5月10日夜行列車でフィンランド・ヘルシンキへ)。今日はその38周年, アニヴァーサリーを記念して, 列車が絡む歌の数々・特集

その前に, 「ジュラ紀」と言えば,  "さあ 不思議な夢と遠い昔が好きなら, さあ そのスヰッチを遠い昔に廻せば, ジュラ期の世界が拡がり, はるかな化石の時代よ" ♫ ... とこの歌の歌詞ではどうも「ジュラ紀」でなく「ジュラ期」と表記していたようなんだけど、ま, いっか!

そもそも、この歌って「列車が絡む」歌ではないよね, サディスティック・ ミカ・バンドのメンバーも空飛んでるし(笑)♫

City of New Orleans (Steve Goodman) 〜 Arlo Guthrie

まずはこれ, Arlo Guthrie (born July 10, 1947) が Steve Goodman (July 25, 1948 – September 20, 1984) の名曲をカヴァーした, City of New Orleans, アメリカ合州国シカゴからニューオーリンズまでのイリノイ中央鉄道 Illinois Central Railroad の列車の旅を描いた歌。

自分はこれを小6の頃、1972年辺りに聴いていて、その後だいぶ長いこと Steve Goodman を知らなくて Arlo Guthrie の曲だと勘違いしていた。Steve Goodman のオリジナルはもちろん素晴らしいけれど、個人的にはこっちを先に聴いていたし、見事なカヴァーだし、このヴィデオ・クリップで観せてくれるのは文字通り「列車の旅」だし、というわけで、ここではこっちを先に載せることにした(Arlo Guthrie の知名度も相まってこちらがより「ヒット」したかも)。

City of New Orleans (Steve Goodman) 〜 Arlo Guthrie (1972) ♫

*一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)より「著作権を有する音楽著作物の著作権を侵害している」旨, 指摘を受けた為, 当初 私の誤認識によりここに掲載していた英語歌詞を削除しました。歌詞に関心のある方は, 公式サイト等に掲載されているものを確認してください(2022.8.31 加筆/削除/編集)。

City of New Orleans 〜 Steve Goodman 

後年, だいぶ大人になってから知った, City of New Orleans のオリジナル, Steve Goodman (July 25, 1948 – September 20, 1984) の弾き語り。いかにも心温まる感じの素晴らしい歌声と演奏。

因みに 36歳の若さで早逝した Steve Goodman の死の後の感動のエピソードが Wikipedia に記されているので、参考まで(Contents の中の "Death" の項)。

City of New Orleans についてはこちら。

City of New Orleans 〜 Steve Goodman (1971) ♫

*一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)より「著作権を有する音楽著作物の著作権を侵害している」旨, 指摘を受けた為, 当初 私の誤認識によりここに掲載していた英語歌詞を削除しました。歌詞に関心のある方は, 公式サイト等に掲載されているものを確認してください(2022.8.31 加筆/削除/編集)。

Long Train Runnin' 〜 The Doobie Brothers 

ドゥービー, つまり The Doobie Brothers, 無理やり日本語にすると「マリファナ兄弟」って感じだけど(笑)、彼らのライヴは 4回ほど観たことがある。もちろんスタジオ録音のパフォーマンスもいいけれど、彼らは正真正銘, 極上のライヴ・バンド。コンサートに行けば, 生で観れば聴けば, 思い切り楽しめること請け合い ♫(以下はスタジオ・ヴァージョンとライヴ・ヴァージョン!) 

因みにこの歌でも、歌詞に "Well the Illinois Central", つまり前章・前々章で取り上げた City of New Orleans のイリノイ中央鉄道への言及があるんだなぁ。

Long Train Runnin' 〜 from "The Captain and Me", the third studio album by The Doobie Brothers, released on March 2, 1973 ♫

*一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)より「著作権を有する音楽著作物の著作権を侵害している」旨, 指摘を受けた為, 当初 私の誤認識によりここに掲載していた英語歌詞を削除しました。歌詞に関心のある方は, 公式サイト等に掲載されているものを確認してください(2022.8.31 加筆/削除/編集)。

Long Train Runnin' The Doobie Brothers LIVE ♫

これは 2011年か2012年辺りのライヴかな。彼ら, トシ喰ってからもライヴでのパワーはぜんぜん衰えない。拙者が観た中の一番最近, 2017年4月26日の日本武道館でのライヴも素晴らしかった。

Soul Train (theme), "TSOP (The Sound of Philadelphia)" 〜 MFSB with The Three Degrees

レコードとしてリリースされたのは 1974年。ソウル・トレインですよ, ソウル・トレイン, 拙者のように1960年生まれ, あるいはその前後世代なら大抵の人が観たのは「時間ですよ」、いやアレも観ただろうけど、音楽好きなら、ってかポピュラー・ミュージック好きなら、ってか要は「洋は」, 「洋楽」好きなら観てたでしょう、聴いてたでしょう、ソウル・トレイン ♫

MFSB (Mother Father Sister Brother), ってそのころ詳しくなかったけれど。

にしても, スリー・ディグリーズ, ザ・スリー・ディグリーズ, かっこ良すぎ !!! ♫

TSOP (The Sound of Philadelphia), the theme for "Soul Train" 〜 MFSB featuring vocals by The Three Degrees (recorded in 1973, released in 1974) ♫

このクリップは 12" version, レコード盤・全盛期のシングル盤における 12インチ・バージョン ♫

Take the 'A' Train 〜 The Duke Ellington orchestra / Wynton Marsalis & The Young Stars of Jazz

定番、「A列車で行こう」♫  1939年の作曲らしい(Billy Strayhorn)。

Take the 'A' Train 〜 The Duke Ellington orchestra (1943) ♫ 

Take the 'A' Train 〜 Wynton Marsalis & The Young Stars of Jazz (2016) ♫

すぐ上のクリップは、1978年以来, 毎年夏, フランス南西部 Marciac というところで行なわれているジャズ・フェスティヴァル, その 2016年のパフォーマンスから。

Jazz in Marciac (JIM) is a jazz festival that takes place over a period of three weeks, usually from late July to mid-August in Marciac, Occitania, France. The first festival took place in 1978.

Train in the Distance 〜 Paul Simon

ポール・サイモン, Paul Simon の 6枚目のソロ・アルバム, 1983年11月4日リリースの "Hearts and Bones" から、その LPレコード B面2曲目に収められていた "Train in the Distance" ♫

1983年4月26日に横浜港をフェリーで発って当時のソ連のナホトカに向かった筆者は, そのまま翌1984年2月初旬まで, ソ連・ヨーロッパ・中東・アジア諸国を巡るユーラシア大陸「ほぼ」一周旅行をしていて(エジプトも行ったからアフリカ大陸の北東端も跨いだけど, 笑)、最後は韓国の釜山港をフェリーで発って, 下関から日本に入国・帰国した。

で、故郷の静岡県は遠州森町に向かう帰路、途中、広島に立ち寄り、小中高の 1年後輩が広島大学にいたのでその後輩のアパートに転がり込んで、広島の平和記念公園・平和記念資料館だけでなく広島大学にも行って、大学生協のレコード屋で何枚かレコードを買った。その中の 1枚がこの "Hearts and Bones" だった(他にはダイアー・ストレイツの "Love Over Gold", ピンク・フロイドの "The Final Cut " など)。 

"Hearts and Bones" は ポール・サイモンのアルバムの中ではセールス的にあまり成功しなかった方のアルバムだし、一般の評論家受けもいまいちだったと思うけれど、そんなことって実は作品の出来と必ずしも「比例」するものではない(当たり前だけど)。このアルバム、いい歌, 沁みる歌がたくさん収録されていて、個人的にはかなり気に入っている。

Train in the Distance 〜 from Paul Simon's sixth solo studio album "Hearts and Bones" released on November 4, 1983 ♫

*一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)より「著作権を有する音楽著作物の著作権を侵害している」旨, 指摘を受けた為, 当初 私の誤認識によりここに掲載していた英語歌詞を削除しました。歌詞に関心のある方は, 公式サイト等に掲載されているものを確認してください(2022.8.31 加筆/削除/編集)。

さらばシベリア鉄道 〜 大滝詠一

大滝詠一師匠(1948年7月28日 - 2013年12月30日)が残した歌には, 当然ながら はっぴいえんど 時代を含めて(個人的にはその時代の歌の方に大好きな歌が多い)好きな歌がたくさんあって、且つあのソロ・アルバム「長い休暇」ならぬ A LONG VACATION(1981年3月21日リリース)は素晴らしい作品だと思うけれど、あのアルバムの中で, 「さらばシベリア鉄道」は特に好きな歌、というわけではない(「君は天然色」はじめ, 他の全ての曲の方がずっといい)。

ただ, まぁここは, 今日は「シベリア鉄道」乗車38周年記念 note 投稿シリーズの一環ということで(笑)。

ではでは, A LONG VACATION になぜかただ 1曲収められた「冬」系の歌、アルバムのエンディング・トラック ♫ さらばシベリア鉄道 大滝詠一(1981年)♫

*一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)より「著作権を有する音楽著作物の著作権を侵害している」旨, 指摘を受けた為, 当初 私の誤認識によりここに掲載していた歌詞を削除しました。歌詞に関心のある方は, 公式サイト等に掲載されているものを確認してください(2022.8.31 加筆/削除/編集)。

シベリア鉄道の旅 〜 1983年4月30日ハバロフスク発, 5月3日イルクーツク着・1泊, 5月4日再び乗車, 5月8日モスクワ着

1) 1979年春以降, しばらく札幌にいたんだけど,

2) 1983年4月26日からの ユーラシア大陸「ほぼ」一周旅行 の旅に出かける前は, こういう本を読んだり、ああいう音楽を聴いたりしていて, 

3) いざ, ユーラシア大陸「ほぼ」一周旅行 へ出発, 1983年4月26日に横浜港をフェリーで発って、当時のソ連のナホトカを目指す, 2泊3日の船旅へ。

4) 1983年4月28日にナホトカに着き 1泊, そして翌 4月29日にはナホトカを列車で発ち, ハバロフスクに着いて, そこでまた 1泊。

5) ここからが シベリア鉄道。1983年4月30日にハバロフスクを発ち、イルクーツクを目指して 3泊4日の列車の旅へ。

6) シベリア鉄道, 途中下車。1983年5月3日にイルクーツクに着いて, そこで 1泊。地元の少年少女とフリスビーやって遊んだり、彼ら彼女らの中学校に招待されたり、バイカル湖で遊んだり。

7) シベリア鉄道 の旅の後半に突入。この後は、1983年5月4日にイルクーツクを列車で発ち、モスクワを目指して, 4泊5日の列車の旅へ。モスクワには 1983年5月8日に着, そこで 2拍(その後は 5月10日夜発の夜行列車でフィンランド・ヘルシンキに向かった)。モスクワ紀行はたぶん, 今週土曜, 2021年5月8日辺りに note 投稿すると思う!

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