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アボリジニアートと人種問題【オーストラリア旅行記】ダーウィン #2


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ダーウィンという街は第2次世界大戦で日本にこてんぱんにやられた街でもあるんですよね。
街の所々に戦争の遺構が残っていたり、お店に戦時の写真が飾られているところもあった。もしかしたら日本にいい感情を思っていない人もまだいるかもしれない。

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アボリジニの街
そしてもう一つ。ダーウィンの何が特別かというと「アボリジニ」が街中に歩いているということ。
なかには普通にビジネススーツきた女性もいたりしたけど、街で見たアボリジニのほとんどは、、、
路上で戯れ、昼間から奇声をあげ、ラリっている人たちでした。。。
アメリカのシアトルやポートランドでも同じような光景をみたな~(2017)。
モールの中のお土産屋にいるときも、白人の店員にやんわりと追い出されてました。
とはいえ基本的にダーウィンは安全そう。彼らもこちらには危害を加えてきそうな気配はなかったです。


あとで詳しく聞いたところによると、彼らは政府から生活保護を受けている人も多く、しかももともと文化的に酒を飲まない人たちだったのに、白人が持ち込んだアルコールを日常の余暇として飲んでしまうと。
確かにバーに行くと昼間から酒飲んでる人を結構見かけた。
(って自分も東京ではそうだけどw)

アボリジニとお酒の問題はここに詳しく書いてありました。


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↑家まで送ってもらうのかな

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↑ダーウィンでも見たけどこのあと行くアリススプリングスはもっといた


アボリジニアート
歴史的にも悲惨な運命を辿ってきてはいるけど、それでもオーストラリア政府とアボリジニコミュニティは共存共栄の道を模索して試行錯誤しているようです。
もともとエアーズロックという名前だった山をウルルという現地の人の呼び名に戻したことや、そのウルルは彼らの聖なる山であることから登山禁止にしたこともその一環です。

でも、そんな彼らの支援の一環として彼らの生産物を販売することで、循環できる社会にして共存していきましょうという取り組みも行われているようです。
その一つがアボリジニアート。
これがもう自分的にはどつぼ!それこそ絵文字の😍こんな感じの顔になってました。その前に行ったアフリカンアートもハマったけど、結構こういう原始的で抽象的なものとか、ボールドな柄モノが自分的にはハマりやすいらしい。
自分の部屋とか民泊部屋に飾るようにと思って何枚か選んでたら
同じデザイナーさんを無意識に選んでたり。若いデザイナーは色使いが大胆だからそういうのが好きなのね~と指摘されました。
・・・でデザイナーさんのバックグラウンドとか聞いたりしてたらなんだかんだ増えちゃったw


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↑こんな風に描き手のプロフィールもきちんとつけてくれる

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↑ホントに全部見るのは無理なくらいたくさん種類がありました!


ダーウィン以外にもオーストラリア内にある空港やお土産やに売ってるアボリジニアートの中でもよくみるときちんとデザイナーの名前と写真が載っていて、
収益はその人やその人たちのコミュニティに回っていくようなブランドもありました。
(自分が買ったブランドはここ→MBANTUA ART GALLERYUTOPIA AUSTRALIA

この収益が少しでもいい結果になってもらえたらいいな〜。

余談
(てかさ、ずーーーーっとみてると草間彌生とか村上隆ってここら辺からインスパイアされてる?と思いました)
(というか村上隆はちょっと似過ぎじゃね?ってのもあったりww→どっちが先かは知らないけどさ)


つづく

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