見出し画像

自分らしさと PMS

目覚ましを止め、「ぁー…」(昨夜の言動に対する反省の嵐を1分ほど感じ)、横でまだすやすや寝ているジャイアントベイビー(aka my partner)の手を取って心の中でもう一度「ごめんね」をした。
それが今朝の7時8分。

自分らしさについての投稿で最初にPMSについて書くとは思っていませんでしたが、考えてみると、私にとってPMS症状の出ている自分も毎月お会いする自分であり、PMSと自分の関係は「自分らしさ」に関係していると思ったので、よかったら一読ください。

●PMSとは

PMS(Premenstrual Syndrome)。日本語では「月経前症候群」といいます。
月経(生理)の約3-10日前間に出現し、月経の開始とともに軽快ないし消失する諸症状のことです。精神的、身体的に不快な症状が多く、下腹部痛・むくみ・食欲不振や過食・頭痛・お腹や乳房の張り・イライラ・情緒不安定・抑うつ・集中力の低下などなど・・・。
月経のある女性約70-80%は月経前になんらかの不快な症状を感じると言われていますが、PMSはその症状の程度が強い状態です。症状は軽いものから、日常・社会生活に支障をきたす重いものまでさまざまです。また、精神的症状が重く、日常生活や社会生活に非常に大きな支障をきたすものは、PMDD(premenstrual dyspholic disorder)「月経前深い気分障害」と呼ばれます。

「〜症候群」「〜障害」とありますが、病気なわけではありません。そういう状態の人が一定数いるから名前をつけたという感覚でいます。この状態がその人にとって日常的・社会的に支障が出たとき対処すべき対象になると私は思っています。

●何がつらかったか

PMS症状は近い存在であればあるほど相手にも影響を与えてしまうもので、不本意だからこそ本人も辛いですよね。今自分の感じている感情はホルモンバランスによるもので、仕方ない部分があると頭ではわかっていても、正当化できないから辛かった。不本意であっても、世に放ってしまった言葉や態度は取り返しがつかないから。自分の言動で相手に負担をかけてしまった・傷つけてしまったという事実があるのに、自分も辛いなんて言うことを私は自分に許すことができませんでした。

●この投稿で伝えたいこと

” if you don’t like it, do something about it”

この言葉を学生の時たまたまyoutuberのvlogで聞いて、普通の会話の中での一文だったのですが、その時の私にはパズルのようにフィットする言葉でした。それ以降、何事に対しても私はこのスタンスで生きています。
PMSも一緒。

だから私は「PMSだからしょうがないのです、いいのです」、「もっと多くの人にPMSの存在について知ってほしい」といったメッセージを届けたいのではなく、「PMS関係なく好きな自分でいてほしい」それを可能にするためにどうしたらいいか、つまり今を正当化するのではなく、今抱えているモヤモヤがあるならどうしていけばいいか、一歩“前”に進みながら苦しい“今”から抜け出すためにどうしたらいいかを一緒に考えたい。

私のPMSとの付き合い方を聞いて何か考えるきっかけになるのであれば、下に少し書いたので読み進めてください。PMS以外にも応用している部分は多いですが、それはこれが私の生き方だからです。どう受け取るかは読み手が決めることです。どうか、私の下手な文章で誰かを不快な思いにさせませんようにと願っています。Because that is never my intention.

●方法

私の経験上、マインドを変えようとするより言動を意識的に変える方がdoable(まだできる)です。そして、「OOをしない」より「△△をする」とした方が達成しやすい。負のスパイラルに入っている時、私たちは選択肢を天秤にかけ、良し悪しを考える余裕などありません。何も考えずにjust do.それが精一杯。だから、自分に制限をかけるのではなく、とりあえず何も考えずに「△△をする」。その△のタスク(行動や自分が口にする言葉)は結構細かく刻んで、達成するためのハードルは下げます。
どんなに小さなことでも、達成できるといい気持ちになるものです。自分の機嫌は自分でとる。”if you don’t like it, do something about it.” それが私のやりかたです。

徐々に「△△」したことで得られるプラスの感情や結果が次の自分のとる言動をプラスのものへと引き寄せてくれます。負のスパイラル中に感じる霧が晴れてくると、天秤にかける余裕も出てくるものです。これを繰り返しているうちにじっくりとマインドまで変わっていきます。マインドは自分のとる言動や、経験してきたもので形成されていくものであって、その場で作り上げられるものではない気がします。なので、自分のためを思ってその都度言葉や行動を選べば大丈夫。大丈夫、大丈夫。いい感じです。うまく行かなくても、今自分が好んでいない状況を変えようと思っていること・変えようと行動に移している自分にもうはなまるです。

しかし、いいサイクルができたところで、ちょこちょこ負のスパイラルに引き戻されるのがお決まりのコース。みんなそうです。私は受け入れます(笑)。受け入れ、切り替えます。どれも自分なので、あるがままに受け入れて、好きな自分に持っていくために,自分のために頑張る。それだけです。それが全て。「△△をする」方式でいいサイクルをまた作成していくのがそこへの近道でした。なので、受け入れ、切り替えます。

P.S. 今負のスパイラルの中にいて、苦しい思いをしていても、その時間さえもあなたの味方になってくれるということを伝えたいです。
それを経験しているからこそ、自分を大切にするためにはどうしたらいいか少しずつわかっていったからです。前兆を感じ取ることや、A(トリガー)をしたらどういった心理的状態・身体的状態になるのか過去の自分が浮かび上がって予測できます。逆にB(△△のひとつ)をしたらどういった心理的状態・身体的状態になるのか経験上予測することもできます。何度も経験してではありましたが、今の自分には昔の自分が苦しんでた状況から守ることができます。だから、苦しかった時間も今では私の味方。


●みきの△△

私がPMSに対して現在実際にしていることのいくつか。

■超低容量ピル
また機会があれば別の投稿で詳しく。

■“マンスリー”って名前をつけた
彼と普段の会話でも話しやすいように、そして生理に伴う諸々を含めて考えた時に「生理」という単語が纏うどんよりしたしたものに対して自分の気持ちも軽くするように、私は彼の前で生理を“マンスリー”と呼んでいます。マンスリーイベントみたいで(実際そうなのですが)、楽しいハッピーなオーラを纏っている言葉なので、「生理」より好きで使ってます。

■ 自分の時間をとる
自分を大切にするためには、自分と時間を過ごす必要がありました。今の自分がいる大きなポイントとなるので、是非また投稿させてださい。

■レッドフラグをもつ
私は自分があまり好きでない自分になってしまいそうな時、前兆を感じます。その時そっと、それを共有します。家族や彼、嫌な予感がする時は職場でその日特に協力して働かなくてはいけない人に。詳しく言う必要はなく、生理中(職場では体調不良と総じて言うことも)で本調子ではないこと、迷惑かけちゃうかも知れなくて心配なこと。その程度です。

■ 好きな時間を選ぶ
私は海、川、滝、プール、温泉。水の近くに身を置けると落ち着きます、幸せな気持ちになります。「好きだなぁ」って、ぽっと出てきます。

■好きな言葉を選ぶ
「ありがとう」を伝えます。
謝ってばかりや、悲観的なみきになりたくありません。その時まさに反省しまくり、自分なんて・・・って思いまくりでも。そんなの言葉にしてもいいことが生まれたことありません。謝ってから、感謝の気持ちを言うなら、後者に重きを置いた方がお互い幸せな気持ちになります。できないことを周りに嘆くより、でもだからこうしようと思っているの!ってなんか不器用なのに一生懸命そうな友達・同僚の方が応援したくなるし、聞いている人も励みや刺激を受けてくれるかも知れない。そんな素敵なことが起きたら、厄日はとってもいい日に変身します。

■チョコとカフェインは取りすぎない
これは私のトリガーのひとつ。

●自分らしさ

自分らしさって、きっと理想の自分が含まれているのかなと思います。誰しも好きな自分がいるのではないでしょうか?好きになれない自分の瞬間があるように。少しでも、多くの人がその好きな自分でいられる時間を増やして行けたらいいなと心から思います。
今回はPMSをきっかけに。


🌱ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
誰ですかね1000-1500字で書くってルールを作ったのは。今回は3000字にも収まりませんでした。でも字数に制限があると、伝えることを選ぶようになるので、文字数はこれからも意識していきたいと思います。目標は3000字に変更☆
どうそよろしくお願い致します。

読まれている方にとって、素敵な瞬間がいっぱいの一日となりますように。
ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?