タロットから学んだ、本当の強さとは?
今回は「力・STRENGTH」のカードについて書いてみます。
本当の力とは何か?
タロットから、日常生活の中で大切なことを沢山学ぶことができます。
「力」のカードもその中のひとつ。
丸腰の女性がライオンを優しい顔で撫でています。
そしてライオンは舌をペロンと出して懐いている。
まず、タロットカードの解釈について
このカードの解釈も沢山あるんですよねぇ。
そしてタロットカードの解釈の正解は「あるようでない」のです。
そして、「意味を覚えなさい」とも言われるけれども「意味は覚えたらいけない」とも言われる・・・。
つかみ所のない話ですね。
私は「だいたいこんなイメージ」だと掴んでおいて、リーディングの時に、周りのカードとの関係や問いの内容で読み解いています。
本来のカードの意味とはかけ離れた内容が降ってくることもあります。
たとえば。
本を買うか悩んでいたら、本が描かれているカードが出てきた
引っ越しについてリーディング中、動物のデッキを使っていたら、ニワトリのカードが沢山出てきた。相談者は唐揚げが好きで、おいしい唐揚げのある店の近くに住むことを考えていた
こういう時は、本来の意味とは関係なく、カードが出てきていると確信してリーディングします。
こういうシンクロは本当に面白い瞬間で、タロットの魅力の一つです。
さて。力のカードに学んだこと
私にとってこのカードが一番伝えたいことは、
「力でねじ伏せるのではなく、愛情や優しさ、信頼で手懐ける」
ということだと思っています。
私は猛獣のライオンが犬みたいに懐いちゃってる・・・そんなふうにしかこのカードは読めません(笑)
本当はライオンには牙もあり、圧倒的に強い。
丸腰の女性は腕力で勝てる相手ではない。
では、女性がライオンに勝つにはどうしたらいいのでしょうか?
優しくして、信頼してもらい、愛情をたっぷり注いでライオンを骨抜きにしてしまおう!と。
彼女は優しく、手懐けたんですね。
そしてライオンは丸腰で自分に近づいている女性の強さにひれ伏したのでしょう。
もしかしたら、純粋な気持ちでやさしく撫でていて、それがライオンに通じたのかもしれない・・・私はこちらの考えが好きですね。
うん。この女性格好いい!
日常でこのカードを思い出す時
私はこのカードを知ってから、特に自分より若い人や子供には、自分が防御したりキツい態度をとるよりも、「あなたを信頼してます」っていうような寛大な気持ちで接していくことを実践してみました。
自分が子供だった時の事を思い出しても、頭ごなしに叱られたりきつい言葉で注意されたり、怒鳴られたりすると萎縮してしまいませんでしたか?
また、逆に反発心が芽生えてきて、何か禁止された場合はわざと辞めずにエスカレートしたくなりませんでしたか?
私はやり返したりしない子でしたが、心の中では反発心の方が芽生えてしまっていました。
力でねじ伏せると、特に純粋な子供や動物は信頼してくれないでしょう。
最近、あるお子様と長期間接することがあったんです。
やっぱり私が「やめてー」とか「やらないで」って言うと余計やりたがるんです。
ところが、私が「こうしたら楽しいんじゃない?」という風に優しく提案するとノッてくるんですよねぇ!
このようにタロットからと対人関係について学ぶ事が出来て、世界が広がってきました。
私は言葉で愛情で手懐けるんだ、と思うよりもカードの絵を思い浮かべた方がイメージで思い出しやすくて、実践しやすいです。
タロットは占いだけに使うのは本当にもったいないと思っています。
少しでもタロットの面白さに気付いて頂けたり、私がなぜタロットが好きなのか伝わるといいなと思って書いています。
個人鑑定を始めました。
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