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空港に向けて

2022年年末年始、父親の「凍頂烏龍茶がなくなってきちゃったから買いに行きたい」というつぶやきから、ひたすらミッションを達成するために奮闘する台湾での話。

一日目はお昼ごろの飛行機に乗り、日本から台北へ、台北から台中に移動をする。

今日の最大のミッションは、まずは無事に台湾に入国すること。そしてホテルに到着すること。


<まず電車>
家から空港までは2時間ちょい。
父親と朝駅で待ち合わせをするが、私は必ず遅刻する。

例にたがわず遅れて、予定の電車を逃す。

平謝りし電車に乗ったが、手袋を片方落としたことに気づく。

電車の乗り換え駅では、予定の電車はすでに発車している。
次はどの電車に乗ればよいか父が駅員さんに尋ねる。

教えてもらった電車に乗ると急行だったため、予定の電車を追い越し、駅で数分待つと予定していた電車に乗ることができた。

一つリカバーされる。


<次にお茶>
続いて、スーツケースを預けようと思ったけど、まだチェックインカウンターが開いておらず、まずはお茶でもすることに。


だがしかし、今まで空港で利用していたお店はどこも開いていなかった。
朝が早すぎて開いていなかったわけではない。
すべて閉店・工事中となっていたのだ。
コロナ渦で空港を利用する人がほぼいなかったためだろう。
国内線の中はお店がたくさん開いているようだったが、国際線は出国審査を終えた後に入れる店はなかった。そのためお茶をするには出国前でしかない。しかし、お茶ができるお店はマクドナルドぐらいだった。


マクドナルド、10年ぶりぐらいに入った。父は何かセットを頼んでおり、若いな。よく食べる。私はサツマイモを食べてきたのでカフェオレだけにする。


<次に手袋>

その間に地元の駅の電話番号を検索しまくる。ない。
落とし物センターに何度かかけるとつながった。
手袋の特徴を伝えた。


あった!!!

私が説明した手袋と全く同じものがあったらしい。予想していたところに落としていたみたい。


誰かが拾って届けてくれたようだ。本当にありがとう!!!!!


だがしかし、『拾得物を駅においておけるのは、1週間以内。それ以降は警察署に持っていくことが決まっている』
とのこと。

「一週間以内に取りに来れますか?」

行けるわけがない。一週間以上今から海外だ。。。。
届けられる警察署は、今度は家から一時間以上かかるところにある。


そこまでして取りに行く???

なんと・・・・もう捨てるしかないのか・・・・

と諦めかけた時にひらめいた。


私には、近所に叔母がいた!!!


連絡して地元の駅に取りに行ってくれることをお願いする。

なんとか無事解決。

リカバー2つめ。


<次に薬局>
この間に手の乾燥が激しすぎて、前日のチェロのレッスン中に切れそうだと思っていたのが、ついに切れてしまった。急いでバンドエイドを購入。薬局は元気に開店していてよかった。


ホッとし、いよいよスーツケースを預け出国審査に向かう。

<次に海外契約スマホ>
直前にスマホの契約会社に海外向けのスマホの設定の仕方を尋ねようとしたが、ない。皆撤退していた。
仕方がないので、ダメ元でwifiレンタルのカウンターで尋ねてみた。

すっごく若い店員さんがすっごく丁寧に教えてくださった。
『データーローミング』というものをoffにしておけばよいらしい。

このお店でレンタルするわけでもないのに、本当にありがとう!!!
めちゃ助かった!!!

と伝え、いよいよ出国へ。


<いよいよ出国>
がらがらの空港だけれど、出国審査はほんのり混んでいた。
順番が来たら、パスポートと顔写真の機械化であっという間に終了だ。


国際線は免税店だけは開いていた。
私は海外に行くとき、免税店で色々な香水にトライする習慣がある。
今回も試してみようと思ったけれど、全部店員さんにお願いしないとできないシステムになっていた。
面倒なので、決めていたブランドの香水値段を見に行った。

台湾の方が安いのか日本の方が安いのか分からなかったが、一か八かで購入。(結局これが帰国日に確かめると正解だった。イェイ)


搭乗口に向かう。
いつもだったらモノレールのようなもので向かう搭乗口も本数が少ないためか、すぐそこだった。
飛行機の到着が遅れていたため、出発も10分遅れだった。
今回の飛行機はほぼ満席で新しい大きな飛行機。ほぼ台湾の方で埋まっていたように思う。



今日のミッションは第一に台湾入国、第二にホテルにたどり着くことなので、まだまだ今日と言う日は続く。




機内食(ランチ)

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