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チェコの思い出&求む!文具情報

チェコ共和国にはこれまで2回訪れたことがある。1回目は15年ほど前、2月の真冬に兄と訪れた。2回目はもう一度行きたいと思い、6年前に父と真夏に訪れた。


これは2回目に訪れた時の話。
真夏にヨーロッパに訪れたのは初めてだった。
まさかあんなにも暑いところだとは知らなかった。帰国してから知ったが、私たちが訪れた一週間のみ記録的な暑さだったようだ。訪れる前後の週は27℃ほどだったらしい。

日本やアジアの地域みたいに冷房が完備されているのかと思ったら、全くない。ホテルもどこにもない。そこにもとても驚いた。
唯一大型ショッピングセンターのみ冷房があった。


そのショッピングセンターの中に本屋さんがあった。私はもともと本が好きで、本屋さんにはよく行く。今はそこまで熱をあげていないが、かつては文房具も好きだった。特に本屋さんの中においてある文房具が。
お店の中やレジ回りにどんな文具が置いてあるか必ずチェックしていた。


だからなのか、旅行先でも本屋さんに行くのが好きだ。言葉があまり分からないので、植物図鑑や料理の本を探すことが定番だけれど、文房具もチェックしている。

そこにはその国の大手文具メーカーの定番商品だったり、流行の商品だったり、レトロな商品が置いてあったりする。それらを眺めると、その本屋さんの趣味や傾向が見える気がして、わくわくする。


さっそくショッピングセンターにあった本屋さんに入り、じんわり一周してみると、5歳くらいの見知らぬ男の子から

「ドブリーデン!」

と言われる。突然に驚いたが、そういやドブリーデンは『こんにちは』だったなと思い出し、

「ドブリーデン!」と返す。

振り返ると、男の子はそこら中に「ドブリーデン」を連呼していた。
見知らぬ土地で挨拶をされてキュンとしていたのは私だけだったのか。


その時見た本屋さんでは欲しい本がなかった。
だが、レジに置いてあったボールペンとノートに目がいった。これにチェコ旅行のことをメモしていこうと考えて購入した。
そしてレジに置いてあるのならば、おそらくこの国でメジャーなペンなのだろうと思い、適当に80円くらいの値段のペンを選んだ。

この時購入した何気ないボールペン。

正解だった。


書き味が滑らかで油性ボールペンなのだが、クルクルと書きやすかった。

思わず、おぉ~と声に出して感動したぐらい。


ノートと文具

↑ 購入したノートとペン


なるほどこれは日本の本屋さん同様、有名メーカーの文具がレジにちょいと置かれているノリなのだなと気付いた。


その時は暑すぎて観光どころではなく、二回目のショッピングセンターで涼みタイムを取った。80円程でこんなにも書きよいペンがあるなんて、もう一本買っておこうかと思ったが、『また日本でも手に入るだろう』と思い、結局その一本しか買わなかった。


これが間違いだった。


日本に帰ってからこの気に入ったボールペンに書かれていた文字を調べると、centropen(セントロペン)というチェコでは有名な文房具メーカーだった。購入できるだろうかとネットで調べた。ない。出てこない。

水性ボールペンや水性ペンは出てくるのに、油性ボールペンは出てこない。



一番安価だったのに。


なぜだ?

最近、何とか検索で引っかかったものは油性のノック式タイプだった。
これこれ!と思ったが、インクは黒色だった。私はペンのインクの色は青色と決めているのだ。

どうも国内(チェコ国内)販売向けらしい。

だからなのだろうか。この商品が見当たらない。


今はインクがなくならないよう大切にちょっとずつ使っている。

と、とてもチェコ文具への思いが長くなったが、



青色インクの油性centropen社のボールペン。
どなたかこのペンがどうしたら手に入るか知りませんか?

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