地平線を追いかけて満員電車を降りてみた
【地平線を追いかけて満員電車を降りてみた】
このタイトルに惹かれて
読んでみました。
この本は、【嫌われる勇気】のように対話形式になっていて非常に読みやすかったです。
それに、【嫌われる勇気】ほど、難しくないので
哲学的な本が苦手な方でも、読んで頂ける本かな
と思います。
この本の一部を抜粋して僕が感じた事を書いていきたいと思います。
是非、興味のある方は読んでみてください。
「何になりたいか」ではなく「どうありたいか」
現代の風潮として、好きなことしろ!とか
「何になりたいの?」「目標持って当たり前」
みたいな風潮ってありますよね。
僕も一度記事に書いたので、是非よかったら読んでみて頂きたいのですが、↓
それってそもそも良い風潮なのかな?とこの本には
書かれています。
よく、小学生の頃、将来は何になりたいですか〜?って
先生達から、聞かれたと思います。
「何になりたいですか?」という質問には、
職業を答えるというある種【強迫】がつきまとうと思いませんか?
もちろん、夢を持つことってすごく大切だと思います。
けれど、もちろん、なりたい職業が見つかっていない子もいますよね。
これは、中学生、高校生、大学生でも同じことが言えるのではないかなと思います。
だからこそ、「どうありたいか」この質問だとどうでしょうか?
職業を答えないといけないという【強迫感】はないですよね。
この質問なら、「人に優しくできる人になりたい」とか
「お年寄りを助けたい」とか
「人を元気にしたい」と言った答えになるのではないかなと思います。
これが実は大事で、
特に今思うのが、
なりたい職業はあっても、なんでなりたいのかわからない
という人がかなりいるように感じます。
そこって1番大切な所ですよね。
だからこそ、今、やりたい事がわからないという方々
まずは、「どうありたいのか」を自分自身に問いかけてみて、
そこから、逆算で職業に辿り着く方法もあるのではないかなと思いました。
この本を読んでなるほどなぁって思いましたね。
○ 結果が出る=幸せなのか?
皆さん、山登りはしたことありますか?
山登りって、
途中、とてつもなくしんどいし、虫もいるし、
足もきつい、肉体的にも精神的にもしんどいですよね、
そんな、辛い思いをして山頂に登った時、達成感とか
満足感って言葉にできないものがあると思います。
あの時しんどかったなぁが思い出になり、達成感になり満足感になり、【幸せ】になりますよね。
それが、ヘリコプターで山頂まで行った時はどうでしょうか?
確かに、景色は綺麗ですよね。
でも、それって満足感とか幸せな気持ちになるでしょうか?
現代において、結果が出る=幸せ
という価値観がかなりあると思います。
結果が出ればもちろん幸せになると思います。
でも、全部が全部結果が出るわけではないですよね。
結果が出る=幸せ これなら、結果が出ないと不幸せになってしまいます。
成功する確率なんて、めちゃくちゃ低いですよね。
成功している人なんて、人の何百倍もの失敗をして成功している人たちがほとんどです。
結果だけを求めれば、ヘリコプターで山頂まで登った方が楽なんですよね。
結果が出る=幸せ という価値観ならかなりの人が不幸せになってしまう
だからこそ、その過程(道のり)で幸せと思えれば、成功しても失敗しても、幸せと思えると思うんです。
この本には
道のり(過程)から喜びを得たいなら、「結果を求めて、全力で打ち込まなければならない」
「結果が出なくても関係ない」と心から言えるようになるまでには、死に物狂いで力を尽くすしかない
と書かれています。
幸せになる近道は、今を全力で生きることだと思いました。
人生一回きり。いつかは死にます。
明日死ぬかもしれないし、1時間後に死ぬかもしれない
それなら、今を全力で生きた方がいいですよね。
楽しんだ方がいいですよね。
何も恐れる必要はないと思います。
人の目も気にして生きるだけ損ですよ。
人生楽しんで、全力で生きよう
そう思わせてくれる本でした。
今回も最後までみて頂きありがとうございました!
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【地平線を追いかけて満員電車を降りてみた】↓
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