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【仕事術】「最悪のシナリオ」を回避する4つの視点

みなさんこんにちは!

本日は、仕事における最悪を回避する4つの視点についてお話ししていきます。


いきなりですが、みなさんは仕事に対してどのようなスタンスで行なっていますか?

有名な起業家やビジネスマンの話によく出てきますが、どんな仕事においても「最悪のシナリオ」を考えて準備しておくことは重要だと言われています。


しかし、この「最悪のシナリオを考える」ことはできても、その対策方法を考えることに難しさを感じている方は多いのではないでしょうか?

この記事では、そんな最悪なシナリオを回避するための対策の立て方についてご紹介していきます!


対策は手順に準ずる

最悪のシナリオを回避する対策を考えるにあたってまずは「対策は手順に準ずる」ことを押さえておくことが重要になります。


そのため、まずは自分が行う業務の手順を洗い出す必要があるんです。


手順の洗い出しについては、目的・目標が達成するものなのか、繋がりがあるのかも重要になりますが詳しくは下記の記事をご覧ください!


手順が決まればその手順に対して「最悪」が起きた時の対応策を考えていきます。その時に役に立つのが4つの視点です。


最悪を回避する4つの視点

その視点が以下の4つになります。

軽減」「回避」「移転」「受容


それぞれ説明していきます。


「軽減」とは

その名の通り、「最悪」が起きた時の被害を極力少なくするものです。


例えば、「新規事業において社内で反発意見が起きる」という最悪を想定するとします。


この時、最悪を回避するために考えられるのは、

【あらかじめ反発が起こりそうな人や部署にお伺いを立てておく、下話を入れておく】

などが該当します。


少し変わった視点だと、ワクチン接種なども「軽減」の視点から見た対策といえます。ワクチンを打つことで感染症にかかる確率を下げる対策です。


「回避」とは

回避は、最悪のシナリオ自体を発生させないための対策のことです。軽減は、発生率を小さくする対策に対して、回避はそもそも発生させないイメージです。


例えば、

【市場調査の結果、新規事業の立ち上げはしない方が良いと判断し、事業立ち上げ自体を無くす】

といった対策になります。


「転移」とは

転移とは

【リスクを大勢と共有し分散させる】
【第三者にリスクを負担させる】

対策です。
業務委託などがわかりやすいと思います。

業務委託は、自分たちが背負うリスクや責任を外部に移す、負担してもらう行為ですよね。リスクを手放すと言う視点も大切になります。


「受容」とは

「受容」は上記3つと少し異なります。
言葉の通り、リスクを受け入れる対策です。(現時点では何も手を打たないことも含む。)


詳しく説明すると

【目的に対しての手段を検討し、その手段のリスクを考えた時、リスクを対処する費用よりも受け入れた方が費用対効果が高い場合など】

この場合は、何も対処せず受け入れる選択肢をとることも重要と言うことです。


投資なども該当するのかなと思います。

投資は、株価が下がってきているけど、今後伸びると考えて現時点では売らずに保有しておく、もちろん今後さらに下がることも可能性としては考えられますが、現時点では何も手を打たない(今のリスクを受容する)ことで将来の利益をとりにいく考え方です。


最悪のシナリオに対する対策を考える時は4つの視点で考えてみることで、対策が見つけやすくなります!


さいごに

本日は、仕事における最悪のシナリオを回避するための4つの視点についてお話ししました。


僕はキングコングの西野亮廣さんが好きでVoicyなどを使って話を聞くのですが、

西野亮廣さんはよく「回避」のお話をします。

例えば、会社員を辞めて独立したいという質問者に対して、「会社員は最強」だからまずは会社員をしながら自分でできることをやってみるのがいいと答えられていました。


これは「会社員を辞めて食っていけなくなる」という最悪のシナリオが起こる可能性を「会社員をそもそも辞めない」という選択をすることでゼロにしていますよね。


このように、今回紹介した4つの視点を持つことで最悪のシナリオに対する対策を考えることができるようになります。


ぜひ、仕事やプライベートでも役に立つと思いますので試してみてください!


【本日の参考図書】

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