見出し画像

見返りは求めていけない、その先にあるものとは。

メディア室 斉藤紘

熱田貴氏のこだわり

水会社の宣伝にも携わっていた熱田顧問が飲む水は自身がアドバイザーも務めている仙人秘水。

水へのこだわりから、東京でラーメンと蕎麦はほとんど食べる事はないという。その仙人秘水との出会いは東京グリンツィングをオープンする時まで遡る。

地産地消の素材を全国2年間かけて捜し歩いたがその中でも一番苦労したのは「水探し」だった。

水はとても大事、身体の60%強が水分、赤ちゃんは羊水の中で生命を受ける水がいいところで育った人は気持ちがすごく優しいと持論を展開していただいた。人の根幹に関わる事には一切の妥協も辞さない徹底的にこだわる姿勢に一同感銘を受けた。

見返りは求めてはいけない

仁木神社には、手を洗うための「ワインボトルの手水」がある。
今や日本で唯一のワイン神社として観光スポットになっていることをご存じだろうか。これは熱田顧問が仁木神社に献金してできたものだ。

もちろん見返りは求めてはいけないが善い行いをすると、それ以上に自然と自分に返ってくるという。他の活動について尋ねたところ「DAC未来サポート文化事業団」への寄付であった。

未来のある子供たちの為に出来る事はしていきたいと笑顔で話す熱田顧問を目の前にし、今起きている目の前の事だけではなく次の世代・未来へ目を向けなければと改めて気付かされた。

熱田貴氏 プロフィール
黄綬褒賞・フランス農事功労勲章・東京都優秀技能者知事賞 受賞
昭和13年7月7日、千葉県香取市生まれ。外国にあこがれ(株)日之出汽船に勤務、国立高浜海員学校(現・国立清水海上技術短期大学)卒業後、日之出汽船に勤務し、昭和32年より38年まで客室乗務員として南米・北米を回り、ワインの魅力を知る。
昭和39年、ホテルニューオータニ料飲部に転身。昭和44〜47年までワイナリー、スコッチウイスキー研修のため、フランス・ボルドー、ドイツ・ベルンカステル、オーストリア・ウィーン、イギリス・エジンバラなど世界各国を巡り、昭和48年にホテルニューオータニに復職。
平成3年、東京麹町にワインレストラン「東京グリンツィング」開業。平成9年2月(社)日本ソムリエ協会会長に就任。平成17年2月同協会名誉会長に就任、現在は同協会名誉顧問にいたる。
「シュヴァリエ・ド・タストヴァン」「コマンドリー・デュ・ボンタン・ドゥ・メドック・エ・デ・グラーヴ」「ドイツワイン・ソムリエ名誉賞」など海外の名誉ある賞のほか、平成8年「東京都優秀技能者知事賞」、平成12年10月「フランス農事功労勲章」、平成22年度秋の褒賞で「黄綬褒章」など数々受賞。
現在は、一般社団法人日本ソムリエ協会名誉顧問、NIKI Hills ワイナリー(北海道余市郡仁木町)の監査役を務めている。

この記事が参加している募集

オープン社内報

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?