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挑戦することで、人生がより豊かになる

営業部 堀江啓仁

染みついた苦手意識

学生時代から、サッカー一筋で打ち込んできた私にとって、ゴルフは全くの未知の世界でした。
初めてクラブを握ったのは、入社1年目の「ゴルフ研修」の時です。

先輩方に指導を頂きながら、実際に打ってみたものの、ボールは飛距離が出ず、真っ直ぐにさえ飛ばない。わずか108㎜の小さなカップめがけて目標のスコアでプレーするなんて、夢のまた夢だと思っていました。

苦手意識が残ったまま、それからは暫くクラブを握ることもなく、5年もの歳月が経っていました。しかしある時、転機が訪れました。

大切なクライアント様との出会い

2021年9月、あるゴルフメーカーのクライアント様とお仕事をさせて頂く機会を手にしました。

そのクライアント様との出会いが、自身のゴルフに対する意識を一変させます。そのクライアント様は、全てのゴルファーにとって“最適な一打を提供するため”に、モノづくりのプロとして、日々凄まじい企業努力をされておりました。また自分たちの製品に誇りを持ち、強い責任感を持って、仕事に取り組まれておりました。

そんな熱い姿勢に完全に胸を打たれた私は、プロモーション担当として「もっとクライアント様の力になりたい!」と強く感じるようになります。自身も「ゴルフの世界に更に深く分け入りたい」と感じるようになりました。

そこですぐさまゴルフ用品一式を新たに買い揃え、休日は打ちっぱなしに通い、数か月間の特訓を経て、自社のゴルフコンペに参加させて頂きました。

いかなる状況下でも、とにかく楽しむこと。

熱意だけはトップクラスだった私のスコアは、(当然そんなに甘い世界ではなく)惨憺たるものでした。
しかも目上の方々とラウンドさせて頂く重要な場。緊張感も相まって何度も心が折れかけました。

そんな私を気遣ってくれた上司が、声をかけて下さいます。

「大丈夫。今はできなくても問題ない。せっかくのチャンスだ。今を楽しみ、これからに活かそう。」

そう声をかけて頂き、“自分は恵まれた人間関係の中にいる”と、心がとても軽くなったと同時に、湧き上がってきた想いがありました。

「たとえ下手でも、まだ自分にできることがあるんじゃないのか。」
「この機会を最大限、有意義に楽しみ、次の成長へ繋げていければ良いんだ。」
「困難な状況でも、今自分にはプラスに変えられる力が求められているんだ。」

挑戦することが、人間力を高め、人生を豊かにする

この会社で働いていなければ、きっと得ることはできない経験だったと感じています。“ゴルフは仕事にも通じる部分がたくさんある”と言いますが、それは間違いないと感じます。

なぜ会社がゴルフコンペを積極的に開催するのか。なぜ若手社員に研修としてゴルフを体験させるのか。参加する社員に何を感じ取ってほしいのか。
感じ方は人それぞれでも、私にとっては貴重な経験となりました。

常に挑戦する気持ちを忘れず、ゴルフでは更なるスコアアップを目指し、業務では大切なクライアント様に一層貢献できる人材になる為に、人生ではより人間力を高め、豊かな生活を送るために。
この学びを活かしていきたいと思います。

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