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最強無敵要素|演技の原理 6
キャラクター設定の続きです前回、前々回と動機や背景についての設定について書くと予告しましたが、今回もキャラクター設定についての記事です。
前回、キャラを演じるのことの弊害について書き連ねましたが、今度は前向きな要素、自分のままで演じることの意味について書きたいと思います。
やはり、あくまで私の演技メソッドに基づく記事であり考察ですので、そこはご了承ください。
ちなみに私は役者目線でこの記事を書
反射してください|演技の原理 4
舞台の演技にもリアリティはある一般的には映画の演技の方がリアリティがあると言われますが。
ボソボソしゃべればリアルになるのでしょうか。?舞台の芝居にはリアリティはないのか?紐解いていきましょう。
リアリティとは現実味。芝居的にはナチュラルさのこと。
でも日常で大げさな人はいるし、声のデカイ人もいます。やたら身振り手振り使って説明してくる人もいます。
いずれにせよ表現の形は演出に委ねられるわけで
自分を動かすコマンド|演技の原理 3
前回まとめ前回記事
演出と演技指導は、真逆の方向性を持つものであり、担当するのは
・演出は演出部
・演技指導は俳優部
が理想。
監督・演出家のようないわゆる演出部が演技指導をすることはある種の越権行為。気に入らなければNOを出し続ければよいだけ。
俳優は提示された演出に対し、監督のOKが出るまで己のメソッドで答えを出さねばならない。
俳優が演技プランなどと思い違いをし、演出プランに口を出すのもまた
演出と演技指導は混ぜるな危険 |演技の原理 2
演出とはリアリティを作り出す演技メソッドを本格的に説明する前に、もう一点大事なポイントを定義づけする必要がありました。
演出についてです。
実は普段、「演技」と思われているものの大部分は「演出」、もしくは「演出への協力」になるのではないかと考えております。
「演出」でググると出てくるのは
脚本・シナリオにもとづいて、俳優の演技、舞台装置、種々の効果などの各要素を総合的に組み立て、舞台に上演、ま