見出し画像

私はなぜ、コーチングを学ぶのか?

今週から、コーチングスクールでコーチングを学び始めました。

学び始めたばかりですが、私が今後も、キャリア・ライフコンサル業を主軸にしていく上で、ベースとなる力だと感じています。

今回は、私が「そもそもなぜコーチング学ぶのか?」「コーチングとは何か?」「キャリアコンサル業にコーチングの学びを活かす為に」という観点でお話をしていきます。


そもそもなぜ、私はコーチングを学ぶのか?

世の中には数多くの人がいて、数多くの課題が存在し、その分だけ仕事があります。

その為、キャリア開発においてはまず「誰の為」を選ぶことが重要です。なぜなら、すべての人に対して貢献できるほど人生は長くないからです。

私の場合は、この「誰の為」を決めています。

それが「想いを持って、新たな挑戦をしようとしている人達」です。

この様な人たちに貢献する為の技術をより強化していこうと考えていた際に、コーチングの技術を身に付けたいと考え、学習を始めました。

誰かが「自分の成りたい自分になる」「為したい目標を達成する」、その支えになることができたら、仕事をしていて本当に良かった!と心の底から思えるんじゃないかと感じています。

そもそも、コーチングとは何か?

世界最大級のコーチング連盟である「ICF」の見解では、下記の様にコーチングを説明しています。

コーチングとは、思考を刺激し続ける創造的なプロセスを通じて、自身の可能性を公私において最大化させるように、コーチとクライアントのパートナー関係を築く事である。

ICFはどのようにコーチングを定義付けていますか?

この見解の面白いなと思った所としては、「パートナー関係を築く事」と最終GOALで定義している事。

私のこれまでのイメージとしては、「人の可能性を最大化させる為に、問いや傾聴の技術を活用して、相手に新たな気づきを与え、行動を促し、相手の人生を前に進める事」等かと考えていました。

しかし、最終の目的は「パートナー関係を築く事」で終わる。パートナー関係って終わる前提でなく、むしろ長く続いていくものだと思うので、生涯に渡って、人の人生を横支えしていく存在になる。

それがコーチングなのだなと気づき、大変感銘を受けました。

キャリアコンサルタントの仕事も、「転職」を支援したら終わりの様に思えるケースが多いのですが、私の様に約7年もこの仕事をしていると、一度転職をした方にご連絡をいただいたり、ご友人のご家族をご紹介いただいたりというケースも多くあります。

それはまさに「キャリアのパートナー」になる事。こういった姿勢があるか?が今後この仕事を続けていく上で改めて重要になるなと感じました。

コーチングコミュニケーションの前提

「相手の可能性を最大化する」

冒頭でも挙げたコーチングの最上級の思想がこれだと考えます。

もちろん、どんな人も理想論としては、こうでありたい、こんなコミュニケーションを取れる人でありたいと思います。

一方で、実際のビジネスの現場ではそうも言ってられない、短期的な利益を求めなければいけないといったタイミングがあるのではないでしょうか?

特に・上司部下といった関係性の際にこう言った事で悩まれるケースが多く見受けられます。

私自身もこれまでメンバーの成長を応援したいと思いつつ、今はすぐに成果を出さなければいけないという所で短期的に動いてしまった事が多くありました。

このバランスは上司になった事がある人は誰もが悩む所ではあると思うのですが、改めて振り返り、私が本当にお世話になった元上司の方々は、「私の成長を信じ続けてくれていた」と感じています。

短期的に逃した利益もあったのではないかと思いますが、長期的に投資をしていただいたことで、私自身は成果を残し続けられる成長が出来ました。

キャリアコンサルタントとしても、求職者様の可能性を信じることは重要です。

職務経歴書に書いてないその人の真の強みや可能性をどうやって見出せるか?
その人が見えてない、新たな可能性を根気強く探す事ができるか?
その人のキャリアを重ね合わせて、最も求められる企業を見つけることができるか?

まさに「相手の可能性を最大化する」事です。キャリアコンサルタントこそ、この想いを強く持ち続ける必要があると感じています。

キャリアコンサルタント業にコーチングを活かす為に

コーチングのスタイルはキャリアコンサルタント業に大きく活かせると感じています。

キャリアコンサルタント業は、「信頼関係」から始まります。クライアントに「本音」で話してもらわなければ、顧客にとって最適な提案はできません。

  信頼してもらう為には、どんな価値観も「認める事」、自分の提案だけでなく相手の立場で相手の目線で「聴く事」、相手の潜在的な意識や価値観を引き出すために「質問する事

まさに、コーチングスキルとキャリアコンサル業は重なります。

そして最も重要なことは、キャリアコンサルタント業は「自分が動くわけではない」と言うことです。

転職活動はあくまで「求職者様が動く活動」です。

つまり、相手に自分で考えて、自分で気づき、自分で行動してもらう必要があります。その点において、コーチング的アクションが求められるのです。

まとめ

今回は、キャリアコンサルタント業においてコーチングの学びをどう活用していくか?と言うテーマでお話をさせていただきました。

今後、スクールでの学びを継続していくので、引き続き共有させていただきます!

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?