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還元率を大幅に上げました!

概要

この度、KANGEN Holdingsは還元率の大幅アップの意思決定を行いました。(7月24日に臨時全社総会にて社内共有済みとなります。)

変更時期は2024年10月〜(3期目)の査定から変更となります。
昇給・賞与も同じタイミングで年1回→年2回に変更します。



変更の目的と背景

新たなミッション・ビジョンの策定



新ミッションとして「世界中に"フェア"を届ける」を定めました。

このあたりは別途詳しく記事を書く予定ですが、
本ミッションには全てのエンジニアとクライアント企業様が、お互いに信頼し合い、一丸となってビジネスの成長を目指す、そんな”フェア”な世界を作ることを目指したいという思いが込められています。

そして新ビジョンとして、
「労働環境日本一の企業になる」 
「日本一信頼されるパートナーになる」 
を定めました。

このビジョンには、エンジニアの方々にとっての「労働環境日本一の企業になる」こと、 クライアント企業様にとっても「日本一信頼されるパートナーになる」こと、 全員が気持ちよく働きながら笑顔で満たされる環境を作ることにこだわり、業界全体の持続的な発展と競争力を高めることを目指す。
そんな思いが込められています。

選択肢最大化のために、体制参画を強化していく

「労働環境日本一」とは「選択肢の最大化」であると考えています。

「良い労働環境」であると感じるポイントとして、高い年収、優れたワークライフバランス、豊富なキャリアアップの機会、充実した福利厚生、ストレスフリーな環境、真心のこもったコミュニケーション、柔軟な働き方など様々ありますが、その全てにメリットを出していくため「体制参画強化」を戦略として掲げています。

体制参画で見込めるエンジニアのメリットとして、
・商流UPによる単価UP、年収UP
・裁量のあるプロジェクト単位での支援によるワークライフバランスの改善
・スキルアップ、スキルチェンジ機会の増加
・マネジメント経験を積む機会の増加
・サポート体制強化による教育機会の創出

などがあり、

これらのメリットを最大化し、キャリアの選択肢を広げるために、組織づくりを一緒に推進するリーダー以上の役職を設け、高単価なシニアクラスのメンバーとともに還元率を大幅にUPしました。

社員数50名以上、うちマネージャー/リーダー候補者5-10名程度の条件が満たされたタイミングで組織化に踏み切ると決めており、今年の4月に条件を達成したため、今回の変更に至りました。


役割と還元率の定義

こちらの記事では一旦、ざっくりな役割定義を共有します。
役職でいうと
ディレクター:事業部長  
マネージャー:課長(グループ長)  
リーダー  :主任       の想定で作成しています。

これから社内の候補者に声掛けを行い、詳細な役割分担、アクションプラン、スケジュールなどの認識合わせを行い、さらなるブラッシュアップを行ってまいります。
これから皆さんにはリアルな組織運営の様子などもお届けしていけたらと思います!

新たな還元率と単価別想定年収


※業界平均年収は厚生労働省の派遣労働者「情報処理技術者」の派遣料金と賃金の平均値より算出
参照:https://www.mhlw.go.jp/content/11654000/001132162.pdf
※AURUM Technologiesの年収は粗利一律計算のため交通費込の金額を記載
※KANGEN Holdingsは交通費は別途支給(上限3万円/月)
※青文字の数字は業界平均と比較した際のアップする金額
※友人紹介インセンティブとしてKANGENは(3万円×36ヶ月)、
AURUMは(1万円×36ヶ月)を別途支給
※営業インセンティブ(1アポ1万円、1成約3-5万円)を別途支給


【給与還元率】のアップ

給与還元率 = 単価に対して給与の額面の還元率

元々はメンバー65%、リーダー67%、マネージャー70%でしたが
全体的に大幅にアップしました!

変更後:
メンバー  :65%〜70%(単価90万以上で67%、120万以上で70%)
リーダー  :72%
マネージャー:77%
ディレクター:83%

【原価還元率】のアップ

原価還元率 = 単価に対して給与以外の会社負担のコストも含めた還元率

こちらも大幅UPしました!

主なコストとして上記の給与還元率に会社負担の社会保険料、交通費、福利厚生費を加味すると以下のようになります。
※福利厚生もかなりアップデートしているのでまた別記事でご紹介します。

メンバー  :80%〜84%程度
リーダー  :88%程度
マネージャー:93%程度
ディレクター:100%程度

求人媒体でよく見る「還元率」というものが、
こちらの原価還元率にあたります。(定義は各社バラバラです)
待機コスト、有給コストなどはほぼ計算方法不明なので入れてませんが入っている求人もあるらしいので注意しましょう。

「〜と仮定」というのがあまり好きではないのですが、
一応世の中の求人に揃えてみると弊社の「原価還元率」は↑のような感じになります。

残念ながら誤解を生みやすくわかりにくい還元率計算方法を採用したり思わぬところにトラップを仕掛けている企業さんも時々いらっしゃるようなので、「給与還元率(月給/賞与の割合)」「交通費支給or不支給」「福利厚生の中身や支給条件」「待機時の保証内容」「年収(賞与)保証の有無、支給条件」を1つ1つ見てフラットに並べて比較していく必要があります。

※"還元率"の内訳を計算してフラットに比較するための「還元率内訳計算ツール」と「悪徳SES企業にだまされないための面談時に使える質問集」も作成中なので、完成したら皆さんにお配りします。

待機時の月給保証制度について

固定された月給があり、月給の100%が保証されます。
(基本給+固定残業代+職能手当の全てを含みます。)
月給は給与還元率-8%目安なので、以下のようになります。

メンバー  :57%
リーダー  :64%
マネージャー:69%
ディレクター:75%


待機期間に応じて賞与から天引きとなりますが、マイナスになっても繰越したり差額を請求したりはもちろん行っておりません。
年収から換算した場合の保証割合でいうと88%〜90%程度となります。
待機時に60%支給(暦割で実質40%程度の支給が一般的)の会社と比較するとかなり手厚い保証内容となっております。

また一部の企業の中には、待機時100%保証を唄いながら実際には職能手当(案件参画していると出る手当)を差し引いて支給(60%支給よりも低い場合あり)もあるので要注意です。

独自の年収保証制度について

弊社では内定通知書に「保証年収」を記載しております。
「想定よりも単価が下回ってしまっても、保証年収になるように賞与が出る」というものです。
これは他社には簡単に真似ができないと考えています。
ではKANGENでなぜこれができるのか、
それは
①年収査定の精度に絶対的な自信があるから、
②営業力に絶対的に自信があるから
です。

個人として5000名以上の様々なスキルのITエンジニアの方のキャリア支援をしてきただけでなく、60億円規模、50名規模の上場企業の営業組織でウン万件の案件を毎月見ながら市場動向をリアルタイムに把握し、注力すべきスキルの案件や単価設定における意思決定を日々チューニングしながら行っていました。今でもその習慣は染み付いており、単価査定、年収査定の精度において僕の右に出る人は(少なくとも高還元SES界隈には)ほぼいないと思います。
逆に査定は一切盛らずにお話するので、盛ってくる(または相場がわからず正確に査定できない)企業と迷っている方には案件の詳細や商流の話を丁寧にお話しながらご理解いただくように努めています。

また本社営業組織も、IT業界経験5年以上の実績十分なベテランが多く、上場企業の元子会社社長や元地方拠点立ち上げ責任者などが組織として十分な案件獲得力、交渉力を担保しています。

「超高還元型SES」がコンセプトの
グループ会社設立


新会社の概要



2024年8月1日に
「超高還元型SES」「フリーランスのような正社員」がコンセプトの
新会社、株式会社AURUM Technologiesを設立しました。
(新会社設立に関するプレスリリースはこちら

還元率は、粗利一律10万円!まごうことなき超高還元です。
その代わり福利厚生や待機保証をシンプルにしています。

新会社設立の背景や思いなどは別途noteを書きます。

新会社「AURUM Technologies」の想定年収は?

※友人紹介インセンティブ(1万円×36ヶ月)を別途支給
※営業インセンティブ(1アポ1万円、1成約3-5万円)を別途支給
※交通費は別途支給なし(粗利一律10万円の原価計算に含む)



AURUM Technologiesの還元率は?


単価   給与還元率  原価還元率
50万円  69.0%    80.0%
60万円  71.8%     83.3%
70万円  73.9%     85.7%
80万円  75.4%     87.5%
90万円  76.6%     88.9%
100万円   77.6%      90.0%
※給与には交通費、原価には社会保険料を含む

どうですか!?給与めっちゃ高くないですか!?!?
AURUM設立が決まってから、年収を理由に内定辞退する方がほぼ0名になっています。
KANGENでも年収は十分高いんですけど、KANGENも年収だけではない労働環境における総合的な魅力をさらに高めていく必要があり、社内競合で戦わせて切磋琢磨させていくのが個人的にすごく楽しいです。(役員構成や本社メンバーは同じです笑)

KANGEN  vs  AURUM徹底比較!

KANGEN Holdingsとの比較表はこんな感じです。

KANGEN とAURUMに向いているのはそれぞれどんな人?


【KANGEN Holdingsに向いている方】
・マネジメントスキルを磨き、将来PMやコンサルタントとして活躍したい方
・チームで大きなことを成し遂げることにやりがいを感じる方
・スキルアップ/スキルチェンジを目指す方
・待機保証/年収保証/充実した福利厚生のもとで安心して働きたい方

【AURUM Technologiesに向いている方】
・とにかく年収UPをしたい方、特に単価に対する還元割合を重視する方
・フリーランスのように働きたい方
・ある程度スキルに自信のある方

こんな感じで2社それぞれに特色をつけております!


おわりに


以上、今回は新会社も含めてアップデートさせた還元率についての記事でした〜!
ご興味をお持ちいただいた方は、まずはカジュアル面談で年収査定やKANGENとAURUMどちらに向いているのか、ラフなキャリア相談などしてみませんか?転職活動の意思は問いません!
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