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アーティストから考える情報発信で大事なこと

僕は学生時代から作曲活動に励んだり、絵を描いたりしてきました。

さらに仕事として料理もしていまいましたので、クリエティブなことに携わることが多かったと感じます。

そして現在はブログを書いたり、noteに僕自身の考えを書いて思うことは、芸術と、情報発信の本質は同じであるということです。

ブログやnoteなどコンテンツというのは結局のところ【具体】なわけですから、その背後にある製作者の思想や考え方に深く根付いています。

僕は高校時代GIGSやギターマガジンなどの音楽系の雑誌を好んで読んでいて、好きなアーティストがアルバムをリリースした際には必ずチェックしていました。

でも不思議なことに作品よりも「なぜそのアルバムを作ったのか」「どういった経緯でそのアルバムが完成したのか」と言ったような裏話が大好きでした。

今振り返ってみると、アーティスト呼ばれる人たちは自分たちの価値観や哲学を掘り下げる思考力が格段に高いこと、

そしてプロのミュージシャンが普段何を考えているのかを知らなければ、いい音楽は創れないことを理解していたからなのかもしれません。

人間の思考や思想がアートやスカルプチャー、音楽になれば芸術になるし、ブログやYoutube、インスタグラムになればWEBコンテンツになります。

だからブログやSNSを使って何らかの情報を発信している人は、この「芸術家魂」つまり自分のコアをとことん考える「思考力」を鍛えるべきだと僕は強く感じでいるのです。

ロックミュージシャンたちはまさにその事象を体現している存在と言えます。

ONE OK ROCKもSuchmosも「これが俺たちのロックだ!」というコアが彼らの音楽やヴィジュアルイメージから伝わってきます。

彼らはセールスを重視した商業音楽から離れ、TVやメディアなど大衆の機嫌をとることなく、自分たちの音楽を演っているからカッコいい。

その「俺たちは好き勝手やってるけど、ついてこいよ。」ていうスタンスが多くの人を惹きつけるのです。

それは常に自分のコアと向き合い、試行錯誤を繰り返した結果だと僕は考えています。

だから東京ドームを満員にして、とてつもない熱量のエネルギーを発信できるし、多くの人を感動させることができるんだと。

そのためには、自分が1番大事にしていることは何か、一番伝えたいことは何かを常に考えること。

自分の哲学や価値観を大切にすることです。

そこさえ押さえておけば、一人、また一人と共感しくれる仲間が増えていくはずです。

だから自分と向き合い、自分の内面を探ることがいい発信につながっていく。

ときには自分という存在が感じていることや、考えていることに疑いを持つこともあるかもしれませんが、自分の信念や哲学を大事にしていきましょう。

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