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『ひみつスタジオ』試聴体験イベント参加(越谷レイクタウン)

2023年5月17日。

5月20、21日のみ全国数箇所でスピッツ試聴体験のイベントを開催すると告知を出した。

スピッツのレコード、CD、カセットが聴けるだけでなく
イベント参加者は風船をもらえたり
抽選会に参加できるという。

 
ちょうど下北線路街のイベントと時期が重なっていたため、無理はよくないと行く気はなかったが
いざ下北沢に行くと気持ちが高まり、越谷レイクタウンにも行きたくなるから不思議だ。

開催地の一つである越谷レイクタウンは下北沢に行くより我が家から近い。

 
スピッツのニューアルバム「ひみつスタジオ」は黄色がテーマカラーなので
その日は黄色のスピッツTシャツを着て出掛けた。

 
イベントもレイクタウンも10:00開始なのに
9:30に越谷レイクタウン駅に着いた。張り切りすぎだ。

 
駅前では大規模なフリーマーケットをやっていたので
私はブラブラそこを見て過ごした。

マッサージをやっていたので、マッサージをしもらう。

 
朝から日が照りつけて暑い。
昨日下北沢散策をして正解だった。

マッサージをしてくれた方と雑談をしたのだが
私が栃木から本人不在のスピッツイベントのために今日越谷に来たと知り、ビックリしていた。

スピッツファンを舐めちゃあいかん。

 
スピッツトークを少しし、マッサージが終わった頃には10:00くらいになっていたので
私は越谷レイクタウンへと向かった。

駅からだと、イベント場所がなかなかに遠いが
室内移動だから暑くなくてよかった。

 
色々なお洒落な店を覗きたい気持ちもよぎったが(なんせ4年ぶりの越谷レイクタウンだ)
最優先すべきはスピッツだと
ひたすらに先を急いだ。

お洒落な店は後で見ればいい。

 
しばらく歩くと、黄色の空間が見えた。
スタッフの方がたくさんの黄色の風船を持って配っていたので分かりやすかった。

風船をもらい、記念撮影をし、それから視聴体験をする。

 
私は人生で初めてレコードを聴いたのだが、とても趣深くてよかった。

カセットでスピッツを聴くのも新鮮だ。
今から20年前、スピッツにハマりたての頃はカセットに録音して通学中に聴いたものだが
カセットで売られているスピッツ音源を聴くのは初だ。

 
係の人に後ろ姿を撮ってもらい
それをTwitterに投稿する。
それが抽選会の参加資格だからだ。

抽選会では、スピッツのネジ型チョコかアルバムステッカーが当たるらしいが、はずれもあるという。
ステッカーが欲しいなぁと思っていたら、見事ステッカーが当たったのでよかった。

ステッカーは手帳に貼った。
手帳をめくるたびにニヤニヤしてしまう。

 
イベント会場にはカトラリーセットやアイススプーンが売っていて
ネット販売では見送ったのにいざ実物を前にするとスプーン二種類色違いで購入してしまった。

これぞ、オタクよ。

 
余談だが
私の友達は下北線路街のイベントに行ったら目当てのものが食べられず
別日にリベンジしたら、あまりの人気ぶりに朝一で行ったにも関わらずコラボメニューがどれも完売という悲惨さだったらしい。

せめて、と思い、下北沢の後にタワレコに寄ったら、カトラリーセットやアイススプーンは完売していたそうだ。
おそらく他のファンも同じような思考回路と行動だったのだろう。

 
公式よ。
あなた方が思うよりファンは貢ぎますので
余裕を持って生産してほしい。

無駄を省きたいなら、前払い前提受注生産でも構わないので。

 
その日、レイクタウンでは某大学の演奏会を開催していた。

スピッツ視聴体験や買い物、ランチが終わった私はその演奏を聴いて癒された。

 
その大学は私の母校だった。
吹奏楽は全国一位の実力で有名だった。

若者達が真摯に音に向き合う姿勢は私に響いた。
私もかつてはあんな時代があった。もっとも私は吹奏楽部ではなく、料理サークルだったが。

 
スピッツ目当てで出掛けたら
思いがけず母校の演奏が聴けた。

 
風船をもらってから5時間後、私は帰宅した。

私は買い物もランチも演奏会も電車も常に風船と一緒であり
割れないように気を使った五時間だった。

私はエコバッグに入れて持ち帰ってきたが
電車組や遠方組はなかなかに風船の持ち運びは気を遣っただろう。  

 
あれから三週間が経った今でも
風船は元気にぷかぷかしている(割れないように大きな透明な箱に入れて飾っている)。

 
あの時はハードな土日だったが
楽しく、充実した二日間だった。

あぁ早くスピッツのライブに行きたいな。















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