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宇都宮城桜まつり(栃木県宇都宮市・宇都宮城址公園)

宇都宮城址公園で毎年桜まつくをやっていたのは知っていたが
私はまだ行ったことがなかった。

ネックは駐車場である。

栃木県は車社会で、駐車場がたくさんある場所だとありがたいのだが
宇都宮城址公園はすぐに満車になるし、近場の駐車場は有料でしかも高い。
餃子祭りの会場もここだが、宇都宮城址公園での催しものは激混み必須なので、覚悟して行く必要がある。

 
宇都宮駅から歩いて行けなくはないが、徒歩30分はかかるし
バスは出ているが、最寄りのバス停までいくかというと、他の近くのバス停の方が本数が多く、結局は歩く。

 
そんな中、去年行こうと思ったのは、江曽島駅近くの駐車場にアテができたからだ。
江曽島駅まで車で行き、電車で東武宇都宮駅まで行ってから宇都宮城址公園まで歩けばいいと思った。

母親が行きたがったこともあり、こうして去年初めて宇都宮城址公園の桜まつりに行ったのである。

 
令和5年3月11日。
この日もあの日のようによく晴れていて、少し暑いくらいだった。最高気温20度。
東日本大震災の日に、母と元気に過ごせて、一緒に出掛けられるのはとてもありがたく、恵まれたことだ。

 
花粉症がひどかったため、通院してから出掛けた。
病院は激混みで、当初の予定より出発が遅くなった。

緑色のカーディガンは母から借りた。
春カラーでキレイだ。

 
江曽島駅から東武宇都宮駅まで電車に乗るのは私も母も初めてで
二人でお出かけも久々だった。

 
去年の2月、母親は長年勤めた仕事を年度いっぱいで辞めざるを得ないことになった。
私の前の職場の退職ではないが、不本意な形であった。

しばらくはゆっくりするか、それとも4月から働くか母親は悩み
しばらくゆっくりしようかなと言っていたが
父親と娘に内緒でとある場所の面接に行き、内定をもらってきていた。

それを打ち明けられたのが、宇都宮城址公園に行く道中である。

 
母は幼稚園や保育園で20年以上働いていて(それ以外の時は親戚の会社で別の職種で働いていた)
「もう幼稚園や保育園はいいかな。」ともらしていたが
まさか次の就職先で父親と同じ職種を選ぶとは思わず
私も父も非常に驚いた。

ちなみに学童である。

 
父は長年教員として働き、定年退職後は学童で働いていた。
父の話を聞いていた影響はあるかもしれない。

父や姉にはまだ口止めをされていたので
母の再就職先を二人が知るのは
この日よりもう少し後になる。

 
桜まつりを前に、母は桜が咲いたのだ。おめでたい。

 
宇都宮城址公園に行くのはお互いに数年ぶりだった。
東武宇都宮駅からテクテク歩いた。

 
桜まつりは賑わっていて、人がたくさん集まっていた。天気に恵まれたのもあるだろう。


 
「宇都宮城址公園にこんなのあったっけ?」と顔を見合わせ、桜を見る前にこちらを見る。
入口付近にあった。

 
 
お祭り会場には、宇都宮のゆるキャラ・ミヤリーちゃんがいた。
かわいい見た目とは裏腹に、SNSでは女王様キャラなのが特徴だ。

普段は話さないので、女王感は特にない。

 
まずはお城(中)を登ることに。
眺めはよいが、なかなかに登るのは急である。
年配者やお子さん方が苦戦していて、手を貸した。

 
そうなのだ、コーデはお城の色に合わせたのだ。

 
ここで遅い昼食。
暑いこともあり、かき氷やアイスは長蛇の列。私が狙っていたアイスは売り切れ。残念。

 
偶然、同僚とバッタリ会う。
あちらも家族で来ていた。旦那さんは優しげだし、娘ちゃんはとてもかわいく、そんな家庭を築ける同僚が羨ましかった。

「同僚さんはスタイル抜群だし、娘はモデルになれるくらいだね。」

と、母。
今まで数百人以上の子どもと関わった母が言うなら、相当なべっぴんさんなのだろう。
確かにずば抜けてかわいい(娘ちゃんには今までも何度か会ったことがあった)。

 
ベンチは混んでいたが、たまたま空いたので母親がダッシュで席取り。
ビニールシートを引いてご飯を食べる人もたくさんいた。花見時期はビニールシート持参推奨だな。

 
青空に桜がよく映える。
ヒラヒラと舞う花びらもまたキレイだった。

花の下で食べるお昼は最高だ。

 
食べたら宇都宮の歴史の展示を室内で見て
その後は再び公園内を散歩。

  
桜の下でミヤリーちゃん撮影会開始。
これは春ならではでレアだわ。


こぶしの花もキレイだった。

 
先程とは真逆位置の方へ登ってみた。
お城内部は登るけど、こちらは行くの初めてかも。

 
 
「せっかく宇都宮城址公園に来たし、松が峰教会も行きたい。」と母。

テクテク歩く。

 
有名な大イチョウを通り過ぎてから向かうは松が峰教会。

 
きぶながかわいい。

 
何度来ても松が峰教会は美しい。

 
「中に入ってみよう。」と母。
入れるのは知らなかった。いつも外観だけ写真撮影して満足していたよ。

中も素敵。
こんなところで結婚式挙げられたらなぁ。

 
 
「お団子が食べたい。」と、母が帰り道に買って、帰宅後に一緒に食べた。
花見といったらやっぱり団子だよね。おいしかった。

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