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幸せを感じるために

「好きな人に褒められたい。」

「あの人に認められたい。」

おそらくなにかを頑張っている人は多少なりとも、だれかから褒められたり、認められたりすることが頑張るモチベーションになっていたり、喜びになったりする人が多いはずだ。

きっとこの誰かに承認された喜びが、あなたにとっての幸せになっている。

好きな人にすこしでもきれいになった自分を褒められたいと思うし、美味しいご飯を作って上手だと思われたかったりすると思う。

仕事でもよく頑張ったな、さすがだな、頼りになるよと褒めてもらうことが嬉しかったりするだろう。

生きていたら自然とそういった”承認欲求”を満たしたいと思っているはずなんだ。そのとき幸せを感じると思うんだ。

ただ誰かに褒められたい、認められたいという欲求を生きがいとしてしまう人生が、本当に幸せなんだろうか?

果たして自分の人生を生きていると言えるのだろうか?

褒められなくなってしまったら、なにもできなくなってしまうのではないだろうか。認められなくなったら、苦しくなってしまうんじゃないだろうか。

それをいい方向にモチベーションにできるならば、それはそれでいいのかもしれない。

なにくそって。もっとやれるんだ、できるんだって。さらなる努力の方向に力を傾けていけることはポジティブなことだ。

それでも僕は「褒められたい」のために生きてはいけないような気がする。

それはきっと”自由”ではないと思うんだ

他人に認められなければ、褒められなければ、喜びを得られない。それはどこか悲しいことのような気がする。危ういことのような気がする。

他人の目を気にしながら、他の人にいいと思われるような生き方を選び続けなければならなくなる。他人がいなくなってしまったら、1人では立っていられなくなってしまう。また別の褒めてくれる人を探して生きていくことになる。

自分にとって都合のいい人を探して、自分も褒められるために、認められるために都合のいい人になっていってしまう。

そんな人生は、自分を不自由にしてしまう。他人ありきの生き方を選ばざるを得なくなってしまう。

承認されたいという思いは、人間にとって自然な欲求だ。それでもそれは最善ではない。

他者に求めることもなく、自分をコントロールできるようなもっといい方法があると思う。

僕も同じように褒められたら嬉しいし、認められると喜びを感じる。奥さんから「可愛いね」と褒められたことを思い出す。うん、嬉しい。友人から、頑張ってんなあ、すごいねって認められることを想像してみる。やっぱり喜びを感じる。

でも僕はけっしてそのためには生きていない。

「きっとこの文章を読んだだれかが、すこしだけ前を向こうと思えている」「僕と話してくれた人がそんな考え方もあるんだって、心が軽くなっている」

そんな「だれかに貢献できている!」という貢献感を僕は感じられている。だれかに褒められなくても、認められなくても、承認されなくても、主観的な貢献感を持てているから、承認欲求を満たす必要がなくなっている。

僕はただ自分のために書いている。自分が思ったこと、感じたこと、見えるようになった世界を言語化することで、自分自身が満足できているし、読んでくれた誰かにきっとなにかを感じてもらえると思えている。

自分が話を聞いて、話をすることで、心に溜まっていたものを吐き出してくれてすっきりしたと思ってもらえたり、自分ひとりで悩んでいたら出てこなかった考え方を持てるようになったって、きっとその人にすこしだけでも貢献できると思えているから話をしている。

さっきも言ったように、褒められたら嬉しいし、認められると喜ぶ。

それでもけっして他者からの承認を求めているわけではない。それは嬉しいことだが、どこまでいってもあくまで”副産物”なんだ。自分がこの人のために頑張れた!なにかの役に立てた!という主観的な貢献感を得た先にある、たまたまもらえたものでしかない。

だから承認されなくても、気持ちが左右されることはない。多少の揺さぶりがあったとしても、でもまあしょうがないよなって、他人がどう感じるかは僕がどうこうできるものではないからなって思えて、また元の位置に戻ってこれる。自分の心地いい、真ん中に。

だから僕はきっと自由だ。

自由に書けて、話を聞いて、話して、貢献感を感じられる。やった、頑張れたって思える。たしかに幸せを感じている。

その結果、ありがとうと言ってもらえることもある。ありがとうが当たり前じゃなくて、本当に有難いものになる。ものすごく嬉しいものに感じられる。

他人のために生きるなとは思わない。それでも他人からの承認だけを求めて生きてはいけない。

だれもあなたのためだけには生きてはいないから。だれも他人の人生を生きることなんてできないのだから。

あなたはあなたの人生を生きればいい。あなたにできることをして、あなたなりの幸せを感じられたら、それでいい。

あなたはあなたを幸せにできる。そんなあなたなら好きな人をもっと幸せにできる。

他の人に左右されることなく、いつだって自分の心地いい真ん中を目指して、生きてみるんだ。

それが巡り巡って、幸せになるんだから。


褒められたいあなたへ

自分を褒める物書きより

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