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職業訓練日記【番外編】大勢の前で話す

おはようございます。だいごろです。
皆さんは、スピーチやプレゼンは好きですか?
もしくは得意ですか?
この質問にYESと答える人は、生まれつきとても素晴らしい才能を
持っている。もしくは、毎日人前に立って話す機会に
どっぷりと浸かっているかのどちらかでしょう。
ほとんどの人が、スピーチやプレゼンの度に
緊張や不安に悩まされているのではないでしょうか。

かくいう僕もその一人です。
しかし、大学時代には塾講師で10数人のクラスを任された時や、
会社員時代に、会社説明やエキスポに連れて行かれ、
プレゼンさせられた時は特に悩みました。

しかし、これらの経験を通し、
なんとかこの悩みを解消できないかとずっと模索をしていました。

長年の試行錯誤の結果、ついに僕は、
自分の緊張や不安をコントロールする術を身につけることができました。

もちろん100%ではないですが、
劇的に改善することができたので、
ぜひ僕と同じ苦悩を抱えているひとは、
一つの考え方として、参考にしてみてください。

3つのステップを踏む

1.理想を描く
2.観察する

3.ルールを決める

結論から言うと、
この3つのステップを実践するだけで、
緊張や不安をコントロールすることができます。

それでは、噛み砕いて説明していきます。

1.理想を描く

 まず最初に、目を閉じて
 「自信満々に人前で話している自分」
 をイメージしてみてください。

 

 イメージできましたか?
 それでは、僕たちは観客席に座って
 自信満々な"あなた"を観察していきましょう。
 彼(もしく彼女)の特徴を、
 3つ、「具体的」に挙げてみてください。


 できましたか?
 できたら次のステップに進みます。
 (ちなみに、僕のイメージした彼の場合は、
 ゆっくりと低い声で話し、
 表情は豊かで、
 背筋はピンとしているが、肩はリラックス
 
していました。)

2.観察する

 次は、「プレゼンやスピーチの最中に
 緊張している自分」を観察していきます。
 先程は理想の自分を観察しましたが、
 このステップで観察する対象は「生身の自分」です。

 これは少し難しいかもしれません。
 なぜなら、観察できるタイミングは
 ”プレゼンやスピーチの最中、もしくは直後だけ” だからです。

 観察ができたら最後の仕上げにとりかかります。
 今観察できない人も、とりあえず次のステップも見てみましょう。

 
ちなみに僕の観察結果は、
 緊張すると
 早口になり、
 体が左右に揺れ、
 おもむろに歩きはじめる。
 という特徴を見つけました。(本当はもう少しありますが、、、)

3.ルールを決める

 最後のステップ、ステップ3です。ここが一番重要です。
 
このステップでは、
 緊張状態の自分を消し去り、
 強引に理想の自分に近づけるルールを決定します。
 
 
ルールは、以下の点に気をつけて決定します。
 1.曖昧さを残さず、具体的に。
 2.緊張状態の自分を観測したら、強制的に実行。

 例えば僕の場合だと、
 早口になったと感じたら
  → 次の発言前に一呼吸置く+半分の速度で話し始める
 体が左右に揺れたら
  → 背骨と腰に力を入れて、3秒間体を止めてみる
 おもむろに歩き始めたら
  → かかとに体重をかけ、つま先を1mm上げ、
   歩けないようにする
 といったルールを決めました。

 こうして、具体的なルールをあらかじめ決めておくことで
 緊張状態の自分を見つける→即修正を徹底できます。
 慣れていくと、理想の自分が観客の前に立つ時間が
 どんどん伸びていきます。

さいごに

 システムエンジニアという、人前で話す機会が少なそうな職業でも
 プレゼンの機会は多くあります。(むしろ普通より多い可能性も)
 不意にプレゼンをしなければいけない状況ほど、
 慌ててしまいがちです。
 そんな状況を改善するために、少しでもこの記事が助けになれば
 幸いです。

 以上、だいごろでした。



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