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きゃんつー集い2019 輩の旅装その2

きゃんつー集い2019 輩の旅装 その1|daigomantour #note

上記記事の続きになります。

:それあれ氏の場合:

自転車:surly crosscheck
ホイール:700c
積載スタイル:バイクパッキング+ザック
汎用性の高そうなcrosscheckのフレームに細いスリックタイヤ、攻め攻めの積載が魅力的でした。
フォーク横のダイナミックなドライバッグ積載、とにかくダイナミック。キャリアを使わずに積むだけ積むという攻撃性と、それに乗る人の穏やかさが良いコントラストでした。
個人的にはスラムのコンポーネントとオールドスクールな5アームクランクの同居がとてもツボです。

天幕:montbell タープ+montbell ULドームシェルター
ULシェルターに居住性の良いタープ。写真の真ん中ですね。ULドームシェルターは単体だと結露しやすいと聞きますから、効果的な運用に思いました。攻めの積載の中身は稜線のオアシスか。タープの下は広く、快適でした。
さらにヘリノックスのチェアも持ってこられてたかと記憶してます。たぶん、幕営時の快適性はナンバーワンだったのではないでしょうか。

:も氏の場合:

自転車:specialized 高いロードレーサー
ホイール:700c
積載スタイル:ザック+フレームバッグ+フロントバッグ
もるも氏はロードレーサーにて参戦。
20Lのザックとフロントバッグには肉と酒が詰まっていました。ロードレーサーには疎いのですが、とても良いレーサーだというのはわかりました。
それあれ氏もそうですが、オフロード系が多いなか、オンロード系の自転車があるのはとてもいいなーと思いますね。ちゃんぽん、ごった煮、有象無象、百鬼夜行、魑魅魍魎、それがきゃんつー集いです。
それぞれがそれぞれに好きな自転車でルートを描ける場所設定をしていきたいですね。

天幕:ヘリテイジ クロスオーバードーム
写真の一番手前、私と同じクロスオーバードームですが、もるも氏はサイズの小さいものを使用していました。さらに軽量化のためか、シュラフの類いは無し。マットはすかすか。攻める姿勢が多量の食材積載と、コンパクトな積載を可能にしているみたいです。

:柳サイクル氏の場合:

自転車:yanagi quiet
ホイール:700c
積載スタイル:フロントパニア+フレームバッグ
ジャンドのパニアとフレームバッグに荷物を納めきって参戦された柳サイクル氏。いつもお世話になってるフレームビルダーさんです。
長身故に、700cが小径に見えてしまいます。
ハンドルとサドルうしろのくくりつけ積載が素敵です。パニアとはいえ、かなり絞られた装備で100km近く自走して駆け付けてくださいました。
やはりゴタゴタしていない積載はカッコいいですね。

天幕:タープ
画像左側のタープの下にフォームマットを敷き、シュラフにくるまる気合いの入った野宿スタイルでした。たぶん、今回の集いで最もミニマルだったように思います。
結構このタープで何泊もされてるようで、朝露のなか起き出す姿は自然体。かっこいいなあ。

:たけひー氏の場合:

自転車:パナソニック MTB
ホイール:26he
積載スタイル:フロント積載+ビンドルラック+ザック
NITTOのランドナー用キャリアとビンドルラックを装備したフルリジッドMTBで参戦。
フロントキャリアは本来かっちりしたランドナー用の旅行バッグがつくはずが、野蛮なドカ積み積載。しかし、妙なバランスがあります。
ザックは5L程度のトレラン用で完結させ、ほとんどは車体に預けており、身軽。荷物の固定もしっかりしているので、ガレぎみの林道走行の難なくこなしていました。

天幕:montbell ステラリッジテント2
山岳テントを使用。思えば今回はツーリング向けのテントを使用してる人はいなかったですね。みんなシェルターかタープ、そして山岳テント。やっぱり続けていくと結局な軽い道具になるんでしょうか。
そうそう、最近フライシートの色が選べるようになったようで、鮮やかなブルーのフライをザックから出しているのを見たときは、つい「クロノスかな?」とか思ってしまいました。
積載の野蛮さに比べて、まともな寝床ですよね。

:T氏の場合

自転車:yanagi quiet
ホイール:700c
積載スタイル:フロントパニア+サドルバッグ
ツーリング向けにチューンしたマシンに乗るランドヌールの方です。
tubusのキャリアにオルトリーブのパニアが光ります。(反射材入り生地でホントによく光る)
ゴテゴテせず、必要なものがしっかりとバッグに収まっているさまは、まさに紳士の積載。地図はデジタルではなく、ツーリングマップるというのもいぶし銀。
今時珍しい!とおもったら「実は俺も」とどこからともなく二冊目のツーリングマップるが飛び出すあたり、安心感を覚えました。
これが初のキャンプツーリングらしいのですが、東京から150kmほど自走しての参戦、すごいです。

天幕:montbell ステラリッジテント
今回がはじめての幕営らしいのですが、それもさらりとこなされてました。
自称幕営に慣れてるものが多く、横やりが入るなかの作業は大変だったと思います。
寝袋、テントをそろえての初使用のわくわくは、羨ましい限り。今は焚き火台なども物色されているそうです。

:MIYATA氏の場合

自転車:クロモリフルリジッドMTB
ホイール:26he
積載スタイル:バイクパッキング?
フレームを埋め尽くすフレームバッグ、そして目を引くのはフロントキャリアにドカ積みされたザック。
このバイクで、関東最長クラスの林道と山岳ルートの峠を越えてやってこられました。
自転車を担ぐ場面では、ザックをキャリアから下ろし、背負う方式にしたそうです。
個人的にはフレーム部を埋めてしまっているフレームバッグがかなり担ぎを制約しているようでもったいなく感じますが、実際やりきれたんだから文句は言えません。
積載をアクティブに動かす発想は、担ぎだけじゃなく、輪行や自転車アプローチの登山などにも応用出来ると思います。

天幕:モノポールシェルター(フロアレス)
写真が無いのが残念です!
モノポールシェルターで広い居住空間を確保されてました。フロアレスですが、ちょうどネイティブアメリカンのテントのような具合で幕営するので、プライベートスペースの確保も出来るタイプでした。
ちょっと本人に確認してみます。(写真もらぇました。)

さてさて、年の瀬になってやっと振り返り切れました。
今年もバリエーション豊かな人が集まり楽しかったですね。
また来年、来る人が頭を悩ませ、ルートを引き、ギアとにらめっこして、そして結局酒と肉をしこたま買ってひーこらやってくるようなそんな場所の設定をしたいですね。

それではお粗末様でした。

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